まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

high on hope

2019-05-18 01:20:55 | その他

先日懐かしの海洋堂モノシャフトドライブシリーズのテムジンを某所にて発見しました。

新品未開封品がほぼ定価売りだったので思わず買ってしまいました。開封済みでも定価の倍の値段になっていることが珍しくないバーチャロンシリーズだけに、非常に運が良かったです。

今回入手したのはウィンターホワイトバージョンです。

DC版のオラタン、いわゆるドキャタンのDLコンテンツとして配信された、カトキハジメ氏によるオリジナルカラーの機体です。落ち着いた暖色系のカラーに専用エンブレムが付いた707テムジンですね。

モノシャフトドライブのバーチャロンシリーズについては以前のサイファーの記事にもありますが、可動箇所が一軸の回転のみで構成されており、左右非対称の独特なアレンジが加わった造形によって、表情豊かなポージングを可能にしたシリーズです。

非常に壊れやすいと評判のシリーズ(実際サイファーで壊しました)ですが、このテムジンではどうやら軸が太くなり、DNA版やRNA版に比べると大幅に強度が上がっているとか。

確かに手首の軸はサイファーに比べると明らかに太いと分かります。ただはめ込みがキツかったので、一応軸側を削って調整しておきました。

今回も少々加工を施しました。

首関節はサイファー同様ボールジョイント化しました。これによってポージングの幅が広がります。

サイドアーマーは足を動かした際にどうも干渉し易い(特に左側)ようなので、ここもボールジョイントの接続に変更してみました。

元は金属シャフト(後ろに転がってるやつ)接続になってました。

本当はモモの接続もボールジョイント化したいですし、塗りが荒い箇所をリペイントしたいのですが、取り敢えずこんな所で終了です。

それでは、高汎用性標準機体出撃です!

出撃シーンのイメージ。

このシリーズ特有の、腰の踏ん張りが効いた(?)立ちポーズが非常にカッコイイです。

プレイヤーとしてはやはりこのアングルの方がお馴染みでしょうか。

マインドブースターは展開可能。Vコンバーターにはディスクも。

付属のスタンドを使用すればダッシュ中のポーズもこんな感じに。サイファーのものよりも軸がしっかりしていて安心感あります。

スライプナーは先端を差し替えてソード状態に出来ます。

おまけで付属する頭部は非常に塗りが荒いです・・・。これよりもRNA版にあったザッパーを付属させて欲しかったですね。

PERFECT

サイファーと。久しぶりに引っ張り出したら足首が折れました(笑)

どちらもカッコイイですね!

足首など独特で素直に動かせない箇所があるので、ボークスのキットに及ばない部分もあるかもしれませんが、シンプルな関節構造でここまで生き生きとした躍動感ある動きを表現できるのは、やはりこのシリーズならでは。

これはアファームドも欲しくなりますね。ハセガワTBと一緒に並べてみたいというのもありますし。

とある魔術の禁書目録とのコラボがあったので、ハセガワや海洋堂にはバーチャロンアイテムの新作を密かに期待していたのですが、結局全く出ませんね(泣き)

個人的には、バーチャロイドの立体化はプラモよりも完成品の方が向いているように感じています。それこそ超合金のような。

令和こそはバーチャロン単独での完全新作や、さらなる立体化への展開に期待したいものです。


高機動型可変機体

2017-01-29 16:41:09 | その他


飛翔する殺意


先日、ボークス707テムジンを撮影し直しましたが、それから割とすぐに、懐かしの海洋堂モノシャフトドライブシリーズのサイファーを発見。中古で開封済みではありましたが、破損欠品なしというまぁまぁ良い個体でした。


とっくの昔に絶版になっており、しかも今から15年以上も前に発売されたアクションフィギュアですが、今やすっかりプレミアが付いており、破損品でもモノによっては諭吉さん1枚以上の値段が付くほど。


しかし、かつての愛機で思い入れが非常にあり、なおかつキット化の可能性が低い(ボークスさん・・・)サイファーだけに、思い切って買ってしまいました。諭吉さんよ、さらば。


左右非対称で、全て1軸可動の独特の関節配置とクセのある造形。そして非常に壊れやすいことで有名なシリーズ(特に初期)ですが、オラタン機体が結構リリースされていましたね。


今回私が入手した個体も、例に漏れず開封後ちょこちょこ破損。こんなところまでゲーム中の紙飛行機っぷりを再現しなくても・・・。


そのため突貫作業で各部の補修と加工を加え、何とか戦線復帰です!





塗りや造形は甘い部分が目立ちますが、非常にカッコイイ。可動範囲も今の目で見ると決して広い訳でなないのですが、独特の関節配置とアレンジの効いた造形のおかげで派手なアクションをしているように見えるのがポイント。








さすがにかなり古いためか、パール塗装っぽい部分が剥がれてきている箇所が目立ちます。もしもう1つ格安で手に入ればRNA使用にリペイントしたいですね。





地味に内部のディスクも再現してます。


付属品は豊富。











各種手首に近接時のソード。








ダガー3本。マイザーにも使えそうですね。





ここまで来たら、CW用エフェクトパーツが欲しくなります。


あと、空中でのポージングに対応したスタンドが一応付属するのですが、接続軸が非常に細く、保持力もあまりないため使用していません。








変形機構はさすがにありません。このあたりの再現はプラモに期待したいところですが、うーん。


加工部分はこんな感じ。基本的にピンバイスと瞬着でできるお手軽なものですが。











首、腰、股関節に関節技を埋め込みました。特に、首はデフォルトでは上か下しか向けない(2か所ある穴に差し替える方式)のですが、この加工によって正面向けるようになりました。


腰の接続は細い軸1本で、当初は真鍮線で補修しようとしたのですが、強度が足りず断念。周辺を少し加工してBJ化しました。





ウイングの右側は根元からポッキリ折れてしまったので、真鍮線にて接続・補強。あと手首の軸も少し削り渋さを調整しました。





ボークステムと並べてみました。サイファーの方が少し小さいです。





今回は珍しく、非プラモ品の紹介でした。


バーチャロンの立体物は、今やハセガワからプラモが細々と展開しているだけです。またこういうシリーズが出てきて欲しいものですね。