まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

アオシマ MC18 NSR250R '89 完

2020-09-07 22:07:48 | アオシマ NSR250R’89(MC18)

 

 

決して地味とは言わせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タミヤからリリースされた新作キットのCBR1000RR-Rが非常にかっこよく、私自身最近バイクに興味を持ち始めていることもあり、初めてバイクプラモを製作してみました。

 

 

ホンダは元々2輪メーカーですし、現在ホンダ車オーナーでかつホンダ党を自負する身としては、クルマもバイクもやはりホンダにこだわりたいところ。

 

 

ということで今回選んだキットは、アオシマから発売されたMC18型NSR250Rの89年モデルです。たまたま中古屋で見かけて購入しました。

 

 

レーサーレプリカの伝説的存在とも言える前型”ハチハチ”に比べるとやや影に隠れてしまいがちなこの”ハチキュー”。

 

 

最高出力45馬力(建前上)を発揮する水冷2ストV型2気筒250ccエンジンを搭載し、リッターバイクをも脅かす驚異の加速力で当時最強最速の呼び声高かった88年モデルからわずか1年で大幅に改良が施され、速さと扱いやすさを追求したモデルとなりました。

 

 

また89年モデルではスラントノーズを採用。空力面に配慮しつつよりカッコよくなりました。

 

 

カラーリングは、当時あまり人気がなかったというブラック×シードシルバーメタリックの、いわゆるシードカラー。

 

 

青テラや銀テラと比べると派手さはあまりないかもしれませんが、落ち着いたカッコよさがあって私はこちらの方が好みです。

 

 

キット製作は悪戦苦闘の連続でした。

 

 

まずパーツが非常に細かい!

 

 

普段製作するカーモデルの2倍の1/12スケールのため、かなり細かい部分までリアルに再現されています。エンジン周りの精密感には並々ならぬこだわりを感じました。

 

 

細かい分組みにくい箇所も散見されます。

 

 

あちこち繊細な構造で、エンジンをフレームで挟み込むところやアッパーカウルの取り付けには難儀しました。

 

 

また、特徴的なシルバーとレッドのパターンはデカールでの再現となりますが、これが曲者で、デカール軟化剤でもうまく馴染んでくれず大変でした。失敗して部品請求もしました。

 

 

タンクなど一部パターンはどう足掻いてもデカールオンリーで綺麗に仕上げるのは難しく、諦めてマスキングして塗り分けました。

 

 

12月に88と共にめでたく再販されるらしいこのキット。正直バイクプラモ全くの初心者である私が手を出すには少しばかり難易度が高かったかもしれません。ですが色々勉強になりました。

 

 

途中で詰み(積み)かけつつも、何とか完成まで辿り着くことが出来て、達成感でいっぱいです。

 

 

それと同時にバイクプラモの楽しさに目覚めてしまいそうです。詰み(積み)かけたFN2から目を反らしつつ。

 

 

次はもう少し作りやすそうなタミヤのキットに挑戦してみたいものです。

 

 

後半はおまけでスケールが同じ(?)と言われるFAGを並べてみました。以前製作した轟雷スティレットです。

 

 

ついでに積みプラ消化で今年のGWに仮組みだけして放置していた白アキ子さんも乗せてみました。

 

 

白アキ子をライダー風に改造して乗せる…アリだと思います。

 

 

 


アオシマ MC18 NSR250R'89  その4

2020-09-06 21:07:21 | アオシマ NSR250R’89(MC18)

アオシマNSR250Rの89、いよいよ終盤です。

 

 

前回クリアコートまで完了していたカウルを研ぎ出しして鏡面にしました。

 

 

 

 

普段製作するカーモデル同様、研ぎ出し後はタミヤコンパウンド3種とハセガワのセラミックコンパウンドで磨いていきました。

 

 

カーモデルと違ってこの後マスキングして窓枠を塗り分けるような心臓に悪い作業は無いので、精神的に楽でした(笑)

 

 

アッパーカウルにライトやミラー、ウインカーを取り付けました。

 

 

 

 

かっこいいですね。

 

 

研ぎ出しでデカールの皺が多少目立ちにくくなったでしょうか?ミラーは両面テープで固定しましたよ。

 

 

あとは細かいボルト等を塗り分けていきました。

 

 

タンク。

 

 

 

 

アンダーカウル。

 

 

 

 

シートカウル。

 

 

 

 

シート部分はニュートラルグレーVとフラットクリアーを混ぜたものを吹きました。

 

 

 

 

 

いよいよカウルを取り付けていきます。が、これが中々難しい・・・。

 

 

 

特にアッパーカウルは繊細で位置決めが難しく、かなり苦戦しました。

 

 

ここはもしかしたら先にアンダーカウルを取り付けてからアッパーカウルを取り付け方がやりやすかった・・・?

 

 

 

 

タンクのエア抜きチューブはインストでタンク前のフレームに瞬着で取り付けるよう指示があるので、実車画像を参考に取り付けました。

 

 

 

 

テールランプやリアのウインカーも忘れずに。

 

 

 

 

アンダーカウル装着。ラインがピシッと揃うと気持ちいいですね。

 

 

 

 

 

初のバイクプラモ製作。ここまで失敗は多かったですが、次回遂に完成です。


アオシマ MC18 NSR250R'89 その3

2020-09-02 00:52:06 | アオシマ NSR250R’89(MC18)

久しぶりのアオシマハチキューです。

 

 

まずパイピングから。インストを見ながら取り付けていきました。

 

 

 

 

一部どこに通すのかよくわからない箇所がありましたが、おそらくカウルを取り付けてしまえば見えなくなってしまう・・・はず。

 

 

 

 

それにしてもパイピングするとより実車っぽい雰囲気が出ますね!メカメカしくて素敵です。

 

 

ついでに貼り忘れていたデカールも貼っておきました。

 

 

 

 

 

 

 

さて問題のカウルです。

 

 

 

 

デカール貼りに一度失敗して部品注文しました。

 

 

このキットのデカールはシルクスクリーン印刷なのですが、硬くて曲面に馴染みにくく、貼りにくいことこの上無かったです。まさかデカール軟化剤でもびくともしないとは。

 

 

その分透けが少なく、破れにくい(と言ってもあまり調子に乗っていると破れます・・・)です。

 

 

デカール軟化剤が効かないため、ネットで見かけた方法を参考にホットタオルならぬ「ホット綿棒」で慎重に馴染ませていきました。まさかヘアアイロンにこんな使い方があったとは。考えた奴天才かよ。火傷には気を付けましょう。

 

 

 

 

ただアッパーカウルは若干皺が付いてしまいました・・・。うーむ。

 

 

あとタンクやアンダーカウルのシルバーのパターンの一部はうまくデカールが貼れなかったため、諦めて塗装に変更しました。

 

 

 

 

バイクプラモではデカールを貼る箇所・マスキングして塗装する箇所を見極め、うまく使い分けることが大事なのだと学びました。全てのデカールを綺麗に貼るのは非常に難しいです。

 

 

 

 

デカール貼りの後は、カーモデルのボディー同様EXクリアーを吹き重ねました。

 

 

しっかり乾燥させてから研ぎ出ししていきます。

 

 

 

 

山場は越えましたね。完成まであともう少しです。


アオシマ MC18 NSR250R '89 その2

2020-08-08 19:51:04 | アオシマ NSR250R’89(MC18)

今日から9連休となりますが、私は今年はコロナの関係もあって実家へは帰省せず、巣籠りの予定です。

 

 

まぁこういったご時勢ですので、自宅でのんびり模型製作というのも悪くはないかなと思います。酒を飲みながら「大人の夏休みの工作」を楽しむことにします。

 

 

 

 

 

さてアオシマのNSR250Rの89ですが、前回仮組みして全体の雰囲気の確認までしました。

 

 

まず各部ばらしていき、マフラーやタンクの合わせ目消しとカウルの表面処理などを行いました。マフラーはメッキパーツのパーティングラインが目立つので、メッキを剥がしてから一緒に処理。

 

 

 

 

カウルに関してはカーモデルのボディー製作とほぼ変わらない感じですね。

 

 

 

 

 

では塗装に移ります。

 

 

まずガイアのサフEVOを吹きました。ホイールやリザーバータンクは白サフで、それ以外は全て黒サフです。

 

 

 

 

黒サフはフラットブラック代わりにもなって非常に便利です。この後シルバー系を吹いていくことになるので、発色の関係上黒の方が都合が良いというのもあります。

 

 

スクリーンは付属のマスキングシールを駆使して塗り分けます。

 

 

 

 

 

 

何とか綺麗に塗り分けられました。

 

 

 

 

カウルとタンクはEXクリアーを少量混ぜたEXブラックを吹き、乾燥後EXクリアーで軽くコートしておきました。この後デカールを貼る作業が待っています。

 

 

 

 

 

車体を先に製作します。

 

 

エンジンから。

 

 

 

 

ブライトシルバーを吹いてからEXクリアーでコートし、エナメルフラットブラックで軽くウォッシングしました。細かい部分やホース類は筆塗りで仕上げました。

 

 

前後ホイールとスイングアーム周り。

 

 

 

 

ホイールはグランプリホワイトで塗装。ブレーキはブライトシルバーを塗装後、エナメルフラットブラックやクロームシルバーでちまちま塗り分けました。

 

 

地味に面倒だったのがチェーン。実車画像を見ながらそれっぽく仕上げました。

 

 

あと分かりにくいですが、リヤサスにはミラーフィニッシュを貼りました。

 

 

 

 

エンジンとスイングアームをフレームで挟みこみますが、これが中々難しい・・・。一部ピンを折ってしまい、半ば強引に接着しました。

 

 

マフラー。

 

 

 

 

 

 

スターブライトジュラルミン塗装後に、クリアーオレンジとクリアーブルーで軽く焼きを入れました。

 

 

 

 

フロントフォークはブライトシルバー塗装後、リヤサス同様ミラーフィニッシュを貼りました。キャリパーはGXメタルブラックです。

 

 

 

 

グリップやレバーはエナメル筆塗りで塗り分けました。

 

 

 

その他ラジエーターやサイドスタンド、メーター等取り付けていき、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなりバイクらしくなりました。非常にリアルですね。

 

 

パーツ取り付けに苦戦した分、ここまででも大きな達成感があります。もうクリアーのカウルを取り付けて完成にしてしまおうかと思うほどです(笑)

 

 

 

 

 

細かいデカール貼りやパイピング作業をしつつ、このバイクの肝となるカウル製作にいよいよ取り掛かります。


アオシマ MC18 NSR250R '89 その1 

2020-08-01 02:08:46 | アオシマ NSR250R’89(MC18)

6月に注文したFN2のレジンキットが中々届かないので別なキットに着手します。

 

 

今回は初めてバイクプラモを製作していきます。

 

 

タミヤの新作CBR1000RR-Rのキットが非常に気になっており(カッコイイですよね・・・)、その前にバイクプラモは一体どんな感じなのかを知りたくて買ってみました。

 

 

これまでホンダのクルマを中心に色々製作してきましたが、ホンダは元々2輪から始まったメーカーですからバイクの存在は外せません。

 

 

バイクに関しては専門外でしたがホンダ公式のバイク動画を見てから興味が湧き、最近は普通二輪免許を取得したいなぁとうっすら思っています。

 

 

今バイクが来てます。個人的に!

 

 

 

 

さて、今回選んだキットはこちら。

 

 

 

 

アオシマから発売されたMC18型NSR250Rの89年モデルです。

 

 

箱を開けると、1/12スケールだけあって全体的に細かいパーツが多めです。

 

 

 

 

ブレーキの穴は初めから抜けていました。

 

 

 

 

 

 

何故か紙ヤスリまで付属してました。

 

 

 

 

スクリーンはフロントカウルと一体成型。ちゃんとマスキング用シールも付属します。

 

 

 

 

 

完成後のイメージがイマイチ掴めないため、まずはざっと仮組みしていきました。併せて塗装の段取りも考えます。

 

 

接着剤を点付けしたりマスキングテープで仮止めします。

 

 

エンジン。

 

 

 

 

水冷2ストの90度V型2気筒エンジンですね。かなりリアルです。

 

 

スイングアームとリアホイール。

 

 

 

 

タイヤは取り付けていません。

 

 

チェーン部分も一体ながら結構細かいです。

 

 

 

 

 

ポロポロ取れてくるパーツに悪戦苦闘しつつも段々それっぽい形になっていくと、自ずとテンションが上がります。

 

 

 

 

 

 

カウルが付くと見えなくなってしまう部分まで忠実に再現されていて驚きます。

 

 

マフラーは合わせ目を消すためにメッキを剥がしました。

 

 

フロントフォークやカウル、タンク等取り付けて、

 

 

 

 

ふぅ、仮組みだけでも結構体力を消耗しました。スナップフィットではないので中々大変です。

 

 

なるほど、こんな感じになるんですねぇ。各パーツの位置関係や全体の雰囲気が掴めました。合わせ目が出る箇所も分かりました。

 

 

 

 

 

この後ばらして、合わせ目部分の整形や表面処理作業に入ります。