まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

モデラーズ JW5 S660 完

2018-01-29 22:45:31 | モデラーズレジンキット S660(JW5)  




ミッドシップ軽オープンスポーツの復活。

































































2018年最初に完成したのは、昨年末インターアライドより発売されたモデラーズレジンキットのS660です。


内装に少し自作パーツを追加した以外は基本ストレートに製作しました。


どのメーカーも中々キット化してくれない中、レジンキットながらこうして1/24スケールでS660を出してくれたことにまずは感謝です。


ボディーカラーは、個人的に気に入っているプレミアムビーチブルー・パールをイメージしたもの。定番の赤、白、黄は他の方に任せます。


最後の方は以前製作したアオシマビートと並べてみました。


ビートは今から20年以上も前に販売が終了していますが、昨年純正部品が一部再生産されるほど未だに多くのファンに愛されているホンダ車の一つ。


CR-X、プレリュード、インテグラ、S2000、そしてCR-Zと生産終了してしまい、タイプRやNSXが海外製となってしまった今、貴重な「メイド・イン・ジャパン」のホンダスポーツとして、S660にはビートのように時代を超えて愛される名車になって行って欲しいものですね。





さて今回初めてのレジンキット製作でしたが、最後まで無事完成させる目標はなんとか達成できました。


レジンキットと言うと、上級者向けで敷居の高いイメージがこれまではありましたが、こうして実際に組んでみると、パーツ精度は高いですし、歪みや気泡もほとんど見られず、全体的にカッチリとした非常に良くできたキットでした。フ〇ミの古いキットより組みやすいのではないでしょうか。


外側から嵌めこむウインドウや、ドア内貼りやダッシュボードをボディー側に取り付ける構造など、普段のカーモデルキットとは異なる部分が驚きでした。


またモールドが細かいダクトなどはエッチングパーツで別に用意されており、フロントガラスなどは最初から塗装済み。タイヤは黒で成型されており、デカール類も豊富と、配慮が行き届いているのもありがたかったです。


塗装前の離型剤落としや、プライマー入りのサフなどで下地処理しなければ塗装できない点、接着に普通のプラ用接着剤が使えない点など、レジンキットならではの難しさはありました。


ですがこうして完成させることが出来たので、何か今後に活かせるかと思います。


プラモに比べ高額なキットで、かつ部品請求ができないため、失敗できない緊張感がありましたが(と言いつつ結構失敗している・・・)、機会があればもう1台製作したいですね。


モデューロや無限エアロ、無限RAなどのバリエーション展開に是非期待したい所です。

 

 


※2019/8/17追記

 

無限S660、製作開始です!


モデラーズ JW5 S660 その6

2018-01-28 21:04:13 | モデラーズレジンキット S660(JW5)  
モデラーズS660もいよいよ終盤です。





まず先に、サイドのインテークをエナメルフラットブラックで筆塗り。それからミディアムブルーで全体にスミイレしておきました。





エッチングパーツにも塗装します。





一部色付きのものもありますが、ガイアのマルチプライマーを吹いてからフラットブラックを塗装しました。





さてヘッドライトの塗り分けです。


先にEXクリアーでコートしてから基本的にはエナメルの筆塗りで対応しました。





実車画像を参考に、LEDヘッドライトのプロジェクターにクリアーブルー、ウインカーバルブにクリアーオレンジを塗装。


それから淵を黒く塗ったクリア成型のレジンパーツを接着しました。





フロントのダクト(実車だとダミーですけど)とナンバーも取り付けました。


クリアパーツはあまり透明度が高くないのがやや残念。一応セラミックコンパウンドで磨きました。


こうして見るとZE2インサイトに近い雰囲気の顔ですね。





続いてテールランプ。





特徴的な赤いコの字型(Cの字?)ポジションランプはエナメルクリアーレッドの筆塗りです。


ヘッドライトと違って塗装箇所が奥まっているので、LEDバルブとウインカーは塗りにくかったです。


細々としたエッチングパーツを取り付けてからカバーを被せます。





この後クリアパーツの真ん中にエンブレムデカールを貼りました。





その他。


フロントフェンダーにあるダクトとウインカーはエッチングパーツです。





ウインカーは塗装済みでした。クリアーレジンでコートされている感じ?








ドアミラーの黒いステーはエナメルのフラットブラックで塗り分けました。


ミラー部分にはメッキシールが用意されています。





後方のウインドウガラスはクリアー成型のプラ板っぽいもの(ミラーフィニッシュなどの箱みたいな感じ)を外側から貼り付けるようになっています。





断面を黒く塗ってから接着しましたが、接着面が奥まっていてやりにくい上、接着剤(Gクリアー)がはみ出すと意外と目立つため、綺麗に仕上がるまで何回かやり直してます。


ドアガラスも同様に外側から接着するタイプ。





ここは難所だと思います。内側から接着するタイプの方が良かったというのが正直な感想。


接着面の強度が出にくく、外側から取り付ける関係で接着面がどうしても見えて汚く仕上がるので、何度かトライしたのですが、最終的にドアガラスは付けないことにしました。私もまだまだですね。


キットの完成見本でも付いてないようですし、オープンカーなので窓全開ということにすればあまり気にならないのが救いでした。


フロントは有り難いことに最初から黒セラ塗装がされています。





ここは両面テープでしっかり固定しました。





内装パーツを取り付けてみた所。





後はボディーとシャーシをねじ止めしてブレーキとタイヤ、ワイパーなど細々したパーツを取り付けていよいよ完成です。









モデラーズ JW5 S660 その5

2018-01-27 00:31:33 | モデラーズレジンキット S660(JW5)  
いよいよボディーの仕上げに移って行きます。





クリアーはしっかり乾いているようでしたので、角を出さないよう慎重に研ぎ出しします。





エンジンフードとロールバーの辺りは若干やりにくいです。





ここからいつも通りコンパウンドで磨いて鏡面にしていくのですが、





あー、やってもうた。結構ガッツリ下地を出してしましました・・・。


取り敢えずフォーチュンスカイブルーを細吹きしてから周辺にEXクリアーを重ね、もう1度コンパウンドで磨き直して誤魔化しました。


なんだか鈑金屋になった気分です。





ひとまずここまで磨き終えました。








粗目→細め→粗目→細め→仕上げ目→細め→仕上げ目→セラミックコンパウンド→仕上げ目→セラミックコンパウンドの順。手が・・・指が・・・し、死ぬぅ。


角を出した所もこの通り。





何とか綺麗に仕上がりました。





続いてAピラーやロールバーなどを塗装します。


今回タミヤから出たラッカー塗料のフラットブラックを試してみます。





瓶を開けてみると、水っぽい感じ。クレオスやガイアに比べてあまりドロッとしてないような印象。


匂いはニスっぽい少し甘い感じでしょうか。


これをガイアのメタリックマスターで濃い目に希釈し塗装しました。





一体になっている部分が多いので、ボディーのマスキングは面倒です。かなり時間掛かりました。





画像からうまく伝わるかわかりませんが、きめ細やかでかなり綺麗な仕上がり。ガイヤやクレオスよりマットです。


黒なので隠蔽力は高いですし、これはいい塗料ですね。今後も採用決定。





それからヘッドライトとテールランプにシルバーを塗装しました。








マスキングを剥がして、





段々それっぽくなってきました。




今回はここまで。


次はヘッドライトとテールランプ塗り分けからの予定です。


モデラーズ JW5 S660 その4

2018-01-22 22:22:59 | モデラーズレジンキット S660(JW5)  
モデラーズのS660、今回は足周りなどを中心に進めました。





まずはブレーキ。


ガイアブライトシルバーを塗装。ローターはエッチングパーツで別に用意されていますので、それを使用しました。





全部同じような形をしていて一見紛らわしいのですが、それぞれに印が彫ってあり、一応組み間違いにくいよう配慮はされています。


組み間違えてもキャリパーの位置さえ合っていればそこまで問題ないような気がしますけどね。





そしてホイール。


黒で塗装後に、





このデカールを貼ることで、実車のような黒とシルバーのツートンカラーを再現するようになっています。


なので、初めに黒サフで下地を作りEXブラックを塗装。それからデカールを貼っていったのですが、




見事に失敗しました・・・。デ、デスヨネー





まぁシルバー一色に塗装して「ホイールだけβ仕様です!」と言い張ってもいいのですが、ここは頑張って自力で塗り分けてみました。


シンナー風呂後、気を取り直して黒サフ→EXシルバー→EXクリアーの順で塗装。


それからガイアエナメルのブラックをエアブラシで塗装し、エナメル溶剤を付けた綿棒で塗装を剥がすことで塗り分けました。





ガイアのエナメル塗料はタミヤのものと比べ乾燥が早く、塗膜も強い(ような気がする)ので、今回のような塗り分けには向いているように感じました。この方法ですと失敗してもささっとやり直しも効きますしね。


最後にEXクリアーを塗装して表面を保護してからNC1付属のインレットを貼り、ナットをシルバーで筆塗り。


時間は掛かりましたが、何とかなりました。





ブレーキとホイールは、ボディーとシャーシをねじ止めで固定してから取り付けていくようなので、先に他の作業を進めます。






マフラーはテール部分だけの再現です。


いつものスターブライトジュラルミンを塗装し・・・あれ?どうもいつもと色味が違うような。


よく見たらスターブライトシルバーを塗装していました。





今更塗り替えるのもアレなので、今回はこのままです。





ロールトップは黒とグレーの塗料を混ぜて、黒っぽいグレー(グレーっぽい黒?)で塗装してみました。


最後にフラットクリアーでややザラっとした布っぽい感じを出しました。





ビートのソフトトップとの比較。フラットブラック一色よりは雰囲気ある・・・でしょうか?


グラデーションも入れたのですが、画像で見る限り(肉眼で見ても)あまり分からないですね。まぁ自己満足です。





相変わらず手が遅いです。


そろそろボディーの研ぎ出しに取り掛かり、残りの方を仕上げて行きます。







モデラーズ JW5 S660 その3

2018-01-18 01:45:29 | モデラーズレジンキット S660(JW5)  
サフ塗装まで済んでいるので、ちゃちゃっと内装を片付けてしまいます。








内装は基本ツヤ消しダークグレー1色の指示になっています。ここはいつものガイアニュートラルグレーVを塗装しました。


例によって軽めにグラデーションを入れてます。











乾燥後、スミ入れしてデカール貼り。





ナビには特にデカールが用意されていないようなので、適当にジャンクから流用。





少しブレてますが・・・。フジミCR-Z付属のホンダ純正ナビのやつですね。


ドアはカーボン柄のデカールが付いてきます。メーターバイザーの方には無し。








仕上げにフラットクリアーを塗装。





造形がしっかりしており、細かい部分はデカールで結構カバーされているので、普通に組むだけでも十分リアルだと思います。





ステアリングのシルバーのラインはデカールにて再現ですが、綺麗に貼れる気がしなかったので、大人しくエナメルのシルバーを筆塗りしました。


またホンダマークは、付属のデカールだと失敗しそうだったので、タミヤNC1のインレットを使用しました。(NC1はアキュラ仕様で製作したためホンダマークが結構余っている)





αグレードなので、シフトノブは本革巻きです。





シートはジャーマングレーで塗装。


座面のステッチラインはしっかりデカールが用意されています。ありがたいですね。





はい、という訳で内装出来ました。





ダッシュボードとドア内貼りはボディー側に取り付けるようになっているので、この時点ではマスキングテープで仮止めしてるだけです。





フロアにはフェルトを貼りました。





少し厚みがありますが、ABCペダルもあります。








ボディーと合わせるとこんな感じです。





何度か実車のシートには座ったことがありますが、こうして見ると本当に低くタイトなコックピットだと感じます。それがいいのですが。





さぁ次回は足周りでしょうか。パーツが少ないのですぐ終わりそうです。