まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

アオシマ RD1 CR-V 完

2020-01-20 19:34:45 | アオシマ CR-V(RD1)

 

 

「C」omfortable 「R」unabout 「V」ehicle

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1995年に登場したCR-Vは、ホンダ初の自社生産SUVにして、今年めでたく発売25周年を迎えるホンダの長寿モデルです。

 

 

初代RD1/2型はEKシビックのプラットフォームがベースになっており、4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションに、最高出力130psを発揮する2リッター直4DOHCエンジンB20Bによって必要十分な動力性能を持ちながら、フルフラットにしたりと多彩なアレンジが可能なリアシート、コラムATや独特なサイドブレーキ、折り畳み式センターテーブルを採用したことにより広々とした室内空間を持つなど、使い勝手や快適さ、居住性に優れました。

 

 

駆動方式は当初は4WD(のちにFFモデルも追加)のみの設定。ホンダ独自のデュアルポンプ式を採用していて、ざっくり書くと、基本FFで走行して、前輪側のスリップを検知して後輪側にも駆動力を伝えるという仕組みのもの。

 

 

快適な乗り心地と悪路走破性の両立によって、日常使いからレジャーまで幅広い用途で使用できる点が好評で、日本だけでなく世界的にも人気のクルマとなりました。

 

 

角の取れたスクエアなボディーデザインは今見ても色褪せず、背面スペアタイヤの存在感も相まって、無骨でワイルドな雰囲気があり魅力的です。

 

 

日本では2016年に5代目となる現行モデルRT/RW型が発売されましたが、そのCMで白い初代モデルがチラッと登場していたのが印象深いですね。思わずニヤリとしたホンダ車好きも多いのでは?

 

 

現行モデルは弟分のコンパクトSUVであるヴェゼル成功の影に隠れて目立たない存在になってしまい、またかつてライバルであったトヨタRAV4にも大きく水をあけられ、ここ日本では今一つ元気が無い状況です。

 

 

ホンダのSUVと言えばやはりCR-Vだと個人的には思っておりますし、モデューロや無限仕様はカッコイイですし、世界的には非常に人気で売れているクルマだけあって、乗った感じは完成度の高い良いクルマだと感じているので、もう少し頑張って欲しいですね。

 

 

 

 

 

さて2020年最初の完成品となったこのクルマ。

 

 

キットは中古屋でたまたま発見したアオシマのアーバン4WDシリーズという古いものです。実車の現行CR-V日本発売のタイミングできっと再販されるはず!(キットだけに)と思っていましたが、そんなことはありませんでした・・・。

 

 

内容に関しては、アオシマらしく内外装ともに良く出来ていて、サクサク製作出来ました。

 

 

SUVの製作は初めてということで、今回足周りやシャーシ裏などはいつも以上にきっちり塗り分けたつもりです。

 

 

ボディーカラーは実車のボルドーレッド・パールを意識して、クレオスのあずき色で塗装しました。スポーティーな赤!というよりは、落ち着いた雰囲気あるワインレッドに近く、このクルマによく似合うカラーだと思います。(画像ではちょっと明るめかも?)

 

 

内装に関しては、ピラー内貼りを自作し、シートベルトや小物を適当に追加しました。ガラスエリアが大きくて中が良く見えるので、頑張って塗り分けました・・・という割にはやはりスモークガラスのせいで見えにくいので、製作記の方をご覧ください。

 

 

これまでスポーツモデル中心で、しかもFF車が多かったので、背が高い4駆のSUVはとても新鮮で楽しく製作出来ました。現行モデルも何かの機会でキット化されないかなぁとも思ったり。

 

 

後半は以前製作したA4トランスポーターを牽引させてみました。やはりSUVだと様になりますね!

 

 

正月休みを利用して製作を開始したこともあって、何事もなく3週間足らずで完成させることが出来ました。

 

 

 

 

次回作はお待ちかねのあのキット・・・と言いたいのですが、実は1個考えているネタもありまして、どちらを先にするか悩んでおります。


アオシマ RD1 CR-V その4

2020-01-18 21:18:44 | アオシマ CR-V(RD1)

アオシマCR-V、いよいよ終盤です。今回でボディーを仕上げてしまいます。

まず研ぎ出しして、

鏡面にしました。

まずまずのツヤ感です。

角を出した部分をタッチアップしてからマスキングし、ボディーを塗り分けていきます。

CR-Vは塗り分け箇所が非常に多いため、マスキングは気を遣います。

●ヘッドライト内部・・・EXシルバー

●窓枠・・・フラットブラック(タミヤラッカー)

●前後バンパー、サイドモール、ドアノブ・リアナンバー周り等の未塗装樹脂パーツ部分・・・ニュートラルグレーV+EXフラットクリアー

何とか綺麗に塗り分けられました。

未塗装樹脂部分は単にフラットブラックで塗装してしまうよりそれっぽい雰囲気が出たかなぁと思います。

スミイレしてウインカーを塗りました。

ルーフラックとドアミラーもニュートラルグレーV+EXフラットクリアーを塗装しました。

フロント周り。

グリルはせっかく綺麗なメッキパーツで用意されているので、このままエナメルのフラットブラックを吹き、乾燥してから溶剤を含ませた綿棒で塗装を剥がしていく方法で塗り分けました。

ヘッドライトのクリアパーツは断面を黒く塗ってから取り付けました。合いはまずまず。

リア。

ナンバーのデカールは劣化していて使用できなかったので、ジャンクを流用しました。

さて、面倒なウインドウ塗装です。

前3面以外はクリアーブラックで薄目のスモークを入れました。

テールランプのカバーはリアガラスと一体になっており、一緒に塗り分けました。

ウインドウパーツは全て両面テープで固定しています。最近は失敗が怖くて、接着剤をあまり使用しなくなりました。

リア3面のウインドウパーツは外側から取り付ける構造になっています。

なので、まず先にボディーとシャーシを合わせてから、Cピラー内貼りとリアシートのシートベルトを取り付けます。

奥まっていて結構大変でした。(あ、塗装が・・・)

中を覗き込まないとよく見えません(笑)

最後にリアガラスを取り付けます。テールランプの部分にはミラーフィニッシュを貼っています。

小物も取り付けます。

ピンが小さくてちょっと取り付けにくかったです。接着剤と両面テープ両方を使って慎重に固定しました。

その他細々したパーツも取り付け、クロスでボディーを磨いていよいよ完成です!

今回は特に大きな失敗無く、サクサク製作出来ましたね。良かった。


アオシマ RD1 CR-V その3

2020-01-16 19:49:07 | アオシマ CR-V(RD1)

アオシマCR-Vの3回目。今回は内装を製作します。

 

 

アオシマらしく、ドア内貼りやシートがしっかり別パーツになっていて、実車の内装をよく再現しています。

 

 

今回はピラー内貼りをそれっぽくプラ板で自作した以外は、基本的にそのまま製作していきました。

 

 

 

 

Cピラー側の内貼りですが、

 

 

 

 

丸く囲ったボディーとクリアパーツの境界部分が気になったため、うまく隠れるよう現物合わせで調整しました。

 

 

ついでに前回のEGシビック同様、小物もいくつか製作します。

 

 

 

 

フジミのガレージ&ツールシリーズのアクセサリーパーツから、スケボーとチェアーです。あと、EGシビックの時に余ってしまったクッションも。

 

 

 

 

 

塗装していきます。

 

 

まずガイアグレーサフをさっと全体に塗装してから、以下の通り塗装しました。

 

 

 

 

●シート・・・ブルーグレー

●明るいグレー・・・エアクラフトグレー

●暗いグレー・・・ニュートラルグレーV

●ステアリング・・・ジャーマングレー

●その他細かい塗り分け・・・エナメルのフラットブラック、ホワイト、ダークグレーを筆塗り。

 

 

 

 

 

 

ブルーグレーとエアクラフトグレーの箇所はクリアーブラックで軽くグラデーションを入れました。

 

 

 

 

仕上げとして全体にEXフラットクリアーを吹いて、

 

 

 

 

塗り分け完了です。

 

 

小物類はこんな感じに。

 

 

 

 

●スケボー・・・ビビッドオレンジ+エナメルフラットブラック筆塗り→EXフラットクリアー。BRIDEデカールはジャンクから。なんとなく似合いそうだったので貼ってみました。

●チェアー・・・座面はレッドブラウン、脚はウッドブラウン→EXフラットクリアー。

●クッション・・・ライトタン→エナメルクリアーオレンジでドライブラシ→EXフラットクリアー。

 

 

パーツ数が少ないため、非常に楽ちんでした。

 

 

 

 

 

スタジオ27のシートベルトセットを取り付けつつ、組み立てていきます。

 

 

 

 

 

 

フロアとラゲッジスペースにはいつものようにフェルトを貼っています。

 

 

 

 

クッションとスケボーはラゲッジに無造作(?)に放り込んでおきました。

 

 

 

 

シャーシと合体。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪くない雰囲気かなぁと。今は絶滅してしまったコラムシフトが新鮮ですね。

 

 

チェアーはクルマの脇に配置すると中々いい味出してくれます。アウトドアな雰囲気のCR-Vとは相性良さそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

次回はボディーの仕上げです。塗り分けが大変そうですが、このままサクサク進めて行きたいところです。

 


アオシマ RD1 CR-V その2

2020-01-10 00:59:42 | アオシマ CR-V(RD1)

アオシマCR-Vの2回目。今回はシャーシです。

 

 

このキット、結構精密に再現されていて驚きます。仮組みの際の位置決めがちょっと大変でした。

 

 

 

 

 

 

四駆なのでプロペラシャフトなど確認できますね。

 

 

 

 

マフラーの取り回しが知恵の輪のようです。

 

 

初代はリアブレーキがドラムなんですねぇ。このキットを製作して初めて知りました。

 

 

 

 

 

では塗装です。

 

 

車高高めのSUVだと完成後に足周りや裏側が意外と見えそうな気がしたので、気合を入れて塗り分けました。

 

 

 

 

先に全体にガイアの黒サフを塗装しています。

 

 

 

 

地味にマスキングが面倒な裏側・・・。

 

 

 

 

大まかな塗装レシピは以下の通りです。

 

 

●排気系・・・スターブライトジュラルミン→EXクリアー→エナメルクリアーオレンジ、クリアーブルー、フラットブラックで軽めの汚し。

●サスペンション・・・EXシルバー、エナメルフラットブラック。当時の無限サスっぽくしてみました。

●ロアアーム類・・・EXブラック、一部エナメルクロームシルバー。

●スタビライザー、ナックル、プロペラシャフト、ドライブシャフト、タイロッドなど・・・ガイア黒サフ、一部エナメルブラックとクロームシルバーの筆塗り。

●ミッション、リアデフ・・・ブライトシルバー→EXシルバー→エナメルフラットブラックで軽めの汚し。

●ブレーキ・・・ローターはブライトシルバー→EXクリアー、キャリパーはエナメルクロームシルバー、リアのドラムはEXブラック

●シャーシ裏・・・ガイア黒サフ、グレーサフ、EXシルバー。塗り分けパターンはほぼインストの指示通りです。

 

 

 

 

●ホイール・・・メッキを剥がしてからガイア黒サフ→EXシルバー→EXクリアー。ナットはエナメルクロームシルバー、センターキャップはエナメルフラットブラック筆塗り。

 

 

リアゲートに取り付けるスペアタイヤも併せて全部で5本です。

 

 

 

 

 

全て合体させました。

 

 

 

 

フロントのロアアームは若干浮き気味だったので、がっちり目に接着して固定しました。

 

 

フロント側。

 

 

 

 

リア側。

 

 

 

 

これまでFFばかりだったので、四駆は新鮮に感じます。

 

 

一応車高等はチェック済みです。今回は足周りは特に調整しなくても問題無さそうです。

 

 

 

 

 

次回は内装に取り掛かかる予定です。


アオシマ RD1 CR-V その1

2020-01-05 01:59:27 | アオシマ CR-V(RD1)

届いたばかりの無限RRのキットは一旦置いておき、積んでいるキットを先に消化していきます。

 

 

今回製作していくのは、アオシマの初代CR-Vです。

 

 

 

 

世間ではタミヤのGRスープラで盛り上がっている中だとは思いますが、あえてSUVにしてみました。

 

 

CR-Vと言えば、ホンダを代表するミドルクラスSUV。

 

 

初代がデビューしたのは1995年と、結構歴史のあるモデルです。日本では今やヴェゼルの陰に隠れてしまい、すっかり目立たない存在になってしまいましたが、世界的には大ベストセラーのSUVです。個人的には2代目のRD3/4型が好みだったりします。

 

 

キットは、中古屋でたまたま発見したアーバン4WDシリーズという結構古いシリーズのものでした。

 

 

 

 

 

 

アンケートのハガキが何とも時代を感じさせます(笑)

 

 

 

 

グリルやホイールはメッキ処理されています。

 

 

 

 

 

ではいつものようにボディーから製作開始です。

 

 

ボディー造形は良好。モールドを全て深く掘り直しつつ、一部パーティングラインがラインが目立つため、除去した程度です。

 

 

 

 

サイドアンダーミラーは真鍮線接続に変更しました。

 

 

塗装に入ります。今回のボディーカラーは、初期に設定されていたボルドーレッド・パール風にします。

 

 

まずガイアサフEVOのパステルピンクを吹き、下地をしっかり作ります。赤系は隠蔽力が低いので、下地は重要です。

 

 

 

 

それからクレオスのあずき色を塗装しました。画像だと明るめに映ってますが、現物はもっと落ち着いた色味です。

 

 

 

 

乾燥してからリアのエンブレムデカールを貼り、ガイアEXクリアーを重ねていきます。

 

 

今回は途中で中研ぎを入れつつ、

 

 

 

 

5回ほどクリアーを塗り重ねました。

 

 

 

 

 

 

まずまずのテロテロ具合になりました。

 

 

ボディーはこのあとサイドモールやドアノブ周辺、前後バンパーなどを塗り分ける必要があります。ひとまずはじっくり乾燥です。

 

 

今回はここまで。次回シャーシを製作していきます。