おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

長年愛用の傘

2007年02月18日 | お遊び

5-6年前に兄から誕生日プレゼントで買ってもらった「ぜん屋」の傘。とても優れものの傘です。

厚手の生地は年月を重ねてもハリがあって、防水機能もさほど衰えず、骨の数が16本あるわりには軽くて実用的。かなり気に入っていて、会社の置き傘は安い500円モノで済ましているけれど、朝から雨降りの時はこのぜん屋の傘をずーっと愛用してます。

でも、一つ困ったことが。
買った当初は、傘を手にもつ部分に紐で作られた「フサ」がぐるぐる巻きにされて飾りでついていたのに、使い続けていくうちに、結わえられた部分がゆるみ、はずれ、仕舞にはどこかへ失くしてしまったのです。
私はこの「フサ」をチョンチョロリンと名づけていて、これがアクセントになっていて気に入っていたのですが、行方不明になってからは、物足りなさを感じつつもチョンチョロリン無しで使っていました。

ところが、先日銀座を歩いていて「ぜん屋」の前を通りかかったので、勇気を出して店に入ってみたのです。そう、あのチョンチョロリンだけを付けてもらうことはできないかと聞きに。

すると「よろしければ、今度お持ち下さい」と快諾。後日、ようやく私の傘にフサが再度取り付けられました。一応800円かかりましたが、なんだか元の完璧な姿に戻った感じで、嬉しいじゃありませんか。傘も誇らしげな感じ。

新しいチョンチョロリンを付けてもらっている間、店内に飾られている他の傘を物色していると、新しい柄や色があったりして、もう一本あってもよいな。。。なんて思ったり。

この「ぜん屋」という店はそもそも和装の際の履物やバッグを取り扱っていて、傘も和装に合うものを作っているお店。だからといって、傘は洋服に合わないわけではなく、とてもステキな品が沢山あるのです。

チョンチョロリンをつけて下さった店員さんは、「あぁ、なんか銀座の老舗って感じ」と思えるような年配の方なんだけれど、傘のお手入れ方法や商品の説明などこと細かにしてくださって非常に好感がもてました。

「デパートなどで使っている長傘を入れるビニール袋は、使わないでくださいね。あれは、たとえ30分だったとしても、中で蒸れてしまって、防水加工が失われてしまいます。当店の傘は、少し水滴をはらって頂くだけで、十分に水が落ちますから」

ほほぅ。そうなのかー。なるほど。

傘はシンプルなものが1万円ちょいなので、デパートでブランド物の傘を買うことを考えれば、安いのでは・・・。もう一本買いに行こうかと思う今日この頃。雨の日は嫌だけど、好きな傘を持っていれば、少しは気持ちが揚がるかもね。

最新の画像もっと見る