健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

断食後にお菓子は食べていいのか

2012-07-23 13:50:57 | 断食
断食中に一番何が食べたくなるかは、人それぞれです。




私の場合は、断然圧倒的に梅干です。




私の場合はそうなんですが、多くの人はお菓子やアイスクリームを夢にまで見るようです。




断食中の頭ん中は、97%食べ物でいっぱいになります。




するっていと断食が終われば、当然、断食中に夢にまで見た食べ物を食べたくなるのが、人情ってものでございましょう。




たとえば、甘いお菓子が体にどのような影響があるかといいますと、甘いお菓子を食べるとリラックスするでしょ。




そうなんです。




甘いものを食べるというのは、最高のリラックス法なのです。




が、リラックスし過ぎてしまう。




で、どうなるといいますと、副交感神経が優位になって血管が拡張します。血管が拡張すると、放熱されますので、冷える。




そう、甘いものは体を冷す。冷えは万病の元。




でも、実際、多いんです。




甘いもので体調を崩している人。




便秘、肩こり、冷え、浮腫、腰痛、疲労、骨粗しょう症、生理痛。




などなど。








この子の母親も、ご他聞に漏れず甘いものが大好き。



なのですが、最近はほとんど食べなくなりました。



砂糖と食べると母乳が酸っぱくなって、この子が母乳をまずそうにするものですから。



それと、自分の体調が良いことにも気がついたみたいです。





せっかく断食でリセットされた体です。



味覚だってリセットされていますから、断食をする前の悪い習慣を見直すには良いチャンスだと思います。



甘いもので体調を崩している、あなた!



あなたのことですよ。



佐下橋聡 拝


断食中の口臭・体臭を予防する

2012-07-22 08:39:57 | 断食
断食中は、体内では脂肪が炭水化物なしで燃焼するので不完全燃焼を起こすので、ケトン体という中間物質が発生します。



このケトン体は酸性の性質を持っているので、弱アルカリ性の人間の体は、酸性の物質を排泄しようとします。



実は、人体に有害な農薬、食品添加物、ダイオキシン、内分泌かく乱物質、トランス脂肪酸は、酸性ですから、これらもケトン体と一緒に排泄されます。



これらは水と一緒に排泄されますので、汗、尿、便、呼気(息)として体外に排泄されるわけです。



説明が長くなりましたが、断食中に口臭・体臭が強くなるのは、ようするに断食中に排泄されるケトン体と有害物質が原因になります。



(最近、洗剤とか芳香剤とか、とんでもなく香りのきつい商品が多く出回ってますよね。それって、ご飯や炭水化物を食べない人が増えて、体臭がきつい人が増えたからなんですね。)



断食中の体臭・口臭がきつくなるのは、断食をする上である程度は仕方のないことですから、何もも食べなくても、ハミガキやぬれたタオルでまめに体を拭くようにします。



女性より男性の方が口臭・体臭はきつくなる傾向にあるので、女性の方はそんなに気にしなくてもいいです。



ただ、普段の生活で、化学物質系の化粧品やシャンプーやファーストフード系の食事をしている人は、けっこう臭くなります。



体内に蓄積された物質が一気に排泄されのですね。



男性の場合は、どうしても生活習慣が乱れがちになるので口臭・体臭がきつくなるわけです。



特に、お肉をたくさん食べる人、お酒の多い人は臭いです。





まあ、断食中ですから、これらのものを一気に吐き出すのもいいでしょうし、断食中に口臭・体臭がきつい人は、生活習慣を見直してくださいませ。



環境にやさしい生活は、断食中の口臭・体臭も予防するのです。



ちなみに、口臭・体臭は、補食をはじめるとなくなりますので、ご安心を。



そうそう、ビネガー酵母液も予防に役立ちますよ。



佐下橋聡 拝


断食は自然療法の王様

2012-07-20 17:26:17 | 断食
薬や病院と無縁となって20年ほどたちます。



いえ、それ以前も大病をしたわけではありませんので、生まれてからこのかた健康で暮らしてきたと言えるとは思います。



ただ、薬や病院と無縁となってから、より健康になったのではないかと思います。



20年前以前は、健康にも関わらずよく薬を使っていました。



ちょっとなんかあれば薬、みたいな。



薬があれば安心。病院にいけば安心、みたいな。



20代後半に“あれっ、健康って自分で守れるんじゃない?”そう考え始めると、生活習慣が大きく変わり、薬や病院が日々の体調管理にあまり有効な手段でなかったことに気づき、それ以来、薬は使わず、病院へは行かずの生活です。





以前、誤って足に包丁を落としてしまい、くるぶしをスパッとやってしまったことがありました。



このときは、傷口に玉子の白身を塗り、ツワブキを貼り付けてしのぎました。



ジョギングをはじめて間もなく歩けないほどの膝痛に悩まされたときは、お灸とグリーンヘルサーで完治し、2週間後にはジョギングを再開しました。



風邪も時にはひきますが、これは、自然治癒力まかせで、半日から、長くても2日ぐらいで完治です。



そのような生活を支えているひとつの要因が、いわゆる自然療法というわけなんです。



お灸、グリーンヘルサー、ビワの葉温灸、ツワブキ、メディカルハーブ、などなど。



そして、さまざまな自然療法のなかでも、体や心、人間全体の調子を上げていく、治療や予防という視点で考えれば、断食にまさる自然療法はありません。



まさしく、断食は自然療法の王様なのです。



(P.S 私は何のために高額な健康保険料を払っているんだ~。健康保険料返せー!)



佐下橋聡 拝


断食後はやっぱり和食

2012-07-14 21:21:18 | 断食
今日散歩をしていると、小川のほとりの手すりに一匹のカブトムシが。




“へぇ~、こんなところにいるんだ。”




そのカブトムシの角をひょいとつかみ、右手の親指に乗せて歩いていると、虫かごとアミを持った親子連れが歩いていました。




“そういうことか。”


と、思い声をかけます。




“こんにちは。”




“そこでカブトムシ見つけたんです。よかったらどうぞ。”




右手の親指にしがみついてるカブトムシを引きはがし渡します。




“ねぇ、カブトムシもらったよ。よかったね。”




“ニコッ。”




ほんの5分間に起きた出来事でした。







さて、断食後は和食です。




断食の効果は、すぐにわかる即効性があるものと、半年後一年後に時間差で現れるものがあります。




断食をしたのに思ったほど効果がなかった、と思うのはちょっと待っていただきたい、ということなんです。




断食の効果をよりよく長持ちさせるためには、やっぱり和食がベストなんですね。




和食とっても、現在の日本人の食生活は多様化していますので、トンカツや唐揚げも和食の範疇になるのでしょう。




そんなこともひっくるめても和食、つまり、和食の定義である、ご飯、味噌汁、お漬物が重要性を帯びてきます。




たとえば、唐揚げより照焼き、ポテトサラダよりこふき芋など、ちょっと、たとえが悪かったかもしれませんが、同じ食卓にしても“和”のテイストを加えることによって、より和食に近づくと思います。



なんだかんだ言っても、所詮日本人の遺伝子には、和食の遺伝子が染み付いているので、結局は和食に戻っていくのでしょうね。



どんな高価なサプリメントより、和食の健康効果の方がはるかに強力だと、そろそろ日本人も思い出さないといけませんね。



断食後に和食をオススメするのは、当然過ぎるほど当然なのです。



それが、断食の効果を長期間、強固にするのです。



佐下橋聡 拝





断食で体脂肪率を下げよう!

2012-07-12 19:11:24 | 断食
断食中は何も食べませんので、断食中のエネルギー源は体の中だけで賄われます。



断食中の一番のエネルギー源は、お腹周りの脂肪です。



断食を行なうと“うそっ!”というくらいお腹周りががスッキリするのは、このためです。



次に筋肉、その次が臓器。



これが、断食中のエネルギー源です。





さあ、断食をしました。



体重計で体重を量ってみると、“あれれっ???”体脂肪率が上昇している???なんてことあるわけない???。



いえ、あるんです。



それが、普通です。



なぜかといえば、断食で体脂肪が減るものの、筋肉や臓器、そして、体内の水分も減少するので、脂肪だけでなく体全体が痩せるので、体脂肪の率は、変わらない、むしろ、増えたりします。



臓器は、断食後、自然に再生されるので、体脂肪率は少し減少します。ここからさらに体脂肪率を減少させるには、運動が必要となるのですね。



断食後に運動をしない場合、最悪、脂肪だけが増えてしまうので、断食前より体脂肪率が上がった、なんてことにもなりかねません。



断食では、筋肉も減少するので、断食後の運動は必要不可欠というのが、断食の基本的なところです。



では、どのような運動がいいのか?



筋肉が減少するのですか、筋肉トレーニング(無酸素運動)ですが、まあ、基本となるのは歩くこと(有酸素的運動)です。



運動とは、有酸素的運動・無酸素運動・ストレッチの三つの運動の組み合わせを言うのですが、まあまあ、そんな堅い事は言わずに、まずは、歩きましょう、ということです。



歩くときは、少し早足で歩かないといけません。足の親指に軽く力を入れてスタスタと。



こうすると、脚の内側の筋肉が鍛えられ、脚の内側の筋肉は体の奥のほうの筋肉につながっているので、脂肪の燃焼効果が高くなるばかりか、腎臓の機能の向上や、膝痛の予防にもなります。



“私、運動は苦手やねん。”という人こそ、断食後に運動をはじめるチャンスです。



断食後は、体重が軽くばかりでなく、心肺機能も向上するので、思いのほか運動能力が向上しています。



運動しやすい体になっている、ということです。



運動が好きな人が運動をすると、どうしても健康にとっては過剰な運動になってしまうのですが、運動が嫌いな人が行う運動は、適度な運動に自然となるものです。



日頃から運動不足を感じている人は、断食を機会に運動をはじめてみると良いと思います。



そうすれば、体脂肪率も下がるでしょう。



いえ、体脂肪率など気にならなくなります。





運動の必要を感じて買ったジョギングシューズを、いまだに一度も履いていないあなた!



運動をはじめる前に、一度断食をしてみてはいかがでしょう?



断食は、生活習慣を変えたい方、人生を変えたい方にもオススメできる健康法なのです。



佐下橋聡 拝