断食の効果は、断食後の食生活に大きく左右されることは当然のことでしょう。
日々の体調は、何を、誰と、どう食べるかによって変わるので、いくら断食で生まれ変わったといっても、断食前と同じ不自然な食生活をしていては、断食の効果もいずれは終わってしまいます。
断食の効果は、早くて3ヶ月、そして、半年、長くて1年です。
もちろん、断続的に正しく断食を行えば、その効果は一生ものになるわけですが。
断食の効果を長持ちさせるための方策としてご提案があるとすれば、ひとつは天然だしです。
鰹と昆布や鶏がらとか、そういうものです。
昨今は、便利になりまして、わざわざ出汁をとらなくても、顆粒調味料というものがあります。
和風、洋風、中華と、バラエティーも豊富です。
これら顆粒調味料は、アミノ酸(化学調味料)に鰹や昆布、鶏などの風味をつけたもので、味も平坦ながら美味しいものです。
これら顆粒調味料の利点といいますか、弱点といいますか、それは、いくらでも濃い味付けが可能になります。
しかも、顆粒調味料は味見したときより、少し時間を置くと塩辛くなるので、その味に慣れてしまうとどうしても味付けが濃いもの、刺激の強いものに移行してしまいます。
ハンバーグに赤ワインをフランベして、デミグラスソースをかけ、その上にチーズをのせ、さらに玉子をトッピングみたいな。
一方、鰹や昆布でとった天然出汁は、濃くすれば美味しいというものではなく、バランスとか調和が味の決め手になりますから、素材本来の味を壊すことなく、自然な味を楽しむことができます。
断食後は味覚もリセットされているので、味付けのしていないお粥や野菜スープがとても美味しく感じられるものです。
その感覚をキープするためには、ぜひ断食後は天然だしでの料理に挑戦してみてください。
出汁のとり方は、まず、鍋に水を張り、そこに昆布、鰹節、干し椎茸を入れます。
それを火にかけ、沸騰したら弱火で15分、ザルで越して出来上がりです。
簡単、簡単。
これで、超旨い天然だしの出来上がり。
この味は、顆粒調味料には出せませんね。
断食後はお粥の甘さ、野菜の甘さにあらためて気がつきます。
その感覚を大切にするか、無視するかは、もちろん、あなた次第なわけですが、せっかく断食したのですから、新しい自分に挑戦してみるのも悪くないと思います。
まずは、味噌汁から!
佐下橋聡 拝
日々の体調は、何を、誰と、どう食べるかによって変わるので、いくら断食で生まれ変わったといっても、断食前と同じ不自然な食生活をしていては、断食の効果もいずれは終わってしまいます。
断食の効果は、早くて3ヶ月、そして、半年、長くて1年です。
もちろん、断続的に正しく断食を行えば、その効果は一生ものになるわけですが。
断食の効果を長持ちさせるための方策としてご提案があるとすれば、ひとつは天然だしです。
鰹と昆布や鶏がらとか、そういうものです。
昨今は、便利になりまして、わざわざ出汁をとらなくても、顆粒調味料というものがあります。
和風、洋風、中華と、バラエティーも豊富です。
これら顆粒調味料は、アミノ酸(化学調味料)に鰹や昆布、鶏などの風味をつけたもので、味も平坦ながら美味しいものです。
これら顆粒調味料の利点といいますか、弱点といいますか、それは、いくらでも濃い味付けが可能になります。
しかも、顆粒調味料は味見したときより、少し時間を置くと塩辛くなるので、その味に慣れてしまうとどうしても味付けが濃いもの、刺激の強いものに移行してしまいます。
ハンバーグに赤ワインをフランベして、デミグラスソースをかけ、その上にチーズをのせ、さらに玉子をトッピングみたいな。
一方、鰹や昆布でとった天然出汁は、濃くすれば美味しいというものではなく、バランスとか調和が味の決め手になりますから、素材本来の味を壊すことなく、自然な味を楽しむことができます。
断食後は味覚もリセットされているので、味付けのしていないお粥や野菜スープがとても美味しく感じられるものです。
その感覚をキープするためには、ぜひ断食後は天然だしでの料理に挑戦してみてください。
出汁のとり方は、まず、鍋に水を張り、そこに昆布、鰹節、干し椎茸を入れます。
それを火にかけ、沸騰したら弱火で15分、ザルで越して出来上がりです。
簡単、簡単。
これで、超旨い天然だしの出来上がり。
この味は、顆粒調味料には出せませんね。
断食後はお粥の甘さ、野菜の甘さにあらためて気がつきます。
その感覚を大切にするか、無視するかは、もちろん、あなた次第なわけですが、せっかく断食したのですから、新しい自分に挑戦してみるのも悪くないと思います。
まずは、味噌汁から!
佐下橋聡 拝