健康断食のススメ

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断食で体脂肪率を下げよう!

2012-07-12 19:11:24 | 断食
断食中は何も食べませんので、断食中のエネルギー源は体の中だけで賄われます。



断食中の一番のエネルギー源は、お腹周りの脂肪です。



断食を行なうと“うそっ!”というくらいお腹周りががスッキリするのは、このためです。



次に筋肉、その次が臓器。



これが、断食中のエネルギー源です。





さあ、断食をしました。



体重計で体重を量ってみると、“あれれっ???”体脂肪率が上昇している???なんてことあるわけない???。



いえ、あるんです。



それが、普通です。



なぜかといえば、断食で体脂肪が減るものの、筋肉や臓器、そして、体内の水分も減少するので、脂肪だけでなく体全体が痩せるので、体脂肪の率は、変わらない、むしろ、増えたりします。



臓器は、断食後、自然に再生されるので、体脂肪率は少し減少します。ここからさらに体脂肪率を減少させるには、運動が必要となるのですね。



断食後に運動をしない場合、最悪、脂肪だけが増えてしまうので、断食前より体脂肪率が上がった、なんてことにもなりかねません。



断食では、筋肉も減少するので、断食後の運動は必要不可欠というのが、断食の基本的なところです。



では、どのような運動がいいのか?



筋肉が減少するのですか、筋肉トレーニング(無酸素運動)ですが、まあ、基本となるのは歩くこと(有酸素的運動)です。



運動とは、有酸素的運動・無酸素運動・ストレッチの三つの運動の組み合わせを言うのですが、まあまあ、そんな堅い事は言わずに、まずは、歩きましょう、ということです。



歩くときは、少し早足で歩かないといけません。足の親指に軽く力を入れてスタスタと。



こうすると、脚の内側の筋肉が鍛えられ、脚の内側の筋肉は体の奥のほうの筋肉につながっているので、脂肪の燃焼効果が高くなるばかりか、腎臓の機能の向上や、膝痛の予防にもなります。



“私、運動は苦手やねん。”という人こそ、断食後に運動をはじめるチャンスです。



断食後は、体重が軽くばかりでなく、心肺機能も向上するので、思いのほか運動能力が向上しています。



運動しやすい体になっている、ということです。



運動が好きな人が運動をすると、どうしても健康にとっては過剰な運動になってしまうのですが、運動が嫌いな人が行う運動は、適度な運動に自然となるものです。



日頃から運動不足を感じている人は、断食を機会に運動をはじめてみると良いと思います。



そうすれば、体脂肪率も下がるでしょう。



いえ、体脂肪率など気にならなくなります。





運動の必要を感じて買ったジョギングシューズを、いまだに一度も履いていないあなた!



運動をはじめる前に、一度断食をしてみてはいかがでしょう?



断食は、生活習慣を変えたい方、人生を変えたい方にもオススメできる健康法なのです。



佐下橋聡 拝