MASの搭乗員日誌

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零戦五二型

2013-12-23 21:02:00 | 戦果報告

今日はどん曇りなれど昨日と違って風はナシ。
永遠の0を観賞した後という事もあり気分は盛り上がっておりましたので行ってきました。

天候の先行きが怪しくあまり悠長に時間は取れないと思い本日は零戦五二型のみ。

零戦の型式は色々あれど何よりこの五二型が一番のお気に入り。
開発者の堀越二郎氏が一番理想的な零戦は二一型と申していたそうで、確かに二一型は求められていた性能を一番具現化した機体です。
しかも日中戦争から大東亜戦争初期の優勢なイメージは二一型の時にできたもの。
圧涛Iな格闘性能や長大な後続力も二一型が持っていたもの。

以後、発動機出力と横転性能の向上・制作の簡易化を狙った三二型、三二型への改良に寄って後続力の低下・格闘性能の低下など得るものより失ったものが多いと判断され、三二型と従来の二一型の折衷である二二型の登場を経て、更なる戦局の変化を考慮し格闘性能重視からやや速度性能重視に移行した五二型の登場となります。
二一型から五二型へ徐々に当初求められていた性格とは違った機体に変わってしまいました。
それでも五二型までは零戦らしさは残っていると感じます。
この先、五二型のサブタイプである甲・乙・丙となるにしたがって武装強化に防弾装備と増える機体重量に対して全くエンジン出力の向上ができなかったため格闘性能も速度性能も劣る機体となってしまい完全に戦えない旧式機となってしまった。
起死回生となるべく金星への発動機換装を計画したものの五四型の量産機は間に合わず終戦・・・。

順風満帆だった二一型よりかなり苦境に立たされた五二型の方が愛着が沸くのはなぜかと何気に考えてた今日のFLT時間であります。


本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機五二型 FlyingStyroKit:2FLT



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