MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

腰が重い・・・

2007-06-12 21:51:29 | 搭乗員日誌

雷電を自作してみることにした・・・
この企画、実は去年の末あたりからず~~~っと思い描いていたのですが、自作のノウハウが全くないやら設計構想がまとまらないやら零戦を長期失いやる気をなくしたりとなかなか軌道にのらない状態でした。
私の好きな大戦機(日本限定)は1位 零式艦上戦闘機 2位 局地戦闘機雷電 3位 四式戦闘機 疾風なのです。
零戦の方はフライングスタイロから、疾風の方はアルファモデルからキット化されてすでに所有してますが2位の雷電がありません。正確にはヒロボーなどから25クラスほかキット化されていますが過去プラモ小僧として生きてきた中で「揃えるならスケールが合わないとイヤ」なのであります!
売ってないものは仕方ないから自分で作ってみようか!なんて思ったのが去年の末それからボチボチ始めて早半年・・・この半年でやった事と言えば雷電の図面が掲載されている書籍を通販で購入し、スキャナしてPCに取り込んだのみ。まったく気がのってこないのでココはいっちょサイトに掲載して引っ込みがつかない状態にしていこうかと・・・

と言うわけで所有4番機として雷電を自作してみます。ただ、ワタクシ気分にムラのあるA型なので製作ペースはかなり遅いと思われます。目の前にある程度結果が見えてこない間は多分ノロノロペースで製作に関してはまったく知識はないので実験的、独学でこれからの糧と言う位置づけです。形になっても飛ぶのか不明。最悪の場合、どこかから1/13スケールで発売されちゃったりすると投げ出す場合もございます。

さて、なぜ雷電に惹かれるのか? 多分、日本機にはめずらしい太いボディ。
アメリカのグラマンやリパブリック サンダーボルトのような防弾を意識してあのような形になったのではなく、とにかくありあわせの物で海軍の要求を満たさなければならなかった堀越先生が色々と考えやっている間にあんなにズン胴な飛行機になってしまった。零戦では切り詰めた性能を求めて空力的洗練の象徴なような機体を生み出した一方、雷電のこの見事なズン胴ぶり! あの堀越先生を持ってしてもこういう形で生まれざるを得なかった雷電の姿、こんな姿でも一生懸命空力にはこだわりました!って醸し出す雰囲気は私にとってはとてもドラマを感じ美味しい。
格闘戦重視で軽戦思考の日本軍にあって雷電のような一撃離脱の重戦の機体はあまり歓迎されず旋回性の悪さや着陸時の視界不良、進入速度の速さで敬遠気味でしたが、それは日本の判断基準が世界から遅れていただけの話。
実際に防空のためB-29を迎撃する際は雷電のような上昇性能が高く一撃離脱に向いた戦闘機の方が戦果を上げていたわけだしもう少し評価されても良いと思ってます。
そんな当時、不遇の機体を何とか生み出し大空を謳歌できる事を目指していざ、挑戦ってとこです。

とにかく、しばらくは図面とにらめっこ