フランス ノルマンディ地方のバイユーには世界文化遺産に登録されている
タペストリーがあります。
幅50cm長さ70mという麻布の地に羊毛の8色の糸で刺繍されたタペストリーと言うよりも、
日本の絵巻物に近いもので、900年以上経過した現在も鮮やかに
当時のノルマンディ公が英国遠征したいきさつ、様子が描きだされています。
この内容について、一場面づつ、各国語のオーディオガイドが用意され、たいへん
助かります。
遠征に先立ち、戦いのため船に積み込むものの中には「ワイン」もしっかりと
描かれています。
様々な武器も用意されますが、一般の兵士には弓、剣、槍、斧が、そして
同行して一緒に戦う司教には、こん棒や、鉾が用意されたと説明がありました。
なぜ、こん棒なのか。
司教が戦う場合、相手の血を流して殺してはいけないという戒律があるそうです。
つまり、撲殺なら戒律に反しないのです。
「殺生」を避ける仏教と西洋の宗教の差を考えさせられる見学となりました。
タペストリーがあります。
幅50cm長さ70mという麻布の地に羊毛の8色の糸で刺繍されたタペストリーと言うよりも、
日本の絵巻物に近いもので、900年以上経過した現在も鮮やかに
当時のノルマンディ公が英国遠征したいきさつ、様子が描きだされています。
この内容について、一場面づつ、各国語のオーディオガイドが用意され、たいへん
助かります。
遠征に先立ち、戦いのため船に積み込むものの中には「ワイン」もしっかりと
描かれています。
様々な武器も用意されますが、一般の兵士には弓、剣、槍、斧が、そして
同行して一緒に戦う司教には、こん棒や、鉾が用意されたと説明がありました。
なぜ、こん棒なのか。
司教が戦う場合、相手の血を流して殺してはいけないという戒律があるそうです。
つまり、撲殺なら戒律に反しないのです。
「殺生」を避ける仏教と西洋の宗教の差を考えさせられる見学となりました。
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