ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

5月の読書メーター

2015-06-01 06:37:04 | 読書メーター
ゴールデンウィークで読書が進んで久々に10冊超え。
「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」が印象に一番残ってるなぁ。


2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3297ページ
ナイス数:425ナイス

すべては今日から (新潮文庫)すべては今日から (新潮文庫)感想
読書家でもあった児玉清さんの遺稿集。前半は外国文学の話ばかりなので、僕には共感できる部分が皆無に近く読むのに苦労したけど、半ばからは日本の書籍も出てきて、ちょっとホッとしました(でもほとんど読んだことない本ばかり)。そして最後はエッセイ。児玉清さんが嘆いていた、マナーや礼儀を忘れてしまった日本人と、その日本の将来に対する心配・・・ここはすごく共感しました。素晴らしい読書家を亡くしてしまいましたね。合掌。
読了日:5月2日 著者:児玉清
ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)感想
前作ではやたらヴァン・ショーを飲みたくなる話ばっかだったのに、今回は表題作でしかヴァン・ショーが出てきません。ですが、パ・マルでのヴァン・ショーのルーツが語られてます。 また前作と違い、ギャルソン視点だけではなく、お客さん視点、そしてシェフの修業時代と物語の世界は広がってます。シリーズの続きも間違いなく出そうな感じ・・・ただ僕は文庫化まで気長に待ちます。 でも、こんな素敵なスタッフの店、どこかにないかなぁ。
読了日:5月3日 著者:近藤史恵
晴れた日は図書館へいこう (ポプラ文庫ピュアフル)晴れた日は図書館へいこう (ポプラ文庫ピュアフル)感想
主人公のしおりちゃんが大人っぽいので、時々、小学5年生だということを忘れて読んでました。 図書館で起こるちょっとした事件の謎解きなんですが、どれもホッコリしたいい話でした。 最後の番外編は完全に騙されましたけど。 続編も図書館で借りたいと思います。
読了日:5月4日 著者:緑川聖司
サランラップのサランって何? 誰かに話したくてしかたなくなる“あの名前”の意外な由来 (講談社文庫)サランラップのサランって何? 誰かに話したくてしかたなくなる“あの名前”の意外な由来 (講談社文庫)感想
いろいろな名前の由来や意味に関するウンチク満載の本。軽く読める代わり、どんどん忘れていく...これは僕自身の問題(^^;) 面白いけど、同じパターンの繰り返しだけに、途中で読み飽きてしまった。
読了日:5月9日 著者:金澤信幸
誰かと暮らすということ (角川文庫)誰かと暮らすということ (角川文庫)感想
表題作を含む8つの短編。下井草、そこのDVDレンタル店(←つぶれますが^^;)でどの話も少し繋がってる。 うまく言えないけど、誰かと暮らしていても、暮らしているからこそ孤独を感じる・・・とても共感。 特に大きな出来事も起きないんだけど、読みやすくて、読後感も悪くない。
読了日:5月13日 著者:伊藤たかみ
1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫)1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫)感想
時代は1995年、主人公は44歳の平凡な主婦...当時44歳ということは僕より上の世代。 同年代でロックを聴いていた人には間違いなくツボ。カラオケで歌ってる曲名(主に日本の曲です)も懐かしい。 ひょんなことからバンドを組むことになった楽器については素人の女性たち(あえてガールズバンドとは呼びませんw)。 でも、最後のチャリティーステージでの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、平凡な主婦がしっかりロックンローラーになって、僕は不覚にも感動で涙してしまった・・・ディープ・パープルで泣けるんだ~(^^;)
読了日:5月16日 著者:五十嵐貴久
下町ロケット (小学館文庫)下町ロケット (小学館文庫)感想
読み始めたら止まらなくなります。中小企業を襲う外から内からの数々のピンチを、技術力やチームワークで切り抜けていく。大企業クソくらえ~! 一人で自営業やってる僕にはうらやましい話やけど(^^;) でも技術者魂は少しは持ってるから、大逆転するたびに涙浮かべながら読んでました。
読了日:5月20日 著者:池井戸潤
あなたの物語―人生でするべきたった一つのことあなたの物語―人生でするべきたった一つのこと感想
この世に生きてるってことだけで、みんな3億のレースを勝ち抜いた強者なんですね。 選ばれし者なんだから、あとは楽しまなくちゃね。
読了日:5月21日 著者:水野敬也
運命の人はどこですか? (恋愛小説アンソロジー) (祥伝社文庫)運命の人はどこですか? (恋愛小説アンソロジー) (祥伝社文庫)感想
瀬尾まいこ「運命の湯」瀬尾さんらしい本当にほっこりするいいお話でした。西加奈子「宇田川のマリア」西さんワールドや~、多少わけわからんけど引き込まれる。最初の1行が西さんらしい「殺されてから歩く渋谷、というのは、とても不快な街ね。」なんじゃこれw 甘ったるい恋愛ものばっかりやったら嫌やなぁと思いつつ借りたんですが、各作家さんなりに運命の人というお題を面白く表現してたと思う。
読了日:5月23日 著者:飛鳥井千砂,彩瀬まる,瀬尾まいこ,西加奈子,南綾子,柚木麻子
70年代日本SFベスト集成2: 1972年度版 (ちくま文庫)70年代日本SFベスト集成2: 1972年度版 (ちくま文庫)感想
筒井康隆編の1972年度のSFベスト集成。松本零士のマンガも入っててびっくり&懐かしい。SFだけどあの頃の時代背景の影響もちらほら(当時僕は中学生くらいだから偉そうなことは言えないけど)。 やっぱり星新一、筒井康隆、小松左京の大御所は安心して読める。 それより解説に書かれてたように1972年というのは広瀬正さんが亡くなった年だったんですね。本当に惜しい人を早く亡くしました。 この「70年代SFベスト集成」シリーズ、2から読んじゃったけど、他のも図書館で目に付いたら借りてみようと思います。
読了日:5月27日 著者:
元気でいてよ、R2‐D2。 (集英社文庫)元気でいてよ、R2‐D2。 (集英社文庫)感想
題名と表紙から軽い短編集と思ってたら、全く違う。オチが怖いのとか、よくわからんけどゾワっとするのやら。いい終わり方の話はないけど、話としては完成度高いと思います(←僕としては)。
読了日:5月29日 著者:北村薫

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