ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

1月の読書メーター

2019-02-01 05:28:14 | 読書メーター
正月休みとかインフルエンザで休んだり、帰省するときの車中とか時間があって、もっと読めたはずやけど・・・まぁ10冊読んでたらええか!?


1月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2876
ナイス数:524

キラキラ共和国キラキラ共和国感想
2019年1冊目がこの本、良かったです。「ツバキ文具店」「ツバキ文具店の鎌倉案内」を読んでからちょっと時間が経ってたので登場人物のことを少し忘れてたけど、気にせず読み進めても何とかなりました。 途中何度かウルウル(;_;) この先物語が続けばQPちゃんの「おとおとかいもと」ができるのか楽しみやけど、ぽっぽちゃんより年上の男爵やバーバラ婦人とかとの別れがありそうで辛い・・・けど、やっぱり続き読みたい!
読了日:01月01日 著者:小川 糸
なれずものなれずもの感想
なりたいものになれなかった「なれずもの」、らもさん永眠直前の対談集。 対談相手は濃いぃ人ばっか・・・柴山俊之(サンハウスを結成したバンドマン)、竹井正和(出版社リトル・モア設立)、宇梶剛士(元暴走族トップの俳優)、安部譲二(元ヤクザの作家)、本上まなみ(女優)、松尾貴史(タレント)。 らもさんの対談って好きです。考えがストレートに出るし、相手も同類を選んでるし(笑) 全く正月らしくない今年2冊目(^^;) でも読んでて楽しいからオッケー!
読了日:01月02日 著者:
時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)感想
1972年のNHKドラマ「タイム・トラベラー」で見ただけで原田知世の映画も観てないし、そして原作の小説も読んでないので図書館で借りました。何度も映像化されてるだけあってあまり古さは感じないですね・・・土曜日の午後という設定がちと古いか(^^) 表題作以外の「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」も映像化したら面白そう。 「果てしなき多元宇宙」の最後は得意のドタバタで、僕としてはもうちょっと続けてほしかった(笑)
読了日:01月06日 著者:筒井 康隆
タダイマトビラ (新潮文庫)タダイマトビラ (新潮文庫)感想
今回は家族という常識を崩しにかかるやつか?なんて思って読んでたら、その上をいかれました。ホモ・サピエンス・サピエンスですよ、母はメスという表記になり弟は若いオスとなり・・・最後は解説にあったけど『2001年宇宙の旅』みたいな理解できない終わり方。 何冊か読んで多少免疫できてきたこともあるけど、村田沙耶香作品やめられません。
読了日:01月08日 著者:村田 沙耶香
通天閣 (ちくま文庫)通天閣 (ちくま文庫)感想
再読・・・再読して良かった。初読の時はこんなに感動しなかった、まさか、オカマの自殺未遂を救うのにおっさんが「好きやああああっ!」って叫ぶので感動するなんて思ってなかった。初読で覚えてたんは「雪や!」と塩やきそばだけ。当時は解説の津村記久子さんしら知らんかったし。題名が「通天閣」やなかったら再び手にとってなかったと思う。また読む本に悩んだら再々読してもいい本です。
読了日:01月10日 著者:西 加奈子
作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選 (PHP文芸文庫)作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選 (PHP文芸文庫)感想
スポーツ小説かと思いきや、オリンピックが出てくれば何でもありみたい、だけど面白い7編の短編。小川洋子さんだけ既読。「硫黄島に死す」/城山三郎、「ひなまつり」/浅田次郎 はいいお話にジーンときたし、「ブラック・ジャパン」/赤瀬川隼 では国・国籍・人種などを考えさせられ、「平和的祭典北京五輪」/海堂尊 は平和祭典の五輪の使い方(?)、「名古屋オリンピック1981/9/30」/奥田英朗 は読みつつ「名古屋オリンピックの開催地はソウルに決定しました」とかいうバカみたいなことを思い出してしまった。
読了日:01月16日 著者:浅田 次郎,奥田 英明,海堂 尊,城山 三郎,赤瀬川 隼,小川 洋子,額賀 澪
十月の旅人 (ハヤカワ文庫SF)十月の旅人 (ハヤカワ文庫SF)感想
再読(というのを忘れて図書館で借りてしまっただけ^^;) 初読時の感想で、救われない話が多くて疲れた、というようなことを書きましたが、それに加え、物語の最後が作者によって明記されず、読者に委ねられているで余計に不安感が増大するのかも、と思います。 再読して話もそこそこ覚えてたけど、やっぱり面白いから読んじゃいますね(^^)
読了日:01月18日 著者:レイ・ブラッドベリ
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)感想
いきなり7年経って扉子という娘がいて既に本の虫(-_-;) 栞子さんが娘に本にまつわる物語を聞かせるという形(今回は大輔君はいません)。基本的にドロドロした話もなく安心して読めました。 扉子ちゃんに聞かせるという今回の形ででもシリーズが続いてくれたら嬉しい。
読了日:01月20日 著者:三上 延
作りかけの明日作りかけの明日感想
本を統べる者、空を飛ぶ本、失われた町や(未読やけど)掃除の競技など、この作品も過去の三崎作品のエッセンスが各所に出てきます。 最後が物悲しく、三崎作品でこんなに涙出たことあったかな・・・ エピローグでのこの文章が僕には印象的でした「真相は、究明されるものではない。設定されるものだ。」
読了日:01月24日 著者:三崎亜記
琥珀のまたたき (講談社文庫)琥珀のまたたき (講談社文庫)感想
間違いなく小川さんの紡いだ物語なんやけど、限られた登場人物と限られた空間のせいか、読んでいて息苦しかったです。 言い方悪いけど、短編で軽く読めるかもしれないものをこれだけ伸ばしてしまったような・・・ってこんな書き方してゴメンです。 最後の「一瞬の展覧会」に肉付けした短編なんかあると個人的に嬉しいサイズ感かも。
読了日:01月31日 著者:小川 洋子

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コメント
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