ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

年末年始の読書

2016-12-25 11:59:28 | なんやかんや


図書館で、チマチマと何回かに分けて、年末年始に読書するための本を借りてきました。

「南海ホークスがあったころ」永井良和、橋爪紳也
「廃墟建築士」三崎亜紀
「八番筋カウンシル」津村記久子
「明日町こんぺいとう商店街3」いろんな作家さん
「ミーナの行進」小川洋子
「名短編、ここにあり」北村薫、宮部みゆき編
「名短編、さらにあり」北村薫、宮部みゆき編

さて、これだけ読めるのか・・・それとも読み切って不足しちゃうのか?

読書の前に、年賀状を書かんといかんし、明日からもちょっとだけ仕事もせんといかんし・・・正月休みの気分になってる場合じゃないですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月の読書メーター

2016-12-01 08:21:23 | 読書メーター
写真集2冊を含んでいるとはいえ、16冊とはよく読んだ。これも仕事がないことのメリット(笑)


11月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:3653ナイス数:502銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ (ハヤカワ文庫 JA 185)銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ (ハヤカワ文庫 JA 185)感想SFバカ本でしか読んでない作家さんでしたが、予想外に(失礼)良かった。 特に最後の2編、同じカップルが出てくる「有楽町のカフェーで」「薄幸の町で」が時代が未来ではない話(でもSFです…人類が静かに滅亡に向かいます)が好みでした。 大原さんのSF、機会があれば読んでみたいです。読了日:11月02日 著者:大原 まり子
ロカロカ感想中島らもさんの遺作。【近未来私小説】となっているだけに、らもさんが爺さんになったら、間違いなくこの主人公の作家で音楽も酒もドラッグも好きな小歩危ルカのようになっていたんでしょう。 途中に楽譜が書かれてたので気になって数年ぶりにギター出してしまいました。 それと、途中に出てきた畸形のバンドの話は「DECO-CHIN」ですよね! 何度か書かれてた「命短し襷に長し」いい言葉です(笑) 物語の完成品を読みたかった(T_T)読了日:11月03日 著者:中島 らも
寝ずの番 (講談社文庫)寝ずの番 (講談社文庫)感想たぶん、かな~り前に読んだことあるはず。 でもどの話も内容はかなり忘れてて、新鮮に読めた。「寝ずの番III」に書かれてた(死にはった)橋鶴師匠がおかみさん(志津子さん)に贈った歌がええ歌で感動した・・・「おれの心は トタンの屋根よ かわらないのを 見てほしい」・・・あれっ?感動したの僕だけ?(^^;) 他の短編も らもさんらしく面白かった。読了日:11月06日 著者:中島 らも
村上海賊の娘(三) (新潮文庫)村上海賊の娘(三) (新潮文庫)感想前巻から沈んでいた景が最後に動きだした。相変わらず泉州侍たちは地のままで楽しいし。村上海賊たちも景の躍動に呼応して動き出して・・・続く。早く次を読みたい。景も泉州侍も頑張れ!(←どっちを応援したらええんや~)読了日:11月07日 著者:和田 竜
凍りついた香り (幻冬舎文庫)凍りついた香り (幻冬舎文庫)感想なぜか一度読んだような感じがずっとしてたけど、これも小川洋子さんらしい小説の世界そのものだからだろうか? 乾いた死や、体のパーツ、数学、整然と並ぶ瓶や壺・・・。 それにしても孔雀の番人のいた洞窟は何だったんだろ?読了日:11月11日 著者:小川 洋子
a piece of cakea piece of cake感想12編の短編集じゃなく、12冊の小さな本の詰め合わせ。 おしゃれで、こだわりがあって、読んでいて気持ちいい。 もっともっと小さないろんな本を見ていたい。読了日:11月12日 著者:吉田 浩美,坂本 真典
村上海賊の娘(四) (新潮文庫)村上海賊の娘(四) (新潮文庫)感想頁をめくる手が止まらなかった。 景も村上海賊も、七五三兵衛も泉州侍もよう戦った・・・ちょっとこれだけ死にまくると読んでいてつらかったけど。 映像化したらスプラッターになりそうで見てられへんやろなぁ(^^;) 「無謀にも敵に挑んで、阿呆丸出しで死んでいく。それこそが、人々の度肝を抜いて阿呆と賞賛されることを何よりも好む、泉州侍の真髄ではないか。」とあったけど、ほんま阿呆丸出しの言葉を残して死んでいきよったんかいな~!?読了日:11月14日 著者:和田 竜
尾崎放哉句集 (岩波文庫)尾崎放哉句集 (岩波文庫)感想宮沢章夫のエッセイ「牛への道」で紹介されていたと思う。図書館で尾崎放哉の名前を見て借りてみた。 自由律俳句というのは、ちょっと違うかもしれんけどTwitterみたいな つぶやきに近いかも。「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」「淋しい寝る本がない」「赤いたすきをかけて台所がせまい」  最後の「入庵雑記」に書かれていた石に関する考えが面白いし納得・・・石も、山の中だとか、草ッ原で呑気に遊んでいるときはよいのですが、一度、吾々の手にかかって加工されると、それっ切りで死んでしまうのであります。読了日:11月17日 著者:
頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫)頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫)感想図書館の書棚で、この題名が目について、そして何とも言えない表紙も気に入って借りてみました。 子供でも大人でも楽しめる寓話が7話。 登場人物(動物)も少し重なっていて面白い。 「池の中の王様」が一番好きかも。 巻末のキョンキョン(小泉今日子)の書評は、ほとんど僕の(そしてほとんどの人の)思ってることと同じかも(^^)読了日:11月17日 著者:安東 みきえ
うめめうめめ感想図書館で立ち読み、再読。 やっぱりいい(^o^)読了日:11月19日 著者:梅 佳代
じいちゃんさまじいちゃんさま感想図書館で立ち読み、再読。 じいちゃん大好きな梅佳代さん&妹に頬が緩む読了日:11月19日 著者:梅 佳代
しりとりえっせいしりとりえっせい感想しりとり形式でお題を決めてのエッセイ。 しょーもないこと言ってるようで深かったりするから、らもさんのエッセイは中毒性がある。 ひさうちみちお氏のイラストも楽しい。読了日:11月21日 著者:中島 らも
らもチチ 私の半生 青春篇 (講談社文庫)らもチチ 私の半生 青春篇 (講談社文庫)感想らもさんとチチ松村さん・・・酔っぱらった男同士の回顧談というか、子供の頃からの思い出話。 最後には、ひさうちみちおさんも加わって、面白かった。 女性は読まんほうがええかもなぁ、アホでエッチな男の会話(笑)読了日:11月25日 著者:中島 らも,チチ 松村
らも―中島らもとの三十五年らも―中島らもとの三十五年感想らもさんのカミさんである美代子さんによる、らもさんとの出会いから別れまで。 らもさんが高校(灘高)の時の先生が「人と違うことをしてはいけませんよね」と言ったのを聞いて何もかもがばからしくなった、というのがなぜか僕の印象に残りました。 エッセイなんかでは常に面白可笑しく書いていたことも、妻の立場からみると笑えないことや、女性同士だからなのか、わかぎゑふさんのことはあまり良くは書かれていませんでした。 らもさんの知らなかった一面が見えたのはいいけど、そこまで赤裸々に描かなくても、という部分も。読了日:11月26日 著者:中島 美代子
中島らも烈伝中島らも烈伝感想らもさんの高校時代(高校は違うけど)からの友人の書いた らもさんとの思い出話(?)。 先に らもさんのカミさんの美代子さんの「らも」を読んだので、それに比べるとどうも輝いてる らもさんがあまり出てこない。 やっぱり、らもさん自身について書かれた本はこのへんにして、読むなら らもさん自身が書いた本にすべきかな。読了日:11月27日 著者:鈴木 創士
浮遊霊ブラジル浮遊霊ブラジル感想表題作など7つの短編。 『給水塔と亀』『うどん屋のジェンダー、またはコルネさん』:お得意の(?)なんでもない日常を淡々と描いてるのになぜか引き込まれる。 『アイトール・ベラスコの新しい妻』:「夕方の夫が通勤に使っている電車は、雑に切った具ばかりが多い失敗した鍋のように混んでいる」という表現が秀逸。 『運命』:いや~、こうやって運命を背負うことになるんですね(笑) 『地獄』『浮遊霊ブラジル』:死後の世界なんやけど何だか楽しそう。こういう言葉とかで笑わせてもらえた(^o^)・・・「死にたい。死んでるけど。」読了日:11月29日 著者:津村 記久子
読書メーター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする