ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

11月の読書メーター

2021-12-01 06:20:40 | 読書メーター
いろいろ印象に残るいい本を読んだけど「逆ソクラテス」がダントツ! 久々に伊坂幸太郎さんの本を読んで良かった。


11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1971
ナイス数:332

バスクル新宿バスクル新宿感想
バスターミナルのバスクル新宿に関わる4つの話+最後は出演者全員出演(?)のお話。どの話も小さな謎と少し曖昧な終わり方。はっきりしないのも、これはこれでいいかな。 若いころは夜行ではないけど東名・名神の高速バスで帰省したこともあって、バス移動もいいなぁ、と思いました。設備も以前とは全く違って充実してるだろうし。
読了日:11月02日 著者:大崎 梢
超短編! 大どんでん返し (小学館文庫 ん 2-1)超短編! 大どんでん返し (小学館文庫 ん 2-1)感想
「大」かどうかは別として、どんでん返しのオンパレード。1話5〜6ページなのでちょっとした時間でも読めます。「こう来たか〜」という意外なもの、「やっぱり〜」とオチが読めたもの、「よくわかりませ〜ん」という僕には理解できないもの。時間つぶしにはいい本です。
読了日:11月05日 著者:
アフター・サイレンスアフター・サイレンス感想
事件被害者やその家族のケアを仕事とするカウンセラーの高階唯子が主人公の連作。高階唯子自身も事件に関する複雑な家庭環境。 被害者家族も加害者家族も、それぞれには罪はないのに世間が普通にそう見てくれない息苦しさ、暮らしにくさ。 とにかく全体に重い、読んでいて楽しくなし、けど読んでしまう。読了したら、続き出ないかなぁ、と思ってしまう・・・重い気分のままやけど。
読了日:11月11日 著者:本多 孝好
人柱はミイラと出会う (新潮文庫)人柱はミイラと出会う (新潮文庫)感想
アンソロジーを除く初読み作家さん。江戸の風俗が残るパラレルワールドの日本での謎解き。 職業としての人柱/議会の議員一人ひとりに黒衣/既婚女性のお歯黒/厄年休暇/鷹匠による警察鷹/嫌なことを忘れるミョウガ/知事の参勤交代。 主に謎を解くのは人柱職人(←神聖なんやけどなんじゃこれです)。 なんか読んでて鯨統一郎さんの本を読んでる錯覚が・・・それだけバカバカしい発想で楽しい。 同じようなテイストの作品があったらまた読んでみたい。
読了日:11月13日 著者:石持 浅海
雨夜の星たち (文芸書)雨夜の星たち (文芸書)感想
察すること、空気を読むこと、普通やったらこうする、なんてことが全くできない主人公。 僕が実際に会ったらイライラするかなぁ、興味持つかなぁ。 面白おかしく読んだけど、すごく大切な何かを書いてるような気がする・・・具体的に言えんけど(^^;) なんか続きも書けそうな終わり方してるから、この先の話も読んでみたいなぁ。
読了日:11月17日 著者:寺地はるな
スリープ (ハルキ文庫)スリープ (ハルキ文庫)感想
アンソロジーを除くと初読みの乾くるみさん。長編だけど、どんな どんでん返しが来るかを想像し待ち構えながらの読書。14歳の羽鳥亜里沙が冷凍睡眠装置に入れられ30年後の2036年に目覚めさせられる(解凍される)。そして解凍した博士との逃避行・・・と思ってたら終章前の九章で「え?何?どういうこと?」頭大混乱のまま終章で明かされる真実。いや~想像できませんって、ほんま。混乱しつつも楽しい読書時間でした(^^)
読了日:11月23日 著者:乾 くるみ
逆ソクラテス逆ソクラテス感想
久しぶりに伊坂さんの本を読みました。小学生が主人公の5つの短編。表題作は『あの日、君とBoys』で既読(忘れてたけど^^;)。どの話も最後はいい感じの終わり方。小学生の話だけど大人になっても大事なことがちりばめられてます。読後、小学校や中学校時代の友人・同級生のことなど思い出したりしました(^^)
読了日:11月24日 著者:伊坂 幸太郎

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コメント
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