ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

4月の読書メーター

2024-05-01 06:42:16 | 読書メーター
絲山秋子さんの本を読むのがまた増えてます。なんか僕に合ってるのか読んでて心地いい。


4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1445
ナイス数:219

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書 11)世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書 11)感想
小川洋子さんと数学者 藤原正彦さんの対談形式(?)で数学が語られる。「博士の愛した数式」の著者とは言え、こんなに数学に詳しいのにびっくり。素人質問の域を超えてます。でも数学者(に限らないんでしょうが)の頭の中、発想ってどんなことになってるんですかね。
読了日:04月02日 著者:藤原 正彦,小川 洋子
私たちの特別な一日: 冠婚葬祭アンソロジー (創元文芸文庫)私たちの特別な一日: 冠婚葬祭アンソロジー (創元文芸文庫)感想
冠婚葬祭アンソロジー。雪舟えまさんの家(建物)と会話する「家読み」のお話が何となく三崎亜紀さんの世界観に似て僕の好み。そして最後の町田そのこさんの「六年目の弔い」が読んでいてなんか落ち着かないけど面白かった・・・真実はどこ?何?
読了日:04月13日 著者:飛鳥井 千砂,寺地 はるな,雪舟 えま,嶋津 輝,高山 羽根子,町田 そのこ
神と黒蟹県神と黒蟹県感想
不思議な絲山秋子ワールドというか、最初なかなか読むの時間かかってたけど、知らぬ間に糸山さんの物語に吸い込まれていくというか、読むのを止められなくなった。最後は神だの狐だの火星着陸だの、もう何でもあり…でも楽しい。 地図を見る限り黒蟹県は、岡山県に似てるとおもったけどどうなんだろ?
読了日:04月18日 著者:絲山 秋子
こんがり、パン: おいしい文藝 (河出文庫)こんがり、パン: おいしい文藝 (河出文庫)感想
収められてる何作かは読んでるはずなのに全く覚えてなかった。 それにしてもパン縛りのエッセイ。僕は朝食は毎日パンやし、昼食もほとんどパン。美味しいだの楽しいだの幸せだのと言えないのもあったけど、とにかくパンが食べたくなる。 そして、さすが岸本佐知子さん・・・唯一(?)パン自体じゃなく高校に来たパン屋のおじさん(?)の話やった(笑)天邪鬼的なの大好き😀
読了日:04月22日 著者:津村 記久子,穂村 弘
海の仙人・雉始雊 (河出文庫)海の仙人・雉始雊 (河出文庫)感想
「海の仙人」は新潮文庫で既読だったんですが「神と黒蟹県」で半知半能の神が出てきてら「海の仙人」の役立たずの神ファンタジーを思い出して、新しく河出文庫から出た文庫で再読。 初読の時もそうでしたが、途中で涙&鼻水&ショックでしばし読めなくなったけど、再読して良かった。短いけど僕にとってベストいくつか(←ええ加減)に入る小説です。表題ともう一作の「雉始雊」(きじはじめてなく)は最後「え、え、え???」という感じ。どっちの話も最後はすっきりは終わらない・・・けどこういうのもいいか。
読了日:04月26日 著者:絲山 秋子
夢も見ずに眠った。夢も見ずに眠った。感想
妻の実家で同居していた夫婦が、妻の単身赴任などもあり離婚。でもその後もなんだかんだで繋がって、最終章では一緒に出雲方面に旅行・・・て書くと単純なんだけど、双方の視点で書かれ、それ違いやお互いの思いも繊細に描かれてる。最後はうるうるして読みました。 途中(全く違うけど)「逃亡くそたわけ」を思い出したりして、あぁこの物語・文章の雰囲気好きやわ~、って思った
読了日:04月30日 著者:絲山秋子

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コメント
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