4月の読書メーター読んだ本の数:8
読んだページ数:1869
ナイス数:298
君を守ろうとする猫の話の
感想「本を守ろうとする猫の話」の続編にあたるのかな。高校生だった夏木林太郎が結婚してるし(^^) 今回の主人公は中学生のナナミ。図書館なら消えた本を取り戻しに猫に導かれ異世界へ。本を助けに行くけど本に助けられ、猫に勇気づけられるけど猫を助け・・・異世界の灰色の王とも正々堂々と対峙し、強い。 希望はよみがえる・・・諦めなければ。なんか僕も何かあったらこの本に助けられるのかな? 電車で読んでて涙こらえてたら鼻水が・・・どれだけティッシュ使ったか(←全く要らん情報^^;)
読了日:04月02日 著者:
夏川 草介
貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃい (徳間文庫)の
感想1話目は えびす小僧という義賊の話かと思ったら(途中で正体は想像できたけど)そいつもそうやけど質屋の息子も…ほんま胸糞悪い話でした。2話目はいつもの丁稚たちのお話…みんなええ人で良かったね。3話目は安倍晴明の末裔やら菅原道真の怨霊やら壮大な話…道真公、雷落としまくったけど最後は学問の神として一仕事、めでたしめでたし。
読了日:04月08日 著者:
田中啓文
君の地球が平らになりますようにの
感想もうその男と早く別れなあかんやん!って言いたくなる男に執着しまくってる読んでてこっちも辛くなる恋愛 5編。 相変わらず覚えにくい特殊な(?)氏名の登場人物たち、まぁ最近は慣れましたけど(^^;) 「『彼女と握手する』なら無料」に以前読んだ中(どの本のどの話かは思い出せないが)の赤羽瑠璃(ぱねるり)が出てきて少しびっくり。 どの話も女性目線やのにこんなオッチャンでも読むのが止まらない(^^)
読了日:04月13日 著者:
斜線堂 有紀
おいしいアンソロジー ビール 今日もゴクゴク、喉がなる (だいわ文庫)の
感想ビールは好きというか飲み屋では必ず最初に飲む、1杯で次のお酒に変えるか、そのままビールを飲み続けるかはその時その時の雰囲気で。とにかく読んでてビールを飲みたくなること間違いなし…遠藤周作さんの尿意の話は別ですが💦 やっぱり中島らもさんの文がいい。ビールを少しずつ好きになったという例えが、市原悦子と部屋に閉じ込められて最初はキャーキャー言って困るが、やがて少しずつ好きになる…(ほんまかいな)(笑)
読了日:04月18日 著者:
阿川佐和子,その他
楽園の楽園 (単行本)の
感想短いけど壮大な話でした。ヒトが登場した時は単なる地球の一部だったんだろうけど、今や地球を蝕む異物。 ヒトは起こったことに理由や原因という物語を求める・・・なるほど。それに、このサイトの人々は常に物語を求めてる、ってことか(そんなことは本書には書いてないけどね^^;)
読了日:04月20日 著者:
伊坂 幸太郎
花のたましいの
感想「花まんま」の続編?スピンオフ?もう一回「花まんま」読まんと全く思い出せん。4編のうち3編は東大阪が舞台。お好み焼き屋「みよし」が軽くリンクしてるし登場人物も少しかぶっていく。最後は彦根が舞台やけど東大阪から来た女性が最後に登場。そんでもってウルウルして鼻水も😢 死とそれにまつわる不思議な出来事。かなり無茶な設定と思えるのもあったけど、素直に物語に入れました。何となく不思議やったり怖かったりしたけど、ええ話を読ませてもらいました。
読了日:04月24日 著者:
朱川 湊人
漫才過剰考察の
感想M-1 2連覇した令和ロマンの高比良くるまさん。俺が俺がという性格じゃなく、ここで俺に何ができるか、って考えるちょっと変人。でも理論家なんやろね。 最近お笑いはM-1 くらいしか見てないから面白いコンビを知ってもすぐに忘れる(^^;) あまり好きじゃなかった霜降り明星の粗品との対談を読んでちょっと粗品に好感持ったかな。
読了日:04月26日 著者:
令和ロマン・髙比良くるま
忌野清志郎が聴こえる 愛しあってるかいの
感想図書館の蔵書検索でたまたま見つけて借りた本。忌野清志郎のことをうまくまとめてると思う。一度もライブを見に行ったことないけど大学時代にアルバム「RHAPSODY」に出会ったこともド下手バンドを組むきっかけの一つ。 第9章をYouTubeで「激しい雨」(←コメントのリンク)を聴きながら読んでたら涙止まらなくなった。やっぱり2009年のゴールデンウィークに他界したのが寂しい、長蛇の青山葬儀場を思い出します。ファンにとっては良書だと思います。
読了日:04月29日 著者:
神山典士読書メーター