鎌倉 由比ヶ浜で不思議な生物を発見? 青い風船状の生き物が動いている!
朝8:00に久しぶりの海岸の散歩に出かけた。雨は明け方にはやんだが、雨上がりの海岸は漂着物がふだんより多いようだ。
海岸を歩いていると、時おり漂着物の中に不思議なものが目につく。
青くて透明な風船のようなものである。大きさはタマゴよりちょっと大きいくらいでぷくーっと膨らんだ感じのものだ。何年も前にも見かけた記憶がある。今回はカメラを持っていたので記録してやろうと思った。
さて、さらに歩いて行くとまた見つける。
さっきのよりやや小さいが、かたちは似ていて、オカリナのような形状だ。“ひよ子” や “鳩サブレー” のように頭らしき先端がある。
注意して歩いて行くと、いるわいるわ、いくらでもいるのだ。
クラゲのようにも見える。
尻尾だろうか?
雨上がりと関係があるのかわからないが、漂着物といっしょにたくさん打ち上げられているようだ。
いびつ加減が、昔懐かしい “ポリバルーン” を思わせる。
こいつのスゴイところは動くところだ。つつくと反応して動く。
こんなものがうじゃうじゃいるのを見るのはわたしは初めてだ。
とにかく生物である。わたしは得体の知れない生きものには触らない主義なので、サイズ比較のためにギリギリのところまで自分の足を近づけている。
漁師小屋の近くで地元の漁師に出くわしたので、世間話のついでにこの 「青い変なやつ」 のことを訊いてみた。すると、見たことはあるが、何だかは知らないそうだ。名前も知らないそうだ。毒だかどうだかも知らないと言う。
よく知らずにいて平気でいられるものだと感心する。自分の “職場” ではないか。わたしにとっては、ごくために来る散歩道にすぎない。とにかく十分記録したので、あとは家に帰って調べてみようと思った。
さて、家に帰って、家内に写真や動画見せると、2日前の新聞を引っ張り出して来てめくり始めた。そして以下のページをわたしに見せた。
まさにこれである!
わたしは、警戒して直接手や足で触れないようにしていたが、正解であった。
それにしても 「青くきれいな半透明色」 と言いながら白黒写真を出しているようでは、新聞は凋落する一方だと思う。21世紀にもなって白黒テレビを見せているようなものではないか。写真はすべてカラーにするくらいにしなければダメだろう。「猛毒注意」 と言うのならなおさらである。
海外でも怖れられている Portugese man of war (カツオノエボシ)