がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

デザイナーフーズ計画

2011-04-18 16:59:23 | 健康・病気

私はこれまで、自分自身が健康だったこともあって、がんについてあまり気にせずに生きてきました。

しかし、今から4年前、同い年の友人ががんで亡くなり、そして、昨年は父が、以前から患っていた肺がんが全身に転移して亡くなりました。

こういった中で、自分なりにがんについて調べ始めたわけですが、それがある程度まとまってきたので、その結果を公表して少しでも皆さんのお役に立てればと思い、このブログを始めました。

がんについては、2006年に放送された「放送大学」の『がんの健康科学』などで有益な情報が公開されており、今年度も再放送されると思いますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

今日の話題の「デザイナーフーズ計画」も、放送大学を見て初めて知ったのですが、あまり知られていないようなのでご紹介します。

イギリスの疫学研究者のDollらが1981年に発表した推計によると、アメリカ人のがん死亡の主たる要因は、

第1位 35% 食品・栄養
第2位 30% タバコ

だったそうで、食生活を改善することでがんになるリスクを減らすことが可能であることが明らかになったそうです。

こういった研究結果を受けて、アメリカは1990年から「デザイナーフーズ計画」という国家プロジェクトを立ち上げ、がん予防に効果がある食品を調査したそうです。その結果抽出されたのは以下の食品でした。

上位群: ニンニク、キャベツ、大豆、生姜、セリ科植物(パセリ、セロリ、人参)など

中位群: タマネギ、お茶、ウコン、玄米、柑橘類、ナス科植物(ナス、トマト、ピーマン)、アブラナ科植物(大根、カブ、小松菜、白菜、カリフラワー、ブロッコリー)など

下位群: マスクメロン、キュウリ、ジャガイモ、ハーブ類など

がんの予防は、すべての生活習慣病の予防につながると言われています。

もし、普段野菜や果物をあまり食べていないという自覚がある方は、この調査結果を参考にして食生活を見直し、野菜と果物の摂取量を増やすようお薦めします。

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