ハナミズキ

　山に潜んで蠢く「大蛸」に見えるがァは私だけ？



　今年の桜が早かったもんやきに、四月の上旬でもすっかり時季遅れになってしもうたお花見に「ゆずの宿」の歓迎会と送別会をひっかけてしよったがです。



　空を押し上げて
　手を伸ばす君　五月のこと
　どうか来てほしい
　水際まで来てほしい



　花が散っちゅうきに「花冷え」らぁ無いろうと勝手に決め込んぢょったがやけんど…、水際の公園は風当たりも強ぅて…、やっぱ寒かったぜよ。



　先日テレビで映画の「ハナミズキ」を観たがやけんど、思うちょったよりイケちょった。物語を反芻しもって乗る「ごな線」の雰囲気がまたなかなかえい。



　キャラが鏤められた車内から全面オーシャンビューの車窓に目を移し、凄い景色に圧倒されもって、車掌さんのホスピタリティにほっこり癒される…。こんな贅沢な路線は他に類を見んがやないろ～か。



　先日ノースレイアの選手らぁが手伝うてくれて完成した奈半利町ふるさと海岸の鯉のぼりに負けじと「ゆずの宿」でも小島赤鉄橋にフラフを飾っちゃろうと打合せ。なんとしてもどっさりのお客さんに見物に来て貰わんといかん。



　僕の我慢がいつか実を結び
　果てない波がちゃんと
　止まりますように
　君と好きな人が
　百年続きますように
　君と好きな人が
　百年続きますように
　（歌・作詞：一青窈　作曲：マシコタツロウ）
　大好きなこの歌が出来た背景に「アメリカ同時多発テロ事件」があったらぁいうことは、ちっとも知らんかったぞね。　

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