わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

えんこう

2014年07月06日 00時00分31秒 | 地域情報
 これは「掩体壕(えんたいごう)」っちゅうて、敵機の攻撃から航空機を守るために堅牢に造られちゅう格納庫ぜよ。



 高知県南国市前浜にゃあ7基の掩体壕が在って、この時季にゃあ緑の水田の景色に溶け込んぢょって、私の大好きな景色ながよね~。



 ここいらのもんは、昭和18年頃に建設されたらしいきに、実に71年も田園風景の中に在って、米の二期作も盛んやった場所やきに…、なんべん収穫を見守ってきたことやら…。



 さて掩体壕と標題の「えんこう」は、似ぃた響きの言葉やけんど全くの別物で、ここで云う「えんこう」は、決して「援交」のようないかがわしいもんでもない。



 見ての通り姿は河童に酷似しちょって漢字は「猿猴」と書く妖怪の仲間ながよ。土佐の言い伝えやと「おんちゃん相撲取ろ」の「シバテン(芝天狗)」も似ぃた感じで、水辺で人間を化かしたりする子どもみたいな妖怪にかわらん。



 ぽっちり「ゆずの宿」の前にも奈半利川があるきに「猿猴」が出ても不思議やないがやけんど、そんな言い伝えはあんまり聞いたことがないねや。



 掩体壕郡から西へクルマで10分、十市の石土池(いわつちいけ)ぢゃあ、ホテイアオイが満開で今が見頃ながやけんど、くれぐれも猿猴にゃあ気をつけなはれや。

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