判事や検事が天下るとは知っていましたが、まさか原発メーカーだなんて!信じられませんでした。ましてや、アメリカの原発メーカーを子会社に持っている、東芝とは。
例えば、四国電力伊方原発1号炉訴訟は、1978年4月25日に松山地裁判決で、住民側敗訴。結局、1992年10月29日の最高裁第1小法廷は、「国の設置許可に違法性はない」と住民側敗訴の判決を下し、東電福島第二原発1号炉に対する設置許可処分取り消しを求めた上告にも同じ判決が下った。最高裁判決を下した判事のうち一人「味村治」その後原発メーカーの東芝(福島第二原発1号炉にもプラントを納入している)に天下った。味村は、戦後1期目の司法修習を終えて検事、東京高検検事、内閣法制局長官を経て、90年に最高裁判事となる。90年に定年退官し、弁護士登録して、98年6月に東芝社外監査役に就いた(01年6月まで)。03年に死去。ええっー!
以下、同類項の他の判事・検事。
野崎幸雄(元仙台高裁長官) ⇒ 北海道電力社外監査役(98年6月 ~)。
清水湛(元広島高裁長官) ⇒ 東芝社外取締役(04年~09年)
小杉丈夫(元釧路地裁・家裁判事補) ⇒ 東芝社外取締役(09年 ~)
筧榮一(元検事総長) ⇒ 東芝社外監査役・取締役(01年~04年)
上田操(元大審院判事) ⇒ 三菱電機監査役(49年~)
村山弘義(元東京高検検事長) ⇒ 三菱電機社外監査役・取締役(00年~)
田代有嗣(元東京高検検事) ⇒ 三菱電機社外監査役(94年~)
土肥孝治(元検事総長) ⇒ 関西電力社外監査役(03年~)
これでは、とても公平とは思えない。退任・退官後に、一人くらいは反原発者になってもおかしくないのに。個人の意見・意思が無い、役人でしかないのでしょうか。
そう言えば、「副流煙」は喫煙者が吸う「主流煙」の吐き出された「呼出煙」を発生源とするとあるが、誰のものだろう?焚き火の灰でお隣の洗濯物を汚したら、誰のせいだろう?チュリノブイリ汚染は????東電のFUKUSIMAの放射能で、サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部の汚染は、誰のせいだろう?みんな、「無主物」?なのか。ネットで見つけたので、貼り付けました。
このFUKUSIMAの件は、東京地裁長である福島政幸裁判長によると「無主物」となった!東電は、<答弁書で東電は放射性物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもないので、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。したがって「検出された放射性物質は、責任者がいない」、と主張。それを、福島政幸裁判長は認めたんだ!福島政幸裁判長は、原発をいまだに危険とは思っていないんだろうか?予防原則の知恵が無い。
ジェイ・ビレッジや福島の住民のことを考えると・・・。じゃー、国民の税金で後始末ですか?で、自分は恩給・年金貰って悠々自適か、または天下りですか?段々赤く染まって、朽ちていく・・・・・ぞー。
武田邦彦 (中部大学) より11/29日
「1992年の環境サミットで「原則15:予防原則」が世界的に合意されました。その趣旨は「科学的に因果関係が不明な場合でも、怪しいときには予備的に規制することができる」というものでした。これが人間の知恵というものです」
予防原則とは、知りませんでした。人工的に作った化学物質が、本当に地球や人間にとって安全な物か判らないときに、この予防原則がある。臭いものには蓋をするではく、オープンにして合理的に予防をする事は、とっても良い。天下りも「副流煙」・「焚き火の灰」やもちろん死の灰「放射能」も、早期予防が絶対に必要。放射能の、先送りは、止めましょう。明日の被害者は、子供です。
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