ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

新書が面白い

2007-10-03 12:07:32 | Weblog
最近は何処でも読める新書版をよく買って読む。
価額が手頃なのと肩が凝らず一気に読める。

一番の理由は小遣いの減った年寄り向きなのかも知れない。
それと企画が新鮮で本当に目新しい作品が一杯ある。

今売出中の幻冬舎のものなどは時宜を得た読み物が多くて
知らず知らず手を出してしまう。
社長の企画力が優れているのだろう。

鈴木宗男に絡んで被告人になっている佐藤 優と元NHKの
手嶋龍一両氏の共著の本は面白かった。
インテリジェンスの文字が不思議な響きのする言葉として
頭に焼きつけられた。

国際関係で勝ち抜いていくには如何にインテリジェンスの質を
上げ、その本質を読み解くかが国の方針を決める上で重要なの
だとわかった。
手嶋さんの優男ぶりの表情のからは最前線の情報を集めていた
などと思えなかった。
しかし国のインテリジェンスの専門家の佐藤さんが手嶋さんを
日本の第一人者だと云っているのだから凄い人なのだろう。
又佐藤さんがソビエト時代のクレムリンの高官と人脈を築いて
いて、映画や小説の話のような情報戦をしていたなんてこれも
はじめて知って驚いた。

外交は相手の手の内を確実に読んで戦略を立てなければいけない。
民主党の偽メール事件みたいなことがあっては大変だ。

私の市には本当に素晴らしい図書館があるけれど中々新しい読み
たい本には巡り会えない。
古い本ばかりのような気がする。

それでも中国通史と云う本が読みたくて購入を依頼していると
一ヵ月余りして、貸出し通知のハガキが届き嬉しかった。
図書館も予算をやり繰りして大変なのだろうけれど、もう少し
変わった図書があればといつも思う。