ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

飛鳥ってお金持ちしか乗れないの?

2006-01-08 14:58:38 | Weblog
港にクルーズ船の飛鳥が入港していると耳にして早速見に行ってみようと思ったのだが、どこの港に泊っているのか聴き忘れていた。この街には大型フェリーや小型船の出入りする古くからの港と新港湾と新新港湾の三港がある。新新港湾は定期的に中国や韓国の船がコンテナを満載して入港している。ヤードにはうずたかくコンテナが積み上げられ、船が着くと時間に関係なくガ-ランドクレーンがうなりをあげ、いとも簡単に30トンもあるコンテナを吊上げたり下ろしたりして荷を捌いて行く。クレーンの下を忙しなくトレーラーが行き交い、コンテナ専用のマンモスリフトローダーが動き回っている。一番大きな港湾に着岸していると思ったが、行く前にもう一度確かめとうと2階の自分の部屋に上がって海側の窓から眺めると、新新港湾のクレーンの傍には船影はなかった。一瞬もう出航してしまったと思った。しかし少し視点を上に移すと向こうの新港湾の位置に白い大きなビルのような船が見えた。早速現地に行ってみると沢山の人で一杯で、皆口々に大きさや乗船者のことを語っていた。極め付きの会話はおかあさんが子供に「この船はお金持ちの船だから」と云っていたことでした。羨ましいと云うよりは、私達とは関係ないと突き放した感じでした。そして一組の80を過ぎた乗船者のご夫婦がタラップをふらつくようにしながら上がって行くのを目にして、ご夫婦の来し方を想像したりしました。それにしてもこの船は大きかった。船尾から船首まで歩いてみると240歩もあった。およそ200メートです。でもいくら大きくても近くで見ると船体は鉄で出来ていて凹凸があり海に浮いている、ぼろ家でも陸の上に建っている木造の我が家の方が安定しているように見えたりして・・・行けないもののヒガミかも・・・まあお楽しみ下さい。   BON VOYAGE !