ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

腫瘍マーカー検査について

2013-09-26 | 乳腺外科

乳がんになってから、にわか勉強をした。
告知、手術、術後4ヶ月程担当してくださった先生は、私が質問すると、恐縮する程丁寧に説明してくださった。

手術前に、手術後6ヶ月毎に腫瘍マーカー値の検査をします、と説明を受けた。なぜそんなに間をとるのかが納得できずに、質問した。残念なことに具体的な言葉は覚えていないのだが、先生のお答えは次のようなものだった。

乳がんは他のがんとは異なります。
手術で全てを取り去ることは難しく、ガンの種のようなものすでに体のいろいろなところに散らばっていると考えられます。ただ、そのガンの種が悪さをするまでの時間にかなりの幅があります。その幅を出来るだけ長くするために治療をしていきます。だから、悪さを始める前に、頻繁に腫瘍マーカー値の検査をすることは意味がないのです。(確かそんなことを)

その場では、納得したような、してないようなそんな気持ちだった。

手術6ヶ月後、腫瘍マーカー値の検査を終えて、毎月この踏み絵のようなこの検査をしていたら身が持たないということを実感した。

ホルモン療法の薬の副作用が地味に辛い中、症状の大きな変化がない限り検査を増やさない方が、ストレスの軽減につながる。乳がんのことを忘れられる訳ではないが、検査結果◯には、瞬間的にはとりあえず元気が湧いてくる。頭のすみで逆の場合の覚悟をしている分だけ。"6ヶ月"の医学的基準はわからなけれども。



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