紫式部の花はピンク色

この花は紫式部の花です
秋に枝にびっちり紫色の小さい粒々の実をつけます
ほとんどの方はそちらしか　ご存じないかもしれません
でも　この季節かわいらしい花をつけています
実をつけるということは　その前に花が咲いているということで
この暑い時期に　しおらしく　そ～っと花をつけます
子供が保育園に行っていた頃　その途中にたくさんの紫式部が
ありまして　これ何の花？とよ～く見てみると
紫式部だったというわけ

花の市場にもでることはないし
生け花の世界でも花を使うことはないようです
秋の実の時期にみなさんに　見ていただくため
今　暑い中　花をつけています
この花が大好きです
保育園の頃に　よく見たということで
どうしても　
暑い夏　小さい手をひいて歩いた思い出に
むすびつきます
子供が　頭から湯気を出しながら　顔をまっかにして
わたしの顔を見上げてにっこり笑う
お迎えのときの本当に幸せいっぱいの時間の横に
この花は　微笑んでいてくれました
このなんともいえないやさしいピンク色は
今か今かとお迎えを待っている子供たちのように
小さく　ふわふわ　にこにこ！！　

ひそやかに咲くくちなし

いつもの散歩道にくちなしが２輪　それはもう
ひそやかに　咲いていました
すこししか陽の当たらないところに
真っ白い花が・・・
よ～く　見ていないと　気がつきません

くちなしは　けむしくんが大好きな花
以前　雨の日一晩で　つるっつるに食べられたことがありました
むしゃむしゃ　音が聞こえたんではないかと思うほど
大量のお食事！満足げな大きいけむしくんが棒のようになった茎の上で
寝そべっていました
その後　立派な蝶になったかは　わかりませんが
くちなしはおいしんだな～ということはよ～くわかりました
特に鉢物は葉も柔らかく　おいしかったんでしょうね！

花の香りも良く　姿も優雅なのですが
水の上がりも　あまりよくないし
花の色も早くに変色しがちで　扱いが　難しい花のひとつです
濃いグリーンの葉を背に　自然に咲いているくちなしが
一番いいようです
顔を近づけてかぐ香り　
もう少し手元で楽しみたいと思っている方は
多いのではないでしょうか？
金木犀や　沈丁花のように　回り一帯に香りが広がるわけでもありません
花も香りも　ひそやかに・・・
誰でした？くちなしの花のようなひと・・・なんて
歌っちゃってた人！