カステラな暮らし ゆるふわっ花観察記

花について日々思うことをあれこれと・・・

HOLY JAZZ NIHGT

2008-11-30 08:39:58 | 絵と音楽と文学と・・・
昨日の夜 知り合いのギャラリーで 古くからの友人がリース展を開きました 
毎年 この時期に 開催しているのですが
いつもは この時期 大忙しで 毎年毎年お誘いをいただくのに 行ったためしがない!!
申し訳ないな~と思いつつ 行けずにいたのですが
今年はひま人なので パパとふたりで 出かけてみました
毎年 リース展中の友人を横で見て そりゃもう大変なのを見て知っているので
実物が飾ってあるのを見て 感慨もひとしお!
相変わらず ワイルドでナチュラル感を大切にした彼女らしいリースがいっぱいでした
私はこの友人の ピュアさが大好きです
いろいろ苦労もしてきているのも見ているし 頑固なとこも知っている
でも 人に対して 花に対して いつまでも 真摯なところが 一番の魅力です
いつの日か この大好きなリース作りで 独り立ちしていけるよう応援をしていきたいと思っています

その彼女は 制作で めいっぱいのため 来ていなかったけれど
初日の昨日は おいしいお料理とワインと音楽で楽しむイベントがギャラリーで行われました
おじさん(!?)のトリオによる JAZZのライブです
30分ほどの演奏でしたが 1.5メートルの距離で聴く音はいいよね~
どんな人たちで 何の曲かもわかりませんでしたが
十分楽しんできました
Jazzのセッションは なんかお互いの絡みが 闘っているようでもあり 
和しているようでもあり 音楽っていいな~って
思わせ うらやましくもなります
後ろにかかっているのが友人のリース
小さなギャラリーですが オーナーの人柄か
ご近所の方や 友人などたくさんの方が見えていました
あらためて 主婦パワーと主婦ネットワークの巨力を実感!!
私のネットワークも 今まさに広がっています
いろんな方面の方々ともっと 夢を語り 実現していきたいですね
こういう損得勘定が主たる理由ではないネットワークは
男には無理なんですよ~残念ながら・・・

その後 小腹がすいたので イタメシ寄って 野菜たっぷりのイタメシ食べて帰りました
私は 車だったので ワインは飲めませんでしたが
パパは うれしそうに 飲んでました    まったくぅ・・・

鍋と社会学!?

2008-11-29 09:24:29 | おいしい!
昨日の午前中は 雨も降り もう寒いこと寒いこと
大好きな毛布丹前にくるまって ず~っと本を読んでいました
届いたばかりの詩集と 宮台真司さんの「14歳からの社会学」の計3冊
詩集は 東京のお母さんと慕っている方の詩集
以前にいただいたものよりも 古い年代のもの
また今日もじっくり 味わわせていただこうと思っています
詩集は 簡単にコメントできないもの
お礼のお手紙を差し上げるときに 感想をちょこっとしたためようと思います
生意気なようで 甚だ恐縮ですが・・・

一方 「14歳からの社会学」は パパがどうしても読みたいと言って手に入れました
私たちの子供も今月14歳になりました
子供にも 読んでもらいました
パパは宮台信者なので さておき 子どもは つまらないのひとこと
う~ん 我が家の14歳は まだ少し子供っぽいので ちょっと早かったかも・・・
もう少し後になってもう一度 読みなおしてもらうと 引っかかるんではないかと思います
私は 大学の同級生に 社会学専攻課程があり その時社会学をやる奴は
下心が見え見えの戦略家のイケメンばっかりで げんなりした記憶があり
ピュアな職人気質のしょうゆ系が好みだったものとしては
こりゃあかん!!
そのため 自信に満ちた戦略家が 今を斬って 未来を語り 
自分自身どうやって要領よく この先生きていくかをひけらかす学問だという
それこそ偏見でいっぱいなわけです
宮台さん自身も中で書いてあるように シャらっと ちょっと勉強をして
いわゆるいい高校いい大学に入り 女はいつも5人づつとつきあい100人以上と寝て
とりあえず なんとなく研究者になって 一流となり
今は 20歳くらい若い奥さんをもらい(ここは書いてない)2歳になる娘がいて・・・みたいな
本当に当時私が感じてた 下心見え見えの自信家で戦略家そのもの
それが そのもの書いてあり ある意味やるな~という感じもする
彼は同世代 2こ上になる
一浪したって言うことは きっと共通一次試験の一年目を受けているはず
共通一次二年目の洗礼を受けた私たちは
当時新人類といわれ 共通一次を受けていない先輩方に
「おまえらは・・・」とよく いろいろご指摘を受けていた
確かに先輩方とは違う何かは感じていたよ
私がいっていた大学は 入学する二年前まではいわゆる二期校 東大の滑り止め校の扱い
だから 勉強はできるんだけど なんとなく負け犬根性が染みついている
それに比べて 私たちは五教科七科目も まんべんなくソツにこなせる人種にされてしまった感がある
とりあえず その合計点が○点なので その中から自分の志望校を選択したわけ
新人類の私たちは ここから 自分とは関係なく選択の基準がことごとく変化し 
その幅が広がったのか 狭まったのか わからないまま
時流に 乗せられて生きてきた気がする
バブル前の就職 女子の求人はなし
バブル期 働けど別に恩恵は受けず
男女雇用均等法は 24才の時 でも中小企業は そんなのカンケーねえ
バブル崩壊 でもたいしたしっぺがえしも受けず
ソツなく生きていけるように きっと訓練されていたので
こんなにもちっちゃくソツなく生きてしまったのかしら?
そこで この社会学
学んでおけば人生変わっていた?かも??
自由 承認 尊厳のメカニズムや感染動機など
すごく納得する事柄も多い
やはり人生の戦略っぽい匂いはぬぐえなかったけれど 
また一歩 自由になった気がする!
最後の部分で すっきりしないのは どの学問も一緒
でも ご興味のある方は ぜひ読んでみて!おすすめです

・・・と読書三昧の昨日でしたが 夜は我が家オリジナル中華しゃぶしゃぶ!
中華だしのスープにしょうがのスライスをいれてあります
もやしや青梗菜 にんじんなど 普通の鍋には入れない野菜も加え
つけだれは しょうがのにんにくの擂ったものをお好みで入れ
ゴマ オイスターソース しょうゆの合わせたものでいただきます
我が家は豚肉ですが 牛肉の方がおいしいかも・・・
スープにもつけだれにも しょうがが入っているので
冬はあったまって サイコーです
残り物野菜で鍋なんていうときも このたれで食べるとまた変化があっていいですよ

今日は昨日とうってかわって 超晴れ!
今日は子どもとクリスマスリースでも作ってみましょうか?
ツリーも出さなきゃね!
・・・あ でも早速断られてしまいました・・・
14歳は ムズカシイのぉ
今は死語の新人類のママ
手書きの字は まさに元祖まる文字 この年になるとハズカシイ
DSで美文字トレーニングでもしてみるぅ?

呪文?のような花

2008-11-28 08:30:05 | 日々の花
本当にプチなこの花 
昨年 購入したものですが 短日処理をしないと咲かないという但し書きがありました
短日処理とは 有名なのは ポインセチアですが 
ある時期に 一定の時間 暗くしておかないと 花芽が形成されないのです
それじゃ 咲かんわね~と思いテラスで放っておきました
なんということか 11月も下旬になって こんなにも小さくてかわいらしい花が!
現在直径3ミリ
そうそう 花の名前は 千日小坊
私たちは アルテルナンテルと呼んでいます
イギリス生まれの花だそうで 今や千日小鈴やら 千日小雪やら
姉妹?もいるそうです
もとは切り花で見たのが最初でしたが 現在は 苗としても有名になったようです
秋に咲くのが本当らしいですが 我が家ではなぜかこんなに寒くなってから!
育ててみると ふわっと枝が広がって ちょっとハンギングみたいになり
思ったより雰囲気がありました
そして その先端に ちっちゃい花 
ベビーリングの宝石のよう・・・
発見した時は もう大笑い!
そりゃもう見えないくらいのちっちゃな宝石が あちこちについていました
こんな寒さでも 花は大きくなってくれるのでしょうか?
毎朝 テラスの様子を見るのが楽しみです
商売上 姉妹もいるためか 千日小坊で売り出し中ですが
個人的には やっぱりアルテルナンテルと呼びたい!
ちっちゃい宝石は 呪文がお似合い!?
アルテルナンテルの花なんていわれると はて?どんな花?って
想像が膨らむし かなりミステリアスでしょ?
アルテルナンテル アルテルナンテル・・・
・・・なんども 唱えると 花が大きくなりました!なんて・・・?

  アルテルナンテル アルテルナンテル
  アイシテル アイシテル ナンドモイッテミル

こんな呪文なら もっともっと唱えて
みんなが幸せになれるのに・・・


空飛ぶ 林の素

2008-11-27 08:00:27 | 日々の花
ブナの葉も すっかり飛んでしまいました
テラスや 道端のあちこちに 葉っぱが落ちています
テラスに落ちたブナの葉を拾って よ~く見てみると
ちゃあんと 種つきです
この葉っぱには 2個の種をつけています
ブナの種といえば 立派に 林の素
一本の木から どれだけの種を飛ばすんでしょうか?
こんなにもたくさんの種を飛ばしながらも
ブナの木は減り 林を作るのも もう一苦労・・・
落ちても落ちてもアスファルトばっかりで 種を飛ばしている親の木も
切ないかもね・・・
それでも 飛ばされた種たちは 大きく成長することを
思い描いて 風にひゅるひゅる飛ばされていきます
風の強い日は 何百という葉が同時に 舞い上がり飛んでいる・・・
…その風景は 圧巻です
残念ながら カメラには収められなかったけれど
しっかり 私の中のカメラには 透き通った秋の空と一緒に
収まっています

もう クリスマスまで1か月を切りました
昨日 友人からリース用の 花材が届きました 
思いがけなかったので うれしさもひとしお
週末 子どもと一緒に 作ろう!
そして クリスマスグッズも出して飾ろうっと・・・
11月から12月へ
にわかに あわただしくなる時期
今年初めての 無職の12月 
どんな風に 進むのか楽しみです
皆さん 風邪などには十分お気を付けくださいね!

いつもの散歩道

2008-11-26 08:44:45 | お散歩
いつもの散歩道も こんな風に 晩秋の風情
銀杏の木も もうまっ黄っき
不思議なことに 静嘉堂文庫へ続く道
入口付近は このように 黄色になっているのに
山の上の方は まだ緑
普通逆? きっと山の上は日当たりがいいんだね
この銀杏の木の横にある池は 銀杏の葉が散って
一面銀杏の葉
池の存在もわからないほど ここもまっ黄っき
知らずに歩いて 落っこちそう・・・

我が家の周りも 落ち葉で毎日大変です
でも落ち葉を踏みながら 歩いていくあの音が好き
いつもよりも時間をかけて サクサクっと踏みしめて歩きます
春~夏は 桜やブナで 視界は遮られているのですが
この時期から冬の間は すっかり葉が落ちて はるか高島屋の看板まで見渡せるようになります
夜は 高島屋の○高マークが くっきり見えます
暑い時は 陽射しを遮り 寒くなると 陽射しを提供する
落葉樹というものは 本当にありがたい存在です

今朝も寒い寒いと言いながらも まだ ねこじゃらしが青々としていたり
もうじき12月がくるなんて思えないこともあります
テラスでも ハーブの花が咲いているのもあります
確実に暖かくなってきているようですが この四季の喜びだけは
いつまでも 感じていたいものです
そういえば今朝 沈丁花が花芽の準備をしているのをみつけました
植物たちは 次の季節の準備を 着々と進めているんですね

つもり古伊万里

2008-11-25 08:35:12 | 絵と音楽と文学と・・・
昨日も寒かった~
陽射しのない冬の日はつらいです
でも 勇気を出して お散歩へ・・・
ついでに ご近所の静嘉堂文庫へ 古伊万里展を見に行ってみました
写真のなかの 食器は 我が家にあるにせものです
もう一度書きますよ!にせものです!!
ずっと 我が家で使っている18年前に鎌倉で購入したもの
当時500円と700円だったので 明らかにただの器です
でもねぇ 案外そっくりなのがあったんですよ
たとえにせものでも 17世紀の色やデザインがこうやって 継承されていて
普通に使われているっていうこともすごいな~
どちらも 肉じゃがや 煮物などを盛ると すこぶるおいしそうに見えます
ありがた~い器なんです
骨董の趣味はないし 我が家ではもうこれで充分です

さて ほんものの古伊万里は やはりなかなかの迫力じゃったぞ
ヨーロッパへの輸出用などは う~んやっぱりみたいな風だし
金襴手様式は色といい形といい ゴージャス!!
模様も龍や牡丹 鳳凰など これでもかっていうくらいの華やかさ
古伊万里ではないけれど モダンな感じの徳利や香炉などもあり
香炉好きとしては 興味しんしん
でも どうして この頃の花入れは 口が究極に狭いんでしょうか?
枝一本でおわってしまいそう
昔は それが 粋な花活けだったんでしょうか?
昔の華人や茶人は 今のアレンジを見て どんな感想をもらすんでしょうか?
聞いてみたいな

昨日はあまりの寒さに 豚汁にしました
今日は 大根の煮物でも食べたいものですな~
それとも 肉じゃが?
つもり古伊万里の器は 冬になると 俄然活躍するのです!

ブルーリバーで感謝?かも・・・

2008-11-24 08:31:50 | 日々の花
世の中は 三連休
我が家はいつもの三日間
子供の期末テストも終わり 親子で 突然桃鉄(桃太郎電鉄)USAバージョンをしてみました
パパは 普通に仕事なので 子どもとふたりで お昼ご飯もそこそこに
せっせと あちこち目指し ゲーム三昧!
やたら 銀二に お金をとられ 月旅行は子供に行かれ 
ママはちょっと劣勢ぎみ
今日は逆転を狙います!?

さて 先日のバタースコッチに続き 気がつかないうちに蕾がついていたようで
ブルーリバーが咲いていました
今年の秋に 一目ぼれした買ったばかりの苗
細々としていたのに 一輪花をつけました
香りもよく 花も御覧の通り 大きくきれいに咲きました
勤労感謝の日に咲いてくれたので
きっと そのご褒美です
あっ!でも 今年は働いていなかったっけ・・・
日頃の主婦業へのご褒美と思って ありがたく受けたいと思います

一目ぼれしたバラだけあって うっとり見入ってしまいます
まあるく たぽりんっと咲く花
茎も細くす~っと伸びています
植えたばかりなのに 花を見せてくれるなんて 
きっと お人よしのバラにちがいありません
花に出会えるのは 来春だと思っていたので ちょっと感激!
3連休なんにもない 貧乏家族へのささやかなプレゼントでしょうか?
今朝は 陽射しも薄く バラの背景が妙に寒々しいでしょう?
こんなに寒くても花を咲かせてくれるんですね
私たち人間も寒いと言ってうちの中でゲームしているよりは
外に飛びだして 散歩にでも行ってきましょうか
・・・でも やっぱり・・・

寒くなって いいことが もうひとつ
みかんがおいしい!
ゲームしながらのみかんも また格別です
もちろん 毛布丹前にくるまって!!
こんな私に ブルーリバーは 感謝の意を表してくれたかは
甚だ ギモンだよね~!?

主役もわき役も・・・

2008-11-23 08:36:47 | 日々の花
また 先輩のお店で花を買ってきました
今回は ゆり バラ トルコキキョウ これまた花の黄金トリオです
どの花も 主役を堂々と張ってくれる花ばかり
でも 色を選べば 主役ばかりを集めても コテコテにならずにすみました
こってり渋めの赤いゆり くすんだ赤のバラ 紫の小輪のトルコキキョウ
それぞれかなりの個性ですが 案外しっくり仲良しな感じがします
それは 葉っぱや実ものを中和剤として入れているから・・・
花ばかりだと かなりうざくなったかも?
その中和剤として使ってみたのは すべて輸入のお花
それも オーストラリアや南アなどの南半球のもの
実物は2種類 どちらもユーカリの実
ポポラスベリーとグロブレスのいう実です
ユーカリは最近アロマテラピーで 殺菌や消炎作用などが随分と取り上げられています
種類も多く このほかにもいろんな実が今は手に入るようになりました
それぞれに 特徴があり かわいらしさもそれぞれで 使い方もいろいろ楽しめます
もうひとつコロコロした花が見えますか?
これは リューカデンドロというものですが こちらも種類いろいろ
このシルバータイプは なかなか合わせやすく 重宝します
ちょっと見ずらいのですが じつは グリーン~赤のグラデーションになっている葉っぱが入っています
これはここ4~5年 はやっていまして プロテアの葉でコルダータというもの
シャリとした質感で 色のトーンがあかるく
形も丸みを帯びていて かなり不思議な葉
丈は短いものですが 花一本のつもりで活けると 面白いと思います
これらの輸入花を わき役と呼ぶつもりはありませんが
主役を引き立て さらっと自分も主張するなかなかの働きをしてくれています
花の組み合わせは 一種のチーム作りです
それぞれが それぞれいいところを出して 全体でさらに素敵になる
そんな花の組み合わせができたら 花自身もわたしもうれしい
チームワーク作りの上手な人が 本当の花のプロかもしれません
だって そういう人はきっと花の呟く声が聞こえていると思えるんだもん
主役ばっかり集めても しょうもないドラマがよくありますが
きっと花のセレクトもそういうことだと思います
人間だって きっと同じ
それぞれのいいところを出し合っているチームはサイコーです!

絵で思う 花

2008-11-22 09:07:28 | 絵と音楽と文学と・・・
今回の諏訪湖への旅
諏訪湖周辺は 美術館がかなりある
有名どころもあれば あれっ?と思うようなのも・・・
有名どころは 以前にも行っているので 今回はパス
諏訪湖湖畔にたたずむハーモ美術館に行ってみました
お客さんはゼロ
学芸員さんも 受付にいらっしゃるだけなので
ず~っと マイ美術館
最初っから最後まで すべてひとりじめ
ここには 花を描いた作品が多く 今回の旅にはなかなかマッチした美術館でした
デルフィニュームやチューリップを描いているルオーの花の絵
園芸家だったアンドレポーシャンの花やフルーツ
アメリカの心のグランドマザーといわれているグランマモーゼスの田園風景
他にも マティスのジャズ 池田満寿夫の描いた大皿 マンレイの彫刻 果てはジミー大西(あのジミーちゃん)の絵までありました
それらは こんなところで出会えるとは思ってもいなかったので
とてもワクワクさせてくれました
入口すぐにあるダリの「時のプロフィール」という彫刻はチーズが溶けるのを見て
思いついたそうで まさにそのとおり!笑っちゃいました

中でも今後のことを励ましてくれるかのような絵がありました
アンリルソーの「花」(美術館では「香りの花束」と副題?がついていました)
カミーユボンボワのバラを描いた「花」
ルソーの絵は 副題にもあるようにまさに香りを伝えるような絵
ミモザとマーガレット それにあじさいにもパンジーにも見えるもう一点の花
春の香りでいっぱいになるような一枚
ルソーは世田谷美術館でも 何回か見ましたが 特別好きというわけでもなかったのですが
この絵をみて もう一度見直してみようと思いました
ボンボワの絵は 赤ともピンクともつかぬようなまる弁のイングリッシュローズが描かれています
私のお気に入りの花瓶と同じ紺色の花瓶に 薔薇が15~6輪
蕾もあれば全開の花もあり散りゆく花もある
その横にティーカップが置かれています
どちらの絵も 私が花に対して思い入れている要素がふんだんに盛り込まれています
香り 気持ちの豊かさ 
どちらも花が自然に与えてくれるすばらしい贈り物です
その気持ちを忘れないように 今度作る会社に飾ろうと思ってポスターを買ってきました
たかがポスターですが 目指すところの心意気の表現のつもりで飾ります
ボンボワの花の絵はポスターもなかったので ポストカードですが・・・
ぜひ 見に来てください

原田泰治美術館にも 日本の田園風景の中に 花がたくさん描かれています
桃や菜の花や じゃがいもの花 れんげ草
決して華やかではないけれど そこにはほっとするような日本の原風景が盛りだくさんです
今回の展示では 蓮の花が何点かあり 
風に揺れるこの桃色の花に ぞっこんとなってしまいました
彼の絵にも いつも その場所の香りが存在しています

どこの会社にも そこ独特な雰囲気があるはずです
これから作る私の会社も 香りを感じるようなほっとするような
花好きが集う場所になるよう努めていきたいと思います
絵をみて 花を感じるのも なかなかいいです
文学で 文字の行間を読み感じるように
絵で その空気感や香りを感じる・・・
心の中には いつも [どこでもドア]があります

下諏訪の旅

2008-11-21 17:39:02 | お散歩
昨日今日と 諏訪湖へリフレッシュしに行ってきました
調子の悪いmy lover MINIを叱咤激励しつつ 走ること 2時間半
90キロ以上出すと だめなので 85キロ維持しながらのゆっくり走法
なんとか帰ってこれました

昨日は原田泰治美術館へ 
毎年 キルト展を見に行くくらい好きなのですが
原作そっくりに作りだされるキルトは とにかくすごい!感動しますよ
今年は 蓮の花一面の作品がお気に入りとなりました
諏訪湖を一周走って宿へ
温泉にその日のうちに3回も入ってゆったり
露天風呂から 諏訪湖を見下ろし ぽかぽか!

そして 今日は朝から諏訪大社4社めぐりとハーモ美術館へ行きました
その間 諏訪のおいしいものを買ったり食べたりして
十分旅を満喫してきました
日本酒 地ビール 煎餅 かりん うなぎ おそば わかさぎ 塩羊羹 おとうふそしてカステラ!!
どれもこれもおいしいです

老後は この諏訪で暮らしたいと以前から思っています
東京からもそんなに遠くなく 風光明媚で 歴史もあり 適度の田舎のような町のような 町の小ささも 程よい
山があり 湖があり 美術館などの文化施設も多いし なんといっても温泉ねっ!!

プチウツも なんだかすっきり!
また 今日から頑張っていけそうです!!