北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

寒いはずだ

2005-12-04 17:51:47 | 留学生活
髪の寝癖を水で軽く濡らしたまま、昼頃でかけたら、日陰で歩いているうちに、2分くらいで凍ってしまった。話をしていると、寒さで歯が痛くなるたこのコートとぼくのズボンの内側に穿く薄いトレーナーみたいな下着(要するに股引)を買って来た。
信州の寒さに慣れているので、まだまだ平気だと思っていたが、12月にこの寒さというのには驚いた。北京の気温を調べたら、最高気温-2℃、最低気温-8℃。どうりで寒いわけだ。(写真:水路には薄い氷がはっている。)

GR DIGITAL 中国でも発売・その後

2005-12-04 10:39:06 | 留学生活
ようやく北京市内でも店頭にリコーのGR DIGITALが置かれるようになった。ネット上でのいくつかの紹介記事では、「GRの伝統を受け継ぐデジタル機」以外に「経典再来 理光GR DIGITAL延継神話」などの派手な表現が目立つ。11月に買ったカメラ雑誌には、「理光GR DIGITAL実践手冊」という付録がついていた。中国のリコーはGR DIGITALの発売にあわせて、GRシリーズの点検無料サービスを開始した。不具合があった場合の修理費と部品費用は有料である。GR DIGITAL専用のブログリンク集も立ち上がったが、ほとんどリンクがなく寂しい状態だ。
こちらではリコーのカメラはマイナーな存在なので、中国のyahooで検索しても、ヒット数は少ない。使用感を紹介しているブログはひとつふたつしか見当たらない。それでも、マニアはいるもので写真愛好家の掲示板では、CCDの大きさ、光学式ファインダーがないこと、単焦点であること、値段が高すぎることが主な話題になっている。
「これでは、GR DIGITALを買った人にはおめにかからないだろう」と思っていたところ、ある学生(といっても彼はもともと大学で写真を教えていて、いまは半年間の研修中)に、リコーが最近出したデジカメを知っているかと聞かれた。「理光GR DIGITAL実践手冊」を出して、これのこと?と聞くと、うれしそうに「これだ、これだ」と笑いながら、「触ってみたげど、GRDはいいよ。GR1にそっくりだ。」と言う。ぼくが、GR1を持っていることや、日本ではGR1はすごく評判がよく、GRDもよく売れていることを話すと、「そうかそうか」とうれしそうだ。買うの?と聞くと、「買う」と一言。値段の交渉もして来たらしい。ネットで価格を調べると本体で5400元だが、店頭で交渉すれば、4000元ちょっとで買えそうだという。
こちらでは、値札が出ていない店では値段交渉はあたりまえ。相場を知らないとみれば、たちまち高い値段をふっかけられる。なにしろ会話の教科書にも、中国式の買い物の仕方が出てくるくらいだ。ある中国人の友人からは、「180元と言われたマフラーを40元まで値切って買った。」と聞いたことがある。残念ながら、一言口を開いただけで外国人と分かってしまう発音と、たどたどしい会話力では、とても値切れそうにない。カメラを買うときは、友人について行ってもらうしかなさそうだ。(写真:月例コンテストの様子。年齢層が高い。)