季節は巡り八珍柿の収穫をしました。
八珍は渋柿なのですが焼酎で渋抜きをする「さわし柿」にしたり、寒風にさらして干し柿を作ったりします。
個人的にも、もう何年も前から干し柿を作るのが恒例となっていて、忙しくても作業を済ませないと次に進めない気がしてソワソワしてしまいます^^;
今年も約1000個を収穫しました(^^)
普通は乾燥しやすいように小型の柿を使うのが一般的だそうです。
私の場合はビニールで囲った部屋を作り、除湿機を使って2週間掛けて干し上げます。
なので、多少大きくても難なく乾燥させることができるんです。
そして、年末近くになると真っ白な粉をふいて糖度がグッと増します。
お正月の甘味として重宝しますよ。
甘さは砂糖の1.5倍ともいわれています。
実は渋柿はもともと甘柿よりも甘いのですが、渋みが優って甘さを感じないのだそうです。
渋味のタンニンは乾燥することで水溶性から不溶性に変化するので渋みを感じなくなるのだそうですよ。
渋柿のタンニンが新型コロナウイルスの不活性化にも効果があると奈良県の医科大学が発表していました。
食用としての効果のほどはわかりませんが、ポリフェノールの一種とのことですので抗酸化作用もあると思います。
昔から「医者いらず」ともいわれています。
一日一個。
食べすぎに注意しながら楽しみたいと思います(^^)