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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

寒かった

2008-01-26 | 自然科学・生態
 前夜冬タイヤを履いた家内の愛車に乗り伊東へ。本当に寒い日だった。
翌朝7時伊東港から出港。海は予報に反して大荒れ、乗船者5名の内、2名が船酔い。
 オニカサゴのエサはサバの切り身が一般的だが、私はバイオベイトキンメというマルキューから販売されている人工エサを使った。仕掛けは天秤だが、ちょっとルアー的。
 船は12時に上がり、寒さで凍えながら旅館に戻ると温泉は2時からとのこと、温かいうどんを食べに行ってから、温泉に浸かる。
 その夜も宿泊。以前紹介した伊豆高原ビールレストランで漁師どんぶりをいただく。旨い。DHA丼である。鼻炎が酷いので「大室」「天城」などの地ビールは飲めなかったが、幸せ。
 翌朝は堤防釣り取材。
 朝ゆっくり起きて見ると雪。早上がりすると八王子は雪、我が家の方は止んだ後だったが、それからが大変
 スノーブートキャンプ。駐車場につもり積もった雪掻きは、2年ぶりだった。良い筋肉痛だった。(笑)



途中の雪景色。冬タイヤでヨカッタ。


ridiculous!

2008-01-09 | 自然科学・生態
 この魚はメダカではない。シロザケの稚魚である。タマゴから帰ったばかりの仔魚である。新潟産らしいが隣の幼稚園で撮影した。聞けばタマゴを配布して、孵化させ、また集めて放流するらしい。
 利根川などでは市民運動として行われているそうだが、このサケはなんと多摩川に放流するらしい。まさしく「リディキュラス!」なのだ。
 羽村からサケ稚魚を放流したサケは一路河口を目指して下り、数多くの汚水処理場の温かい水の合流地点ををくぐり抜け、東京湾を抜け、太平洋沿岸を北上し、北太平洋を大回遊してまたははまる多摩川に帰ってくる?
 サケの知識を少しだけ持った人なら「夢のある放流」だと勘違いすることだろう。
 私に言わせれば虐待行為である。東京湾を抜けるまでにほぼ全滅であろうと予想されるからである。
 仮に数百万尾の稚魚を放流したとして、幸運にも何匹かの成魚が戻ってきたとしてもそのサケは幸せではない。
 産卵場所がない。捕獲して人工的に種苗生産する施設もない。「多摩川はきれいになった」と言いたい人の自慢話のネタになるだけだ。
 多摩川が綺麗になったことはアユで十分に証明されている。

 止めろよサケは!

 幼稚園の先生もそう言っていた。放流したらすぐさまウグイの餌食になるだろうと。もし湖でも大きくなるなら奥多摩湖にでも放流したほうがいいかもかもしれないと、素人的な考えを言っていたが、これでも考え方としては立派である。このサケの運命がわかっているからである。
 自己満足のために放流するなら、サクラマスのほうがまだマシ。奥多摩湖の小河内ダム(おごうちダム)が出来る前は丹波(たば)まで上っていたらしいから。
 サクラマスにならなくてもモドリという超大型ヤマメになって帰ってくるかも?
 


ガソリン代も高いし、、、。

2007-12-03 | 自然科学・生態
 我が家の愛車はランドクルーザープラド。2700ccで、ガソリン車。ここのところガソリンが高くなっているので、リッターあたり7km走らないこの車を一人で乗るには、エコノミーでもエコロジーでもないような気がしている。
 小田原の鈴廣かまぼこ社長の鈴木博晶さんがプリウスに乗っている。静かで快適、ガソリン臭くないと教えてくれた。燃費もいい。エコロジーなき持ちになると。
 少林寺拳法の羽村道院長の金平賢次先生もプリウスで、朝夕近所迷惑でないと笑っていた。
 思えばプラドのディーゼルに乗っていたときは、朝(未明)出かける時に暖気したがそのときのうるさかったこと。
 フィンズの事務局長もディーゼルのランクル80からガソリン車に買い換えたが、ランクルの時は朝、迎えにきていただいたときにエンジン音で「来た」というのがわかったからなあ。
 CO2削減。燃費のいい車やハイブリッド車に乗るのは個人で出来るエコ活動だろう。「環境配慮しています」という会社の取締役一同は、まさにエコカーと分かる車に乗っているのだろうか?
 個人で出来るエコ、なんなのだろうか???

強烈!!漁師丼ぶり

2007-11-28 | 自然科学・生態
 たまには食のお話を。伊豆の伊東にある伊豆高原ビールレストランは、マリンタウンにあるお店が有名だが、本店は伊豆高原駅付近の国道136号線沿いにある。
 伊豆には海鮮料理屋がたくさんあり、それぞれに美味しいのだろうけれど、人の評判を聞かないと、入るのには結構度胸がいる。お店のオバチャンが無愛想だったりすると、いくら料理が旨くても気分が悪かったり、たいした作りの店でなくても、異常に刺身の値段が高かったりして、メニューを見たとたんに「ヤバイ」と財布の中身を気にしたことがないだろうか?(笑)
 その点伊豆高原ビールレストランは、コ綺麗で、値段も高くなく、美味しく、ウエイトレスのオネイサン達も可愛いので、釣りの帰りには立ち寄ることもよくあっただがそれは高原の湯という温泉を併設されている「うまいもん処」という支店である。集英社のビジネスジャンプの取材でアオリイカと釣りに主人公のタッチーといっしょに行ったのもこっちの店だ。(レストランは3店舗もあるのだ。)
 今回は本店で食事をした。何故?
 写真のてんこもりを見てほしい。ご飯の上に具が乗っているのではなく、具の下にご飯が隠れているのだ。
 最近この丼ぶりの写真をケータイで撮影し、自分のブログで紹介している美食家が多いらしく、私もそのスジから情報を得て、話のたねに行ってみようと、仲間に話すと二つ返事でOKだった。
 食べて見るとシーフードでありながら結構ハード。満腹感間違いなし、しかも消化がよく栄養満点だから、体にいいことこの上ない。
 最近鼻炎で苦しんでいる私は体質改善しなくてはならないので、こんな食事がしたかったのだ。同行した仲間は伊豆高原ビールをおいしそうにぐびぐび飲んでいる。私は運転手。我慢だ。その分海鮮料理を堪能した。
 最近の伊豆は、特に観光の目玉がないが、せめて釣りに行った時、あるいは家族でドライブに行ったときには立ち寄ってこんなスゴイ丼ぶりを食べてみたらいかがだろうか?



これだよこれ。噂のどんぶり




愛想のいい店長の楠山さん(左)キミは右のオネイサンを見ているね。




もともとは地ビールの伊豆高原ビールが有名だった。



本日の釣果。まだまだヤバイほどエギは引っ掛かっている。










老人とアジ!?

2007-11-15 | 自然科学・生態
 三宅島の「ふるさとの湯」という露天温泉に入りに行ったが、お湯がぬるい!もう一回行こうと思わない程ぬるかった。
 その隣に新しくできたレストランのメニューにこんなのがあった。「老人アジ」これは何かと、聞こうとしたのだけれど、ちょっと可愛いかなって感じのウエイトレスのお嬢さんがあまりにも無愛想だったので聞けなくなってしまった。
 老人アジ、ロウニンアジなのだろうか?
 そんな疑問を吹き飛ばすように、海中調査では様々な出会いがあった。海の中は工事で少しいじると流れが変わる。流れが変わるとそこにいる魚はもちろん、サンゴなど、海底環境も変わる。
 港でのチョイ釣りではシマアジガ釣れた。うれしい限りである。デカイノも掛かった。がまかつの最高級磯竿「インテッサGⅣ2号」で、限界まで戦ったのだが切られてしまった。ちなみにラインは2号8ポンド、ハリスは5号だった。エサはウルトラバイトαというフェロモンが入ったマルキューの「くわせオキアミスペシャルL]というながーい名前のオキアミ。
 3年前から調査を続けているが、行くたびに港が変わるので釣果も変わる。人間は?
 三宅島復興、観光客来てね。と言う割には受け入れ体制が出来ていないんじゃないかな?レストランのかわいいお嬢さんが愛想なしだと困るよ。うん。
 あの娘可愛かったな、またあのレストランへ行こうかって思わせるのが商売の基本じゃないかな???
 翌日はココナッツガーデンという前からある店に食べに行ったけど、こっちは、愛想のいいオバチャンと、釣り達人のシェフがいて非常に気持ちよかった。実は前日の行ったのだが休みだった。
 おっと、魚拓のシイラ。でかいでしょ。堤防からよ。ムロアジの泳がせだって。
来年は東京海洋大学のフィッシングカレッジで三宅島に行こうと思ってるから、今から興味のある人は計画していてね。




今回は島内観光も。雄岳は相変わらず噴煙を。




大きいのは3発やられた。このシマアジの他、メアジとイズスミ、そしてワカシ。今回メジナはなし。潜ったらいっぱいいたのに。

ロッド:がまかつインテッサGⅣ 2-53
リール:ダイワトーナメントx2500c
ライン:サンライン磯スペシャル2号
ハリス:Vハード5号
ハリ:がま深海14号
エサ:くわせオキアミスペシャル
ウキ:銭州3号 07



老人アジ?? 老人とアジ??ロウニンアジ?浪人鯵でしょ?




相模湾グランドスラム

2007-10-09 | 自然科学・生態
 相模湾のグランドスラムはシイラ、カツオ、マグロである。マグロはメジと呼ばれる小型サイズだが、ホンメジ、クロメジと呼ばれるクロマグロ、キメジと呼ばれるキハダが相模湾い回遊する。
 この3種類でグランドスラム、4種類でスーパーグランドスラムと言ったところか。
 グランドスラムは時に1日で達成することが出来る。我が家ではイワシのエサ釣りで、長男がキメジのグランドスラムを今年の夏に、次男は小型だったがスーパーグランドスラムを昨年小2で達成した。
 家内はホンメジで、私はキメジで達成した経験がある。いちばんはまっているソルトウォーターフライでのグランドスラムはキメジで2回。
 通い続けている長井の青木丸は散水機と、活きイワシの撒きエサを持っているので、フライで狙うことが出来るのだ。
 我がクラブ、フィッシュ&フィンズで達成した人は何人もいる。JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)公認の女性日本記録をたくさん持っている山本恵子さんや、半田麻利子さんもグランドスラム達成者だ。
 このグランドスラムは、釣りの一つの目標として面白いと思う。同じ魚種を果てしなくつりまくるのも刺激的だが、美味しい魚は何種類もあったほうがいい。
 敬遠されがちなシイラも大型魚はステーキが美味しいのだ。



まず鰹(カツオ)。冷凍していない近海モノは旨い!



夏のファイターは鱪(シイラ)。へえ、こんな字を書くんだ。2代目さかなクンの白畑義基さん(我々の中ではメジ君と呼ばれている)が教えてくれました。
ステーキよし、10月に入るとペンペンと呼ばれる小型も美味しい。



そして極め付けは鮪(マグロ)これはキメジ。今年は大型が多かった。

以上全部相模湾の釣果でした。

長男のタックル

ロッド・がまかつラグゼランプーガ68
リール・フリームス4000、ソルティガ4000Z(私の)
ライン・クインスター4号(16ポンド)
リーダー・トルネード船ハリス12号
ハリ・タマンスペシャル16号
エサ・マイワシ

外来魚グランドスラム

2007-10-08 | 自然科学・生態
 宮城AVでは特定外来生物に指定された魚類、3種の管理釣り場である。オオクチバス、アメリカナマズ(チャンネルキャットフィッシュ)、ストライパー(シマスズキ)だ。
 この3種の飼育や管理釣り場としての営業には、お国の許可がいる。前者2種は一昨年、外来生物法が施行された直後に、そして2次指定されたストライパーは今年許可が下りた。めでたいことである。
 各地で害魚扱いされ、厄介ものとして駆除も始まっているオオクチバスだが、相変わらず釣り師の人気は高い。法律が施工されたことにより、生きたままの持ちだしや移動が不可能になった。ゲリラ放流がなくなったかどうかはしらないが、ボート屋などでは「持ち出しちゃいかんよ。」と促している。
 宮城AVは、ゲームフィッシュの釣り場としては私も一目おく釣り場である。管理体制もさることながら、スタッフが素晴らしい。
 井上荘士郎社長以下、スタッフ全員が釣りに訪れる客を楽しませるためのエンターテイメント性を持っているからだ。そのサービスは素晴らしいのひとことに尽きる。
 お世辞にもカッコイイとはいえないメタボリックな兄ちゃんもいるが、釣りガイドはバツグン。我が家もときたまお世話になっている。
 先日は次男を連れて出かけた。目標はグランドスラムだ。
グランドスラムとはスポーツで言えば主要な大会に全部勝つことであるが、ここでは主要な対象魚、オオクチバス、ストライパー、アメリカナマズを1日で釣ることだ。もちろんファールフックは除外である。
 今回次男は、グランドスラム3種プラス、シーバスと言うスーパーグランドスラムを成し遂げた。りっぱりっぱ。私はナマズとシーバスが釣れなかった。

ちなみにフィッシュ&フィンズでの相模湾グランドスラムはシイラ、カツオ、クロマグロまたはキハダマグロ。4種類釣ればスーパーグランドスラムである。

フォレストスプリングスならニジマス、ブラウン、ブルック、イワナ、サクラマスと5種類に増える。今度挑戦してみよう。



まずはオオクチバス(ブラックバス)チャロスケにて



おっとこのビッグファイトは!?




ストライパーでした。ルアーはチャロスケ



でもってナマズ。下のネットは落としたら傷つくのでスタッフが構えている。気配りを感じる。ルアーはマジックワーム。



まさかまさかのシーバス。東京湾で見慣れているだけにちょっと微妙。ルアーはチャロスケ。



でもって最後は粕川温泉に。息子よよくやった。
 
 

ヤマメ・サクラマス自然産卵

2007-10-05 | 自然科学・生態
 白河フォレストスプリングスの敷地内を流れる小川で、ヤマメとサクラマスの産卵が始まった。ここは個人所有の土地なのでもちろん禁漁。黒川から遡上したいいサイズが淵と言う淵でペアリング。あるいはオス同士ケンカ中。
 掘っているシーンも見られる。サケほど迫力はないが、生面の神秘を感じる時でもある。って、生物、自然科学的には言うけれど、これが人間の場合、まじなベッドシーン(AVではないト言う意味)か出産シーンなんだけど、、、。私達は覗き??(苦笑)
 お粗末なオチでした。スミマセン。

多摩川の濁り

2007-09-27 | 自然科学・生態
ニゴリではなく、泥水です。水源まで行って見ると、奥多摩湖もこんなに濁ってます。当分だめですな。
 月刊つり人の連載、多摩川つり散歩は今回泥水シリーズになりそうです。(笑)
一体誰がこんな川にしたのか、、、。それでも魚は生き延びる。

念願の

2007-07-30 | 自然科学・生態
 場所は清水港。遠州灘にある大きな港のすぐ外洋はドン深で、新怪魚までいるほどなのだが、湾の中は意外にもドヨーンとしている奇妙な港である。
 静岡市と合併したため、今は清水町だが、私は20年ほど前、ここの外側の実穂海岸~安倍川河口にかけて、80cmオーバーかつ、5kgオーバーのスズキを釣るべく通ったものだ。今では富津の干潟のほうが可能性が高いが、当時はその情報はなかった。
 で87cm、5,7kgという太ったスズキをソルティーブラウニー14cm、アモルファスウィスカーパシフィックファントム10フィート。トーナメントSS4000、ラインはソラロームⅡ12ポンドで釣った。みな懐かしいタックルである。
 さて今回は、清水港の内側で、クロダイのウキフカセ釣りをした。一箇所コマセを撒きながら釣るので、前打ちや、ヘチの釣り師が何人も通り過ぎる。ある一人の釣り師が通りすぎ帰ってきたときに「4枚釣れました。」なんていうものだから「ここは凄いぞ」と期待していたら、ついに来た。
 まずキチヌが私と同行の長岡先輩(北里大学水産学部7期生)に1枚づつ、続いてクロダイが長岡先輩に。
 そしてついに私にも。今年初のクロダイである。
 ボラの死骸が流れていた。旧貯木状なので、材木のエキスで茶色くなっている海水。お世辞にも美しいとはいえないこの環境にクロダイがいる。
 クロダイって変な魚である。でもうれしい。あのいぶし銀。まさにタイという体型。
 今やクロダイはポッパーやフライでも釣れることがわかってきている。しかし私はウキ釣りで攻め続けたい。じつは落としこみもやって見たいけど、、、。

 竿:がまかつチヌ競技スペシャルⅡ1号53
リール:トーナメントX2500C
ライン:ハイビジ6ポンド(1,5号)
ハリス:Vハード1,25号
ハリ:遠投チヌ3号
エサ:くわせオキアミスーパーハードチヌL

カメラ:オリンパスμ720SW

タグ&リリースしました。


恋のからさわぎ

2007-07-04 | 自然科学・生態
 伊豆の赤沢へは、昨年から海底調査で行っているが、我々の調査以外にもダイバーは多い。とくに講習や、ファンダイブだと若い女性の姿も多く見られる。
 しかし昨年のこの時期は寒かったので、みんなドライスーツ。ビキニがまぶしい女性の姿は見られなかった。しかし今年は、、、。先週の大磯にもいっぱいいたし、赤沢にも、、。
 で海中はどうだったかと言うと、アオリイカが産卵真っ最中!つまりアレですよ。それも集団で。
 アオリイカはいっぺんにドバッとタマゴを生むのではなく、カップルが交尾して、メスが海草に(今回は漁礁だったけど)一個生んでまた、カップルで交尾して、、、。つまりタマゴを30個生むために、30回交尾するわけです。カップルは無差別乱交と言うわけでなく、決まった相手と繰り返すようだった。
 人間もこのぐらい元気が欲しいと思うが、寿命が一年のアオリイカは、超例外を除いてこのあと死ぬ。サケと同じように。でもサケは回数が少ない。アナタならどっちがいいですか?(開高巨匠の口調で)。
 だから釣りは止められない。
 ちなみに9月30日まで親とあたらな子の保護で禁漁でした。納得。

寒かった三宅島

2007-06-02 | 自然科学・生態
 一昨年の全島民帰島前から行っている海底調査は今回で7回目。季節に似合わず寒かったけど、水の中は相変わらず綺麗だ。
 この写真の手前から、入り江をぐるっと回って先端のさらしの出ている磯際まで潜ってきた。ツカレタ。
 サンゴも復活してきているが、オニヒトデも現れていた。自然の中では何が起こっているのかわからんものだ。
 今回は回遊魚はまったく見られなかったが、ニザダイ(さんのじ)が今まで以上に多く見られた。ヒトズラハリセンボンもいた。
 オプションの夕方、朝の堤防釣りではメジナも掛かったが、ヒットは昨年の数の半数以下、7発掛けて、獲ったのは3尾。最大は44cmだった。切られたのは全部ハリス切れ。飲まれるとヤバイのです。歯が鋭いから。
 次回は秋、今度は回遊魚もいることだろう。久しぶりにルアーも持って行こう。


飲み込まれなければ、3号のハリスは強い。ロッドはがま磯グレ遠征スペシャル2号50、リールはエアリティー2500.ラインはトラウティスト1,5号(6ポンド)。ハリスはVハード3号。ウキは寛作06号。エサはウルトラバイトと言うフェロモン入りのスペシャルオキアミ。
 この釣り、結構オモシロイ。

科学未来館の講演

2007-03-12 | 自然科学・生態
 トークショーは、友の会と言う未来館のサークルが主催していて、事前にメール等で案内されている。また当日受付もしているのだが、イベントホールは7回の奥の奧にあるのでわかりにくい。
 にも関わらず200名弱の方々が集まってくれてイベントに参加した。須賀次郎先生、刑部真弘副学長の話は取ってもわかりやすくてしかもスムーズに進んだ。
 しかし私の話はちょっとあせってしまった。持ち時間の20分をオーバーしてしまったので、最後の一番重要な話、「釣り師たるもの、魚を相手にしているので、魚がいなくなったら困るのだ。だから魚がたくさん棲めるいい水環境のことを常に考え、個人的に努力で切るようなこと、たとえばゴミは出さない、釣り場が独占しないと言うことを心がけ、いい自然環境の啓蒙をしよう。」という話を詳しく出来なかったのが残念だ。
 当日の模様は、東京海洋大学のHPにそのうち掲載されるから、見て欲しい。
これからも未来館では海をテーマにイベントを行うらしいから(今回がなんと最初だった)、楽しみである。
 ちなみに友の会に入会すると家族で年会費2000円、これで家族が全員1年間フリーパスになる。(大人500円、子供200円)。一回では当然全部見られないので我が家も会員になろうかと思う。

日本科学未来館にて

2007-03-07 | 自然科学・生態
 このトークショーに、海洋大の刑部真弘副学長と、客員教授の私が出演する。私のお話はいつもの「環境と釣り」をわかりやすくしたものにする予定。いままでに未発表だった、ドッキリ写真もパワーポイントで見せちゃうつもり。詳しくは未来館のHPでをチェックして欲しい。

奥多摩解禁

2007-03-06 | 自然科学・生態
 解禁といえば秋からずっとノータッチになっている魚を狙うのだとワクワクしたのは、昔の話。いまは前日、あるいは当日に放流された魚達を釣って遊ぶお祭りになっている。
 多摩川本流、羽村の堰より上流を奧多摩川と呼ぶが、ここでは解禁日当日から4月までにのべ20万尾もの魚が放流される。
 それをこぞって釣るのが毎年の常だ。放流して釣る。これをプット&テイクと言うが、放流魚が薄くなる頃、釣り師も少なくなる。「放流してないから釣れなくなる」からである。
 本当はそれ以降が面白い。稚魚放流から育った魚、稀に自然繁殖の魚、放流成魚が、野性化してピレピンになった魚が登場する。それは簡単ではない。
 しかし昨年、私は数多くのそんな魚に出会った。多摩川は騒ぎが収まって一段落した頃から面白くなる。
 「釣れないぞ」と噂が立って、人が来なくなればなるほど、私達にとっては有利だ。あれ?こんなこと書いていいのか?
 大丈夫。コンビニフィッシャーマンには、ポイントわからずなかなか釣れないから。
 コンビニフィッシャーマンになった私が、岩手県での学生時代を思いだすのがそんな釣りだ。岩のぼりをしながら今年も、頑張ろう。運動不足に堪えるが、、、。

 と言うわけで、解禁日は多摩川上流の有名な支流、日原川へ行って来た。道路から川までの落差すごいことすごいこと。ここへ私より年上のオジさんたちがわんさかと釣りに来るのだからすごい。帰りの山上りも息切れがして大変だった。
 もっと大変なのはここへ放流している漁業組合員だ。リュックサックに魚を入れたビニール袋に入れて崖を降りて放流する。その数4000尾。ご苦労様です。
 シーズン中の土日は、この谷へ釣り師がひっきりなしに来るという。
私は別の川へ行こうかな?とも思う。この日はライズがなかったので、友人達はエサ釣り。私はルアーを。放流魚を釣って楽しむというより、仲間と共に日原渓谷にいること自体を楽しんだ。
 もちろん花粉もすごかった。タスケテクレー!!!