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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

出た!記録魚!

2008-09-12 | クラーク記念国際高校
 思えば夏休みは一回もコイ釣りに行かなかった。相模湾のシイラやカツオ、キメジを釣っただけだった。
 夏期講習でもさいたまキャンパス、浜松キャンパスは相模湾に出撃したし、、、、。

 で、朝8時に川に着いてみると、すでに生徒2名が来ていてフライで1尾、エサで4尾、デッカイのを食わせたそうだが、切られたそうだ。ネットがないから。
 私はフライロッドを借りてショックパンというパンそっくりのフライをキャストし、小型だが1尾即座に釣りあげ、感触を思い出した。
 そうなのだ。コイは身近なビッグゲーム。まだまだ水温が高いので引きが強くて面白い。
 
9時半には生徒が集合し釣り開始。のべ竿で豪快にやる生徒、フライでチャレンジしロッドティップを折られてしまった生徒、始めてリールを使い、何とか釣った生徒などなど。

 マスの時に使ったラインをそのまま持ってきてブチブチ切られる生徒は「なぜそうなるのか?」もわかっていなかったようだ。これは私の教育が悪かった。反省。

 で、大型は69cmというサイズまで上がったが、後輩の面相ばかりを見ていて釣れなかった3名が、11時半の終了後に居残り、激釣!!

あまったパンを撒くと、こんなにいたの?と驚くばかりのコイが浮上し、バクバク。やはり人が多いと釣れないのか?

 で、何匹かのウォーミングアップのあと、、

 まずは70cmというビッグサイズがかかって本日の大物賞をあっさり変更。

 そのあとでかいのがまき餌に出てきたので、狙うことに。
 
 本人は、結構戸惑っていて何回も掛け損ねたが、運がよく、魚のやる気が満々。
 まるでシイラの群れから大物を選んで釣るようだ。
 
 小さいの(といっても50cm級)が食いつきそうになったら仕掛けをあげて、というほど余裕も見せて、5回ほどそうシビレるほど、ミスを繰り返したあと、フィッシュオン。

コンクリートにこすれないように、濡れるのを覚悟でウエイディング((立ちこみ)して激闘。

 同級生のネットに収まったのは何と76cm!!!
 
「震えるその手で抑えても、一粒涙がこぼれちゃうのよ!」って違うか?

感動の1シーンであった。3年生吉澤クン。あっ晴れ!!!

今回は!!!マークが多すぎ!



フライで戦った橋本クン。前回は釣れなかったが今回はおみごと!経験がものを言うんですう。



スピニングリールで初めてのコイを仕留めた糸数クン。手が震えてたよ。ヨカッタね。




前回はヒットと同時に奇声をあげてみんなを楽しませてくれた多田チャン。今回は落ち着いてキャッチ。




デ、デカイ!お、重い!
このズッシリ感、たまりましぇーん。















9月8日のフィッシング・カレッジ

2008-09-10 | フィッシング・カレッジ
 魚はなぜ群れで泳ぐのかという本を出版している有元貴文先生が、魚の行動についてお話ししてくれた。うーむこれは釣り師にわかりやすい。これを知っていれば、なぜそうなるのかという魚の行動に疑問を感じることもないのではないかと思った。
 今回大学に来なかった人で興味ある人はぜひ先生の本を読んでみてはいかがだろうか?

また第2部では「サバがマグロを産む日」の本にも登場してくれている矢澤一良先生が、魚を食べて健康になろうというお話をしてくれた。今まではDHAとEPAは大切だよと言うことが多かったが、今回は酒に含まれるカロテノイド、アスタキサンチンの有効性について教えてくれた。
 アスタキサンチンと言えば、フォレストスプリングスのメイプルサーモンにもたくさん含まれている。
 やっぱり、おいしい魚を食べて、いい栄養を取って、健康を維持しましょうってことですね。


写真は有元先生です。


海なし県人が沖へ出る。

2008-09-10 | クラーク記念国際高校
 やぱり、夏はオフショアと、9月上旬に出かけた。

2日間船に乗ったが、若者たちはそれぞれに海の脅威を、素晴らしさを体験したことだろう。

釣りだけでなく、トリヤマ、マグロのナブラ(釣れなかったけど)、悠然と泳ぐサメ、、、。

初日はシイラが入れ食いで、こんなに簡単に釣れるの?と思うほどだったが
2日目は、おやじの言うとおり「餌じゃなきゃ食わねえお~。」だった。

指導を手伝ってくれた方々。
初日 大輪さん、後藤さん、菊池さん
2日目 金子さん、ヨーダさん、白戸さん、菊池さん

どうもありがとうございました。


クラーク高校フィッシングゼミ、ブログもよろしく。


興味深い話です。

2008-09-02 | クラーク記念国際高校
興味深い講演会があることを知った。

来る9月24日に、世界的に有名な米国「モントレー湾水族館」の
研究員チャック・ファーレル氏が日本のアングラーのためにマグロ
などの回遊に関して興味あるお話をボランティアでしてくれることに
なったそうだ。


詳細はこちらです。
http://www.jgfa.or.jp/news/detail.html?LM_NWS_ID=519

マグロの話は、今相模湾で釣れまくっているだけに興味深々だ。


写真は、イメージです。講演会の内容とは関係ありません。

星空のコンサート

2008-08-30 | クラーク記念国際高校
本当は野外で行う予定だったが、雨なので体育館の中で。
長男の時もそうだったがこの楽団の中に息子がいるのはなかなかの感動ものだ。
銀河鉄道999なんかも演奏してくれて泣かせる。
ゴダイゴも大好きだったからね。私は「君は恋のチェリー」(映画ハウス挿入歌)がお気に入り。

You are made to be loved a lot by nobodyelse but me.  ってね。

その名はバビーン

2008-08-29 | 自然科学・生態
 バビーンノーレイクスロッジのオーナー&ガイドであるピアス・クレッグからスゴイ画像が届いた。

スティールヘッド、降海型のニジマスだ。

川の名前は「バビーンリバー」私が最も愛する川の一つである。

 スティールヘッドキャンプは9月からオープンするのだが、8月23日の試し釣り約2時間での釣果だそうだ。
 
サイズは40インチ。つまり1m2cmという完璧な魚体のスティールヘッド。

美しい。この一言に尽きる。

しかもボーマーというドライフライだ。

1mを超える巨体が水面で炸裂する姿を想像してほしい。

病気になりそう。

かといって一週間投げ続けてもあたりがない時もある。

大物釣りというものはそういうものだ。

掛ってもバラすかも知れないからね。

備えよ常に、、、。ですな。

来年バビーンリバーの本が出る。原稿を頼まれ、アホな頭で苦悩執筆中である。

この秋、友人たちはまたこの川を訪れる。うらやましい限りだ。

野性の美

2008-08-27 | フライフィッシング
 8月24日は私の48回目の誕生日。この日人生の大先輩2名と一緒に北海道は釧路へ飛んだ。
 目的地は知床半島。全日空の機内誌、翼の王国の取材で行ったのが2000年だったから今年でもう9年目になる。
 相変わらずそこにはダイナミックな景色があり、カラフトマスは回帰していた。
ゴミは増えたような気がする。風が強かったがターゲットは連発。
 漁師の番屋で誕生日の夜を迎えるとは、、、。寒かったがビールがうまい。
そこに泊って、今では年に一回しか使わなくなったマーモットのダウンシュラフに体を包んだ。このシュラフはカメラマンの望月久さんと今は無き月刊アウトドア誌の取材でシェラネバダ山脈の山奥、標高3995mの地へ、ゴールデントラウトを釣りに行った時に買ったものだ。
 そんなことも思い出しながら熟睡。
 翌日は、朝からカラフトマス釣り。そして沢に入って野生のトラウト、オショロコマを釣った。ドライで連発する釣りも、今ではここだけだろう。奥多摩の山の中にもおしょろこまサイズのイワナがたくさん釣れる場所があるがやっぱり奥多摩である。
 羅臼に帰還し、釧路へ戻ったが、郊外の川でもう一つの野生、アメマスを狙った。真っ白な斑点が生々しい降海型のイワナだ。
 先輩達はエサ釣り、私はフライで楽しんだが、遡上量はカナダ並み。たくさんいるが口を使うのはごく一部。 
 この背中、見てほしい。マニアの人は震えるはず。

 カラフトマスなどの紹介は次回以降に、、、。


最近忙しくてブログ更新もままならず、たまに書けば海のネタばかりだがご勘弁を。でも夏は海、いつも紹介しているカツオ漁船が面白い。
 そして北海道。来年もまたいけるのだろうか??
この秋、友人たちはまたバビーンへ出かける。


浜松から相模湾へシイラ釣り

2008-08-23 | クラーク記念国際高校
 いやいやわざわざこっちまで来るなんて、豊橋の浜ちゃんみたい。
向こうに、これ程の釣りサービスがないんだって。

この日は、カツオは浮かなかったがシイラは新しい群れが入って、群れに当たればスーパーヒット。
 高校生が騒ぎながらシイラ釣りをするのも明るくていいな。
 私も高校時代に経験しておきたかった。
 私が乗ったBチームはルアーとフライで入れ食いだった。

こちらのフィッシングゼミブログもご参考に。




 写真はメイドイン浜松のオルポワで女子が釣ったこの日最大のシイラ。
もちろんヤラセはない。



 で、おやすみなさ~いのシーンも。「カツオはどこ~?ムニャムニャ」

だめだお~。でもシイラは楽しいぞ。

2008-08-21 | ソルトウォーター
 依然大物に湧く相模湾。各地の船宿で、20kgオーバーが続々上がる中、青木丸軍団は生き餌で、大物を掛けてはいるものの、ラインブレイク続出。

 この日もソルトが初めての女性2名を含む8名で出港。朝から掛るキハダはすべてビッグ。

まずこの女性にヒット。

 師曰く「なぜか女に大物がヒットする。」

 で、ラインブレイク。

 またまたもう一人にヒット! 水面でズバッとしぶきをあげたのは間違いなく20kgオーバー。私ははっきり見てしまいました。

彼女はつりざおを持つのが初体験。ソルティガのベイルを戻すといきなりドーン。強烈な引きですう。

訳が分からずドラグがうなり、、、、、ラインブレイク。


ほかの4人にもヒットして、この日6発掛ったがすべてアウト。


うち2回は スプールドアゲイン=スプールが空


やられました。


「だめだお~。とれねえお~。」と船長は笑いながら言いました。


われわれの装備と技術では無理と判断した船長は、シイラ釣りへと変更。

誰も触っていないので、シイラは元気。


70cm~95cmぐらいの取れるサイズのグッドファイターが遊んでくれました。

 なかにはメーターオーバーが混じってましたが、それらもラインブレイク、、。でもみんな楽しく釣ってました。神経質になってやるカツオやキハダより明るく楽しいシイラです。

「フライでマスも釣ったことがありません。」という若者に
フライロッドも貸してあげた。Gルーミス&エイベルですよ。

で、シイラ連発。

「フライを初めてやったけど面白いですねえ!」と感激してましたね。そりゃそうだわな。


 明日はクラーク高校の夏期講習で再び相模湾へ。




遊び相手とはいえシイラ。キハダの陰になってしまったが、本当はこの釣りが面白いのだ。



取れませんでした。次回は頑張ります。




9月のカツオ釣り参加者募集

2008-08-18 | フォレストスプリングス
 8月18日現在、キハダ、カツオもいっぱいいるみたいなので楽しみですね。。目標は全員釣果です。8月10日の釣行会は全員釣果でしたよ。

20kgオーバーもかかるかもしれませんので、準備をしっかりしましょうね。

  この釣りはアクティブです。船の中で動き回れる健康でかつ、同乗者と譲り合いができる自他共楽な方を募集します。


募集人数16名  中学生以下は保護者同伴

参加資格 健康で他人のことを気遣いできる老若男女

参加費  14000円(エサ代込み)学生は13000円
(原油代高騰のため、ご理解ください)


フライフィッシングも可能ですが、譲り合いをしてください。

お勧めタックル

 ロッド:用オフショアロッド 6フィート~7,5フィート
                  (2m前後)
 リール:ダイワ4000番~4500番クラス
     シマノ5000番クラス

 ライン:ナイロン5号150m 
 リーダー:フロロカーボン 10~14号 3m
 ルアー:ポッパー、ミノー12cm前後
     ジグ28g~40g(カツオ、サバ用)
     ジグミノー同上など

エサ釣り用ハリ  管付き伊勢尼14号
         がま磯 14号
         タマンスペシャル16号

 レンタルは基本的にはありませんが、ロッドのみ奥山の個人装備を貸すことはできます。数に限りがありますので早めに相談してください。
リールは各自ご用意ください。


申込み方法はメールで受け付けます。アドレスは
yunao0909@mail.goo.ne.jpまで、お名前・年齢(生年月日)・住所・電話番号・緊急時の電話番号を明記してください。
  
 申込み方法はメールで受け付けます。アドレスはyunao0909@mail.goo.ne.jp まで、お名前・年齢(生年月日)・住所・電話番号・緊急時の電話番号を明記してください。
  
 (下の矢印をクリックしてください)


9月のフィッシング・カレッジ

2008-08-13 | フィッシング・カレッジ

9月8日(月)のフィッシング・カレッジの講義テーマは

第1部  カツオで健康になる。

講師  矢沢一良  海洋大教授

第2部  魚はなぜ群れで泳ぐのか

講師  有元貴文  海洋大学教授

補講 カツオ釣り釣行会の案内   奥山文弥


という釣り師にとってこれを知っていなきゃヤバイという内容の講義だ。



そして釣行会は  9月14日(日) 相模湾でカツオを追う。

あの有名な青木丸2隻に分乗し、楽しく釣りをしましょう。

ちなみに8月のシイラ釣りではキハダマグロも多く釣れました。
今度はなにが飛び出すのか?サバじゃなければいいけど(笑)

募集開始は週明けからです。



クジラとシイラとマグロ

2008-08-11 | フィッシング・カレッジ
シイラが釣れて、マグロが釣れて、そしてクジラまで出てきちゃいました。

シイラは1mを超える大物まで、

マグロはキハダの7kgがトップで平均4~5kg。

そしてクジラはマッコウクジラでしたよーんだ。マスター来ればよかったのにね。

クジラとシイラの話

2008-08-05 | フィッシング・カレッジ
 加藤秀弘先生(写真)のクジラの話で盛り上がった。クジラって、やっぱり凄い人気。
50名近い参加者が熱心に聞き入っていた。
 で、その後私がシイラの話をしたが、20m以上あるクジラの話を聞いたあとでは、いくら「大物」とはいえ1mのシイラではピンと来なかったのかも、、、、。
 シイラの話はこれで3回目だが、あまり盛り上がらなかったみたい(シュン)

次回は9月8日の月曜日、

カツオと健康という食育の話と
何故魚は群れるのかという行動学の話で盛り上がりましょう。
 

キハダラッシュ!!!!!

2008-08-03 | ソルトウォーター
 毎年シイラ例会と称して集まっているが今年はキハダが凄いので、ツナ例会になった。
 青木丸、第2青木丸に分かれて乗船。思い思いにキハダやカツオを釣った。
フライロッドしか持ってこなかった姐さんが、スピニングを借りて釣ったキメジがいちばんデカカッタみたい。7kgぐらいかな。

 私はルアーでカツオ1尾、ライブベイトでキハダ2尾、そして最後の小さなブイに付いていた小さなシイラはフライで。

 やったぞ!グランドスラム!!!!
それよりも今年にキハダとっても美味しい。旨い。脂乗ってる。この時期にしては珍しい。カツオもプリプリ。パキパキの青臭いやつはいないようだ。
我が家ではまた、DHA中毒の夏が始まった。


8月10日は フィッシング・カレッジ釣行会で再び青木丸をおとずれる。

まだ空いてるよ。詳しくはコチラ

こんなにいるぜ

2008-07-30 | ソルトウォーター
 私は車がドック入りしているので参加出来なかったが、キメジやカツオがバシバシだそうだ。しかも散水機の中に入って、、、、。
 で、写真は先日のシイラ。こんないて、いや全体では船の回りにこれの10倍以上群れていた。

 どれから釣ろうか???? いいんだよ、釣っても。

 ウーッ、ハーレムじゃあ!!


 8月2日(土)フィンズのツナ例会も楽しみだ。