少し前から原田マハさんの本の魅力にとりつかれて、彼女の本を読み続けています
昨日はぽっかりと予定のない日でした。よみかけの「翼をください」を読みだすと、もう止まりませんでした。
ここで止めよう・・・などという気持ちにならず、ひたすら朝から読み続けました。
ぐいぐいと読者を引っ張って離さない作者の力です。
実際にあったこと(1939年毎日新聞の社用機「ニッポン」の世界一周飛行)と、アメリカの女性パイロット・イアハート(太平洋上で失踪)を絡ませて物語に仕立てているのですが、読んでいてリアルに現実のことのように錯覚しそうです。
一人一人の顔形・性格まで浮かんできて想像しながら読み進めました。
そして今日は、「でーれーガールズ」を・・・平成23年祥伝社発行の本です。 こちらは昨日の「翼をください」とはがらりと変わり、漫画家となった主人公が高校時代を過ごした岡山での講演を頼まれて行くことから、物語が展開して、高校時代の友人との再会が出てきます。
読んでいるうちに自分の口角が上がってきているのがわかります。いつの間にか〇十年も前の高校生に戻り、あ~こんなことあった、あった! と当時のことが思いだされます。 久し振りにこんな気分にさせてもらって、読んで良かったと思える本でした。
年賀状だけのお付き合いになってしまった高校時代の友人の顔が浮かんできて、むしょうに逢いたくなりました。
恋に恋をしていた・・・確かにあった17歳の青春を思い起こさせてくれた本でした。
本を読むって 本当に楽しい!
子供の頃、お手伝いもしないで本を読みふけっていて、母によく叱られた本好きの精神は これだけ年を重ねても健在のようです。
自分も「翼をください」読みましたよ。
ヤマジュンの恋心が痛いほど伝わって来ました。
そのうえ誇り高い日本人たちのプロ意識とエイミーの不屈の精神に胸を打たれましたよ!
それに「でーれーガールズ」も読みましたが、この作品も良かったです8393。
高校生の素直さと未熟さが詰まっている感じを受けました。
そのうえ最後の展開には驚きましたよ!
「総理の夫」に興味が湧き、
直ぐにネットでポチをしました。
原田マハさんという作家さんのことは
全く知らなかったので
あの日あの記事で教えて頂いたことに
とても感謝しています。
その後「楽園のカンヴァス」「暗幕のゲルニカ」を
拝読し、すっかりハマってしまいました。
今回の作品も、是非読んでみたいです。
いつもありがとうございますm(_ _)m
登場人物の精神状態がこちらに伝わってくるのは作者の力でしょうね。~
ヤマジュンの恋心は、女の私にも想像できました。
「でーれーガールズ」では自分の高校生時代に、さかのぼって
その頃の思いが浮かんで…
最後の展開だけは、あまりに急転直下で驚きました。
改めて、本って、良いですね
私も「まぐらだのマリア」を読むまでは原田マハさんを知らなくて、
その本をきっかけに「楽園のカンバス」「カフーを待ちわびて」「太陽の棘」
「シヴェルニーの食卓」「生きるばくら」などなど彼女の本を
読み漁り、まだ読み続けようと思っています。
本を読む楽しみ・・・良いですね~
いつも、ブログ拝見しています。ありがとうございます。