![]() | 万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫) |
松岡 圭祐 | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
ちょっと意味深な文庫の表紙ですが このシリーズ 事件簿最終巻において凜田莉子が結婚するのではありません
ウェディングドレスは着ますけれど
万能鑑定士Qの新しい依頼人は 消えた妻を見つけてほしいと
それで依頼人が最後に妻を見た場所を莉子は鑑定することになるのです
その場所とはー大阪の太陽の塔
店に居合わせた記者の小笠原青年と共に莉子は大阪に向かいます
ところがー太陽の塔の展示品が盗まれました
そして莉子の鑑定力を試すようなおかしな事も幾つか
まだ自由の身にはなっていない雨森華蓮の協力も仰ぎーある品を用意して莉子は太陽の塔へ
謎の解明
消えた女性の出現
事件は終わり平和な日常
経費節減で雑誌のモデルで新郎役の小笠原青年
新婦役は莉子
撮影中に莉子はレンタルの指環がすり替えられていることを見破って またひと騒動
事件簿シリーズは終わりですが 雨森が莉子へ「コピアには近づくな」と忠告をします
これは新しいシリーズへの予告ともなっています
彼女の冒険は まだ終わりではありませんから
意味ありげですよね~。
この意味あるげ、なんか西尾維新の掟上今日子シリーズに似ているかも(笑
そうですね^^
眠れば記憶が消えてしまう掟上今日子さんの
私は「探偵の探偵」シリーズから他のシリーズも手に取るようになり 凜田莉子さん主役のシリーズとしては最後の話から逆に読み始めたので
登場人物がそれぞれ こういうとっかかり 絡みであったのだと そのへんも興味深くもあります