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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

葬儀まで

2025-05-04 08:39:36 | 子供のこと身辺雑記

昨年晩秋 体調を崩し入院となり 今年1月末に退院

しかし全快したわけではなく 多少体調が良い時期を見計らっての退院

姑が暮らす施設にて 医師から 高齢ということもあり もう自然に弱っていきーの

施設からも看取り状態に入っていると そういう説明を受けた

飲み込む力も弱っており 姑が食べやすいヨーグルト・ゼリー・プリンなどを施設に届ける日々が続いた

 

看護師さん 施設で食べさせるのが上手な方などで 姑の口元をさすり口を開けさせ 小指の爪の半分ほどの量を口の中へ

入れば喉元をさすり 無事に飲み込まれたら また同じことを繰り返す

ベッドには様々の機器も取り付けられている

 

看護師さんがおっしゃった

「声をかけられたら反応があります 毎日とは言いませんが できるだけ来るようにしてあげて下さいね」

私の声に姑が反応しているようだと 言われる

姑が食べられそうな品を届けがてら 施設に通った

行かないでいる間に それで亡くなってはーと

長男もどうにか休みが取れる時間を作り 仕事の合間に施設を覗いてくれた

 

主人は 自分の母親なのに「見ていられん 女の人は強いな」と言う

強いはずないじゃないか でも独りで死なせたくないー

一日でも長く生きていてほしいーと思うからよ

私はこれまで自分の母・父・舅と見送ってきた

 

馴れはしない 慣れはしない

まして姑は 親と呼べる最後の人なのだ

まだ死とは 少し若い頃のほうが向き合えた気がする

私と母は23歳違いだった

この頃は 一年生きるごとに母が亡くなった年に近づくーなどと思いながら生きている

この年齢になると 逆に「死」はこたえるのだ

まるで身近なもののように

 

4月29日は 平成元年に主人と私が結婚式を挙げた日

現在は昭和の日となった その29日の昼頃 施設から電話が入った

「様子がおかしいから 来てあげて下さい」

急ぎ支度して

〈少し前から 姑が亡くなった時に葬儀会館に宿泊荷物や喪服など すぐ車に積み込めるように準備はしていた〉

施設に向かえば 姑はほぼ亡くなっている状態

休日なので医師が来るまで時間がかかるーとのこと

仕事中の長男には姑が亡くなったことをメールで

連絡がどうにかついた主人を迎えに走った

喪服も用意しておいてねーと

東京で暮らす娘にも連絡を

折り返し 連絡くれた娘に 来る時には黒い靴を用意してーなどとも言って

帰る足〈乗る列車〉が確保できたら教えてと

 

施設まで往復1時間

施設に戻れば 医師に連絡が取れて これから病院で死亡確認をしていただく

施設の車で 姑を病院まで運び 

主人と私は自分の車で病院へ

医師に確認していただき 書類を書いていただいて 再び施設へ

施設の方々が姑を綺麗にしてくださって 死に化粧も

預けておいた和装寝間着にも着替えさせてくださった

 

落ち着いたところで葬儀会館へ 姑が亡くなったことを連絡

葬儀会館からのお迎え待ち

お寺さんにも姑が亡くなって お寺さん近くの葬儀会館へ運ばれること

ご住職の時間は空いているかとの確認を

 

人が亡くなれば 決めなきゃいけないこと やるべきことはいっぱいある

主人も自分の兄弟に連絡を入れて

 

そう姑の生前に 会館のお部屋の宿泊スペースもあり 不義理をしますが 葬儀はもう主人の兄弟だけで

ささやかすぎる家族葬でと 一応の話し合いは済ませていた

 

四十九日前には 必要な方には案内しようかと

 

葬儀会館からの迎えのお車で姑は運ばれ 主人はその車に同乗

 

私は自宅へ帰宅し待機の長男を迎えに行き 猫さん犬さんが飢えないように食べ物と水を

あと自分たちの夕食も買い込み 会館へ戻った

姑の遺体と共に会館に到着したことを お寺さんにも連絡

 

会館の方々と葬儀についての細かな取り決め 今後についての打ち合わせ

到着されたご住職も加わり 明日が通夜 明後日の午前中が葬儀でと

天気予報でも明後日の夕方からは雨

延ばすと2日は友引だから

 

ご住職と会館の方で うまく予定を組んで下さった

〈通夜も葬儀も快晴のうちに滞りなく済ませることができました〉

 

主人の兄も大阪から到着

ご住職があげてくださる枕経にも間に合って

 

娘は深夜に最寄り駅に着くと報せが

 

宿泊する部屋には 電子レンジ 飲み物入りの冷蔵庫 ミニキッチン 流し台 食器 

洗面 トイレ 浴室付き

 

娘を迎えに行きがてら 翌朝食用の食べ物をコンビニで仕入れ

 

数日終わってみれば^^;ね 私はずうっと食べ物の心配ばかりしていたような気もします・笑

会館では通夜の食事と 火葬場にて骨が焼きあげられるまでの待ち時間のお弁当は頼めるけれど それ以外の食事は自分たちでどうにかしなきゃいけないから

 

通夜の日の朝食 昼食

葬儀の日の朝食

自宅まで走って犬さん猫さんの食べ物とお水

この往復の間に 食べ物を買い込んでおりました

 

いつか過ぎてしまえば すべて笑い話にできるのでしょうけれど

 

姑の葬儀についての話 少し続きます

 

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ごめんなさい

 

 

 

 

 



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