goo blog サービス終了のお知らせ 

夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「ゴースト&ダークネス」(1997年 アメリカ映画)

2017-01-04 22:25:14 | 映画
ゴースト&ダークネス [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



19世紀末 ジョン・パターソン大佐(ヴァル・キルマー)はロバート・ボーモンからのアフリカの鉄道の橋を作る仕事を受ける
半年後には子供が生まれる予定のジョンだが アフリカは彼にとって憧れの地であったのだ
ロバートは自分のことを怪物だと言うが ジョンはたじろがない

半年後には英国に帰る自信があるからだ

ビクトリア駅で妻のヘレナ(エミリー・モティマー)の見送りを受けて いざアフリカへ!

アンガス・スターリング(ブライアン・マカーディー)の出迎えを受けて現地の人間を紹介される

人望あつくフランス語も話せる現場監督のサミュエル(ジョン・カニ)

ロバート・ボーモンの事は嫌いながらも病院で医師をしているデビッド・ホーソン(バーナード・ヒル)
いわく象牙を運ぶのに金持ちが利用する鉄道


現地の問題は作業員同士が仲が悪いこと
アフリカ人 インド人 いがみあっていると言う

病院にはライオンに襲われた人間がいた

早速  狩りに出るというジョン
インドで虎狩りの経験があるそうだ

一発でライオンを仕留め 同行したアンガスを感心させる
作業員達も安心し仕事ははかどった 予定より早く進んでいると妻へ手紙を書くジョン

だがー7週間後
ジョンが頼りにしているライオンを素手で倒したこともある力自慢のマヒナ(ヘンリー・セレ)が夜なすすべもなくライオンに襲われ連れ去られる
マヒナがライオンに食われたことは作業員達に恐怖を引き起こした

ジョンは樹の上で夜の張り番をするがー眠ってしまう

そうしてジョンが居る場所より遠くの場所が襲われて人が死んだ


もう働かない 怖いから
逃げる作業員

インドで虎相手に試した罠を仕掛けたり ジョンも工夫をするのだがー被害は増えるばかり

キリスト教も広めたいージョンの片腕だったアンガスも白昼襲ってきたライオンに殺される

ゴースト&ダークネスと呼ばれるようになったライオン
そうライオンは二頭いたのだ


死んだ呪い師の魂がこの世に戻ったー悪魔が訪れる
二頭のライオンは恐怖を持って呼ばれるようになる

その呪いをジョンが連れてきたのだと作業員は言う

その場所の名はサーボ 「殺戮の土地」という意味がある
悪魔が歩くのに相応しい土地


工事が遅れているとロバートがはっぱをかけにやってくる

予定通りに仕事できないと ジョンについての悪口をふりまくと話す

そしてレミントン(マイケル・ダグラス)を雇おうとも言う
狩りの名人レミントン

ジョンが作業員達に囲まれ 責めたてられていると レミントンが現れた
実はサミュエルと友人だったレミントン

マサイ族の戦士を連れたレミントンは牛10頭を要求する

病院の建て替えも
レミントンが言うには病院に沁みついた血の匂いがライオンたちを引き寄せている
病院の周囲の足跡に気付かないかライオンたちは病院を襲うつもりだと

既に40人が襲われている

ライオンを呼ぶ計画を立ててレミントンは言う「おふくろが人には親切にしろとー」
この言葉にむせるサミュエル
レミントンにおふくろがいたとはなーと

医師のデビッドもいてのどかな時間が流れる
デビッドは自分の銃のほうが良い銃だから取り換えようとジョンに申し出る

サミュエルはジョンに教える
国の争いでレミントンは土地も家族もー年寄りも赤ん坊も全部が死んだ 失ったのだと
だから国を捨て銃で生活している


レミントンはジョンに高い場所で飛び出してきたライオンを撃てと言って自身はマサイ族たちと居つけた藪の中のライオンを囲むがー
医師と取り換えた銃は不発で 引き金を引いても弾丸が出ない

ライオンは逃げてしまう


あれは魔物ーとマサイ族の戦士達は引き上げてしまう
ライオンじゃないーと

レミントンは言う「ただのライオンさ」


ジョンがかつてライオンに仕掛けた罠は自分も試したことがあるーともレミントンは言う
やはりうまくいかなかったらしいが


そうして前の病院の周囲に血をまいて囮の動物も置き ライオン達が襲ってくるのを待つが
一度はやってくるも それはひっかけ
ライオン達の真の目的は病院の患者達

離れた場所にいた医師も「わたしの病院なんだ」と止めるサミュエルを振り切り戻る
病院の中は血みどろ 地獄図絵
人々の悲鳴とライオンの咆哮


ジョンとレミントンが駆け付けた時には生きている者は残っていなかった 誰一人
医師も嚙み殺されたのだ


ライン達は空腹で人間を襲うのではない
人を殺すことを楽しんでいるのだ


汽車に競うように乗って作業員は皆いなくなる
励ますようにサミュエルはジョンに言う「大佐 誰かが勇気を出さないと」

レミントンも言う「きっと素晴らしい橋になるぞ 実にいい設計だ 形が綺麗だよ」

ジョンと見事にやられた(裏をかかれた)
だがライオンだーと言い合うジョンとレミントン

レミントン「なめられたまますませるもんか」

ジョンのやる気に嬉しそうでもあるレミントン「やる気だな」

ライオンの足跡を追いながらレミントンは町にいたワルの兄弟の話をする
どちらかが刑務所に入っている間はいい しかし二人揃うと手がつけられんー
成り行きを尋ねるジョンにレミントン「俺が片付けた」

洞窟のような場所にはいっぱいの骨 人間の頭蓋骨もある
レミントンは言う
普通のライオンはこんな巣は作らない

囮にヒヒを捕まえてきて上の台にはジョンが乗る
そんな仕掛けをシジョンが作る

お守りを渡しながらサミュエル「幸運を」

レミントン「奴等 人食いライオンにとっちゃ君は絶好の獲物に見えると思うぜ」

ジョン「どれくらい(人間を)殺しているんだろ」

レミントン「100人か もっと多いかもー」通りすぎながら見張り台の上のジョンにレミントン
「あ メリークリスマス 今12月だろ」


夜 ライオンは騒ぐヒヒを殺した
そして焦ったジョンは台から落ちる

レミントンがジョンを庇って撃つ

逃げるライオン
追うレミントンとジョン

襲ってきたライオン一頭を殺す

一頭を殺して祝杯を上げるジョンとレミントンとサミュエル

思い出に乾杯する三人
サミュエル「忘れたくないのは鉄道の仕事 鉄の蛇」

レミントン「いい思い出といったらー死んだ家族のことだけだ」

ジョンは子供のことを話す

自分のテントに眠りに入る前にレミントン「ジョン 息子が生まれたら・・・大事にしてやれよ」

レミントンは一頭になってしまったライオンが今頃 途方にくれているんじゃないかとタカをくくっていたが

ジョンは悪夢を見る
アフリカに息子を連れてきた妻が 人食いライオンに襲われるという夢

起きて顔を洗うジョンはレミントンのテントの異変に気付く
血塗れの中・・・・・

では もう一頭のライオンは彼等が寝静まってからかたき討ちに来たのか

ジョンとサミュエルは草原でレミントンの遺体を発見した

サミュエルはレミントンの遺体に毛布をかけてやる

草原に火をつけて火葬にする

夜 怒りに燃えるジョン 銃を空に向けて撃ちながら「カタをつける!」

ところが橋の上で銃を取り落としてしまう


サミュエルが離れた場所から撃とうするも撃てない

襲ってくるライオンから幾度も身をかわしながら逃げるジョンは樹に上る
登っておいかけてくるライオン

別の樹の上からサミュエルがジョンに銃を投げてくれるが ジョンは受けるのに失敗し銃は下に落ちてしまう

しかし地面に飛び降りて銃を拾い後じさりしながら構えると ライオンはもう目の前

一発 二発 喰われる寸前のところでやっと仕留めるジョン


現場に平和が戻り逃げていた作業員達も戻ってくる
工事は順調に進むことになる
アンガスの後任の助手ナイジェルも到着した
銃の名人だそうですね 一緒に狩りをしたいーなどと話すナイジェルに良い返事はしないジョン

駅に妻がいる 息子を抱いて

夢と同じに
思わずライオンが隠れていないか草原を見回すジョン


駅で妻と笑顔で向き合う

サミュエルの声での語りが入る「大佐は待望の男の子を抱き上げた 
みんなも戻った
そして橋も完成
計画通りだった

いま 例のライオンの姿を見たい人はアメリカへ行くといい イリノイ州 シカゴの博物館にいる
たとえ博物館ででも このライオンと向き合えば 誰しも恐怖を感じるはずだ」



スティーブ・ホプキンス監督
マイケル・ダグラス制作 総指揮)

この人食いライオンの話は実話だそうです
「ツァボの人食いライオン」「ツァボ川」「ウガンダ鉄道」に関連項目があります

そして同じ題材を映画化したものには「ブワナの悪魔」(1951年 アメリカ映画)があります





三が日も終わったら

2017-01-04 15:34:47 | 子供のこと身辺雑記
昨日は初詣 ご近所の神社さん行って 次に姫路城近くの総社に行って それから姑の家に

主人と合流して魚吹八幡へ

暫く姑の家にいてから帰宅

初詣の楽しみは おみくじ引くこと お守り買って 破魔矢なども買って
出店のたこ焼き 揚げサツマイモ 一口カステラ 綿あめ 唐揚げ

今年はナポリタン焼きそばってケチャップ味のが売られてて 帰宅してからレンジで温めて食べました
主人にはイカ焼き
姑には綿あめなども


そして今日は屠蘇器に重箱など洗って片付けて

今日までは まだお煮しめ 酢の物 数の子の残り物のお正月おかずで

いっそ夜はお餅など焼いてごまかしてしまいましょうか(笑)
黄な粉餅もいいかな



「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」 (2010年 アメリカ映画)

2017-01-04 13:53:00 | 映画
プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社



その昔 ペルシャのシャラマン王(ロナルド・ピックアップ)は弟と力を合わせて国をまとめ 二人の王子もいたがー市場で一人の男の子に目を止める

盗みを見つけられ捕まった少年を助けにきた男の子は 少年を逃がしてから自分が囮となり捕えらえるまで 驚くべき身の軽さで縦横無尽に逃げ回った

王はその子供の勇気を愛でて 首を刎ねられるところを救い なんと自分の養子にして末の王子として育てた
少年の名前はダスタン 両親のいない孤児であった


それから15年 王位に就く望みを抱くタス王子(リチャード・コイル)は聖なる都アラムートが彼等の敵に武器を渡しているという報告を受ける

父のシャラマン王は他国との同盟もありアラムートの都を襲うことを禁じていたがー頼りにする叔父ニザム(ベン・キングスレー)に相談して タスは戦うと決める

ダスタン(イェイク・ギレンホール)が先陣をと希望するが タス王子は次の弟のガーシヴ王子(トビー・ケベル)に先陣を命じた

タス王子「ダスタン お前はまだ若い」

アラムートの王女タミーナ(ジェマ・アータートン)には絶世の美女であるとの噂があった
その噂を確かめるのが楽しみだともタス王子は言う


真正面から城壁突破では大勢の死者が出る

犠牲を少なくしたい考えのダスタンは奇襲を実行する
味方に城壁に弓矢を射させその矢に足をかけ登っていき 見張りを斃して塀から侵入の為に登れる綱をおろす

そして仕掛けを動かし 門を開けた

ペルシャ軍は一斉に開いた門へ移動 都へ侵入


タミーナ王女は一人の兵に大切な短刀と言づける

だが その兵はこともあろうにダスタンに遭遇 斃される

実はその短刀は使いようによっては世界も滅ぼすというシロモノ

昔 世界が荒れた時に神々は人間たちの身勝手に怒り 世界を砂で覆うとした
その時一人の少女が命を投げ出した

神々は時間を戻せる力持つ短刀と その短刀に力を与える砂の事を少女に教える

間違った人間が持つと世界が滅んでしまう短刀

アラムートを攻撃したのは その短刀を欲する人間の企み

アラムートの都を攻撃したことをシャラマン王は怒る
タス王子は自分の攻撃の正当性を示す為に武器が製造されている証拠を見つけ出すと言う

タス王子にはもう幾人も妻がいるのだがーアラムートの王女とも婚姻し平和にアラムートを統治すると話す

タス王子は父王の御機嫌取りには気が回らぬダスタンの為に 貢物を用意しておいたと話す
アラムートの祈祷の為の豪勢なマント

武器密造の証拠を見つけるのに多忙なタス王子は アラムートの王女タミーナの紹介をダスタンに頼む

ダスタンからのマントを喜んで着た王は幾人も妻がいるタス王子よりも ダスタンにタミーナを与えると話した直後 体に異変が起こり苦しんで死ぬ

マントに毒が塗られていたのだ
王殺しとして追われるダスタン
その騒ぎの中 ダスタンの親友のビス(リースリッチー)がダスタンを庇って死ぬ

アラムートの都を熟知したタミーナ王女の案内もあり逃亡に成功するダスタンだが タミーナはダスタンが持つ短刀を奪い返そうとしているのだった

そのタミーナ王女との戦いで 偶然短刀を使ったダスタンは その短刀の持つ力に気付く

なかなか本当のことは教えないタミーナ王女は ダスタンを出し抜き短刀を取り返すことばかりを考えていた

タミーナ王女の倒れたふりの演技に騙されて 殴られ倒れたダスタンは護衛付きの商人に起こされる

恐ろしい野盗がいると噂されている場所は その商人シーク・アマール(アルフレッド・モリーナ)が人を集めてダチョウ・レースなどの賭け事や女達を置いている場所だった
税金を払うのが嫌なシークが その場所にまつわる恐ろしい噂をつくって流したのだ

王殺しのダスタンには賞金がかけられていた
シークはダスタンと王女を捕えて賞金をもらおうと考えていた

騒ぎを起こして逃げ出すダスタンと王女

砂嵐の中などで少しずつ王女の明かす真実


王の葬儀に潜入してダスタンは王の弟のニザムに会い身の潔白を明かそうと考えていた


ダスタンに王にマントを贈るように言ったのはタス王子なので ダスタンは王位に就きたいタス王子が ダスタンを利用して父親を殺したと考えていたから

ダスタンが指定した場所にニザムは来るが ニザムは両手を火傷しており その火傷は王を助けようとマントを脱がせようとした時のものだと話す

ダスタンは覚えていた 王が倒れた時にニザムは そんなことはしなかったと

ニザムがダスタンを捕える為に潜ませておいた兵達がダスタンを攻撃してくる

逃げながらダスタンはニザムこそが王を殺した マントに毒を塗った人間だったと考える

王は子供の頃の昔話で 狩りに夢中になりライオンに襲われた時に 弟のニザムが助けてくれたーと嬉しそうに話していた

しかし 成長したニザムにとっては 兄を助けた為に自分が王になれなかった

だから短刀の力で過去に戻り 王となる兄を見殺しにしようと考えた

時間を戻せる短刀 その砂が持つ秘密の力

王女は短刀を誰も見つけられない場所に隠しにいくと言う

(ゲームから制作された映画とか ストーリーはあまりゲームとは関係ないようですが)

ところがニザムの命を受けた暗殺集団ハッサンシンによりその場所の人々は拷問されて殺されておりました

ダスタンの言うことを信じてくれたガーシヴ王子までがハッサンシンにより命を落とします

道中ハッサンシンに襲われてダスタンに救われた勇猛果敢な部族の出身でナイフ投げの達人のセッソ(スティーヴ・トゥーサン)は彼に恩義を感じるようになっていました
セッソに引きずられるように損得しか考えない商人のシーク・アマールもダスタンに同行してアラムートの都へ行くことに


タス王子に短刀の使い方を教えてから 短刀を自分に刺して死ぬダスタン
自分の言葉を信じてもらう為に

そこに現れたニザム

父の言葉を思い出すタス王子により ダスタンは生き返りました

ニザムの目的・・・・
短刀のみが欲しい

タス王子も殺されました


いよいよ邪悪な目的の為に短刀を使おうとするニザム

短刀を取り返す為にハッサンシンとやりあったセッソは深手を負いながらー外で待つダスタンへと塔から短刀を投げました

シーク・アマールも追手をひきつけ攪乱してくれます

秘密の通路からニザムの先回りをしようとする王女とダスタン

しかし どんどん崩れてきます

ハッサンシンの首領のゾルムと戦うダスタンを救おうとする王女

二人して奈落へ落ちそうになり 王女は自らダスタンの手を放し落ちていきます

この世を救う為に

ダスタンはニザムが突き立てた短刀を抜こうと争って 争って
全てが消えていく砂の中

遂に短刀を抜きました


短刀を使った者にだけ残る記憶

時を遡り・・・・・ダスタンが戻ったのはアラムートの都が陥落し 自分に向かってくるアラムートの兵を斃して 短刀を手に持った時でした

ダスタンはタス王子に訴えます
これは企み 不要な戦いであったのだと
王になりたい人間がスパイを使った


タス王子がダスタンを信じた時に話した王の言葉を使ってタス王子を説得するダスタン

スパイを調べようとタス王子

そうされては困るニザムが武器を持ち襲ってきます


事の起こりのニザムは死にました

タス王子は間違った攻撃をしてしまったことを王女に詫びます
そして真実と正義をもたらしたタスダンに平和の為に王女を妻にするように話すのです
ダスタンを真ん中に肩を組むタス王子とガーシヴ王子
ガーシヴ王子は ぐずぐずしていたら自分が(王女を)もらうと ダスタンをけしかけます

和気あいあいの三兄弟
奥手の弟を兄二人がからかう図です


短刀を贈り物として王女に返すダスタン


ー時間を超えて結ばれる者達は 古(いにしえ)よりこだまする神々の思し召しに導かれているー

なんて語りも入ります


ところで王女は これまでの様々を本当に覚えていないのでしょうか
ずうっと神々からの短刀を守ってきた王女

実は王女だけは「覚えている」そんな力があるのではー
と邪推などしてしまいます

幼い子供がいても家族で安心して観られる映画です
特に血なまぐさいとか 変にエロいいやらしい場面もありませんので

配給がウォルト・ディズニー・ピクチャーズであったとか