子供の頃 母親の男に犯され続け幼児ポルノの商品にされた少女は自分なりの正義を貫いて生きた
その背後には事件と死体
護ろうとしたものは ただ一つ
ある人とその幸福
恐ろしい少女の生き様は 護る それなりに力を尽くし護りきろうとした存在があったことで 救いと感動も呼ぶ
もし 彼女が生きていたら
こう言ったかもしれない
こういうふうにしか生きられなかったの
許せない存在(モノ)は この世から消し去る
何故それが いけない
勝ち続け強く存(あ)る
それこそ そんなふうに生きた・・・のだろうか
読了後 始まりの物語から 順を追って読み返したくなります
何か勢いと力を感じる作品です