御算用日記・四
あらたなお役目につく数之進と一角
厄介な役目の合間には あれこれ相談事を持ち込まれ 片付けながら
ところが欲深姉妹の数之進の姉二人が行方不明になり
いつも ほっとさせる終わり方をするシリーズです
御算用日記・三
美人の姉二人それぞれ良い所もあるのだが 衣装道楽 食い道楽
二人が作った借金返済に数之進は日夜頭を悩ませつつ 厄介なお役目についている
今回は良き殿様にかかる難 助けたく友の一角と 千両智恵をふりしぼる
不吉なことが起きる鶯の鳴き声の謎とは
御算用日記・二
姉達の着る物 食う物の積み重ねた借金およそ三百両
その為 命がけのお役目果たす 数之進
だが三番目の姉は食べ比べで 大の男に勝ち 評判をとり 弟子入り志願する子供まで出てくる
その子は弟妹の為にも金儲けをしたいのだった
数之進が知恵を出し 友人の一角が顧客を紹介して 障子を綺麗にする雪白屋は順調
根は優しい数之進の姉二人も 色々世話を焼く
しかしお役目の方は命を狙われ 事態も読み取れず 憧れた女性の想う相手にショックを受けたり
それでも見掛けにとらわれず 相手の真実の姿を見抜いた女性の幸福を祈るのだ
はたして数之進 借金を返し終る日がくるのでしょうか
御算用日記・一
着道楽 食道楽の二人の姉の為 背負った借金三百両
その為 秘密のお仕事を申しつかった 引き受けざるを得なかった数之進
美貌の一角なる友と 幕府に対しても 命を張る羽目に
さて いかが あいなりますことやら