夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

その名も "愛は花のように"

2012-12-13 19:11:38 | 日記
「お嬢様、来週のパーティーにお召しになるドレスが届きましたわ」





「ありがとう、チネッテ。あら、すてき…って、少し大胆過ぎやしないこと?
膝が丸見えになってしまうわ!」





「何をおっしゃいます。これ位お召しにならなくちゃ。
殿方の注目が集まるのは確実ですわ」

「チネッテったら…。はしたない事言わないでちょうだい」

「お嬢様、分かってらっしゃいますわね。
今度のパーティーは、いつものお義理のパーティーとは違いますのよ」

「何の話かしら?」

「まーこの期に及んでそんなことを。
明確な目的意識の元に、女性の方が高額の料金を払って参加する、
玉の輿お見合いパーティーじゃありませんか!」

「チネッテったら、そんな身も蓋もない…」

「お嬢様も覚えておいででしょう?
その昔、さとう珠緒が、玉の輿お見合いパーティーに潜入するという
企画番組で、 弁護士だの実業家だの医者だの、並み居るセレブ殿方を
撫で斬りにした場面を」

「お前、どこの国の話をしているの?」

「お勉強や仕事ばっかりしてきた殿方が、
わかりやす~い女らしさに弱いのは、どこの国も同じですわ」

「あのね…」

「この衣装、ぱっと見は素っ気ないと言えなくもないデザインですが、
ほ~らこの通り。実はラブリ~





こういうの、ツンデレとか申しましたっけ?」

「だから、どこの国の話をしているのよ!」

「あら、このジャンルはもう、世界共通認識のはずですわ。
とにかく、ゼーゼマン家の将来は、お嬢様の双脚…いえ双肩に
かかっているのですからね!
不屈の闘志をもって、しっかり闘ってらっしゃいまし!
ファイト!」


長々失礼しました。

今回のイメージは、サザンの「愛は花のように」から。




動画は見つかりませんでしたが、歌詞はこちら。



Amazonのページからなら、ちょびっとですが試聴できます。

さて、チネッテの野望は果たされるのか?
乞うご期待!
(続ける気か…)