My Funny Valentine

2009-02-15 | Music
晴れのちくもり。
遅い整理番号ながら、昨日とまったく同じ場所に着席出来た。
MANDALAの場合、他の観客の、身体を揺らしたり、頭を振ったりといったノリが目に入ると
それが気になって集中力が低下したり、イライラしたりしてしまうことがあるから
少しでも前方がいい。幸運だった。

オープニングのドブロをかき鳴らす「飲んだくれジョニー」から、2日目特有の「何か」を感じた。
「セントルイス・ブルース」「アメリカン・フットボール」「真夜中を突っ走れ」の後半~エンディングの
チャボさんと翠川さんの調和、掛け合いは凄かった。

リーディングの「カルピス」
今日はチャボさん自身がグラス音を鳴らしながら、朗読をしていた。
「サンタドレスのテラス」
日差しの当たる図書館、桜の光景が目の前にいっぱい広がった。
「太陽のあたる場所」そこに、昨日は感じ取れなかった深いメッセージを知った。
翠川さんの数少ない発言から、リハーサルが3日間、1日当たり約6時間あったことが明かされた。
「ガルシアの風」
天井に輝く星のような照明を見上げるチャボさんの瞳を見つめた。

アンコールにはなんと、早川さんが飛び入り!
「6時間なんて甘い。麗蘭の時は9時間だ」と早川さん(笑)
「デート・ソング」「Blues Is Alright」「Hungry Heart」に加わる。
ぶっつけらしく、「Blues Is Alright」では「どうやって終わろうか?」と演奏中のチャボさん(笑)
コードで指示を出す。
貴重なセッションを観ることが出来てよかった。
「今日来た奴、得したな~」とチャボさん。本当に!
「Hungry Heart」の途中、チャボさんが私を何秒か見た気がして、心臓が高鳴った。
私を見ていたけれども、身体を通り越して何処か遠くを見ていたような気がした。

今、感じたことを自分の言葉で、自分の文字で伝えたい。
私にとって、今日が本当の意味でのバレンタインデイとなった。



Monthly CHABO Vol.8
「太陽のあたる場所」
2009.2.15(SUN)@南青山MANDALA
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)翠川敬基(Cello)
Guest: 早川岳晴(B)
(整理番号59番)