【LOVE IN THE AFTERNOON】 1957/08公開 アメリカ 134分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:オードリー・ヘプバーン、ゲイリー・クーパー、モーリス・シュヴァリエ、ジョン・マッギーヴァー、ヴァン・ドード
私立探偵クロードの娘アリアーネは、父親のファイルから、アメリカの富豪フラナガンの資料を盗み読み、彼に恋をしてしまう。ある日、フラナガンに逢う機会を得たアリアーネは、恋愛に慣れたプレイガールのフリをして彼に近づくが...
「午前十時の映画祭」50週目、そして最終週ラストの作品、DVDで観ました。すでに終わってしまったお祭りなので2本まとめてupデス。
情事っていうから大人の恋愛ものかと思うと、少女とおじさまのオシャレなロマンスだったんですよねぇ。一体年齢差いくつ??。昔の作品の邦題はナイスと思ってましたが、コレいやらしくない??
こちらもオードリーの可愛らしさ美しさを堪能する作品ですね。『ローマの休日』よりも後なんだー。若返ってない??? パパの仕事を覗き見するところが可愛いし、フラナガンの女性遍歴に背伸びしてウソを言ってるトコがこれまた可愛すぎー。そこにフラナガンが嫉妬してるのがおかしい。プレイボーイが本気になってどうするよ(笑)。
でも探偵のパパが良いですね。娘のことをとても大事に思ってるんだけど、娘の恋愛に対してうるさいこと言わずに見守ってるトコは素敵。最後はどうするのかと思ったら最後まてやさしいパパでした。
フラナガン御用達の楽団が笑えた。いつでもどこでもどんな場所でもちゃんと演奏してるのが凄い。ボートの上だったり、サウナの中だったりして高価な楽器それでいいのかー(笑)。
よく流れる曲は映画を観たことなくても知ってる音楽。今でもCMとかで流れてますね。
ビリー・ワイルダー作品は面白いですね。テンポが良いしクスッと笑えるのがよろしい。『お熱いのがお好き』は最高に面白かったし『アパートの鍵貸します』も楽しかった。機会があったら他も観てみようと思います。
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2010年2月から始まった「午前十時の映画祭」も50本が終了しました。あっという間の1年ですね。結局1本も劇場で観ることができませんでしたが、48本全て見終りました。残念ながら2本は未VHS・未DVD化なので観ることはできませんでした。でも後追いで観きった達成感はあります。こういう企画がなかったら先延ばしになってたでしょう。二度と劇場で観られない作品もあるかと思われます。やはり時間がねー最初の頃は夕方6時頃も上映してくれたんだけどな。第2弾としてまた始まる映画祭、今度こそ劇場で観たいものです。
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