セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

種子島へ 3. 『子供たち』

2018-12-18 23:57:34 | 離島

種子島は鳥もゆっくり飛んでました。飛ぶ、というよりあらがわず風に乗ってる感じ。

今回の本番は、サイレント映画上映2回と子供たちの弁士体験ワークショップ。

島の民話を基に今回のために作られた『屁ひり嫁』という作品をみんなで練習し発表します。

「なんの役やりたい?」と聞くと、「オレ、嫁やりたい!」とか「オレ、姑がいい。」とか男子がためらいなく女役をやりたがってた。
医者とかお父さんとかもあったのにみんな自由でいい。


大人のくせに小学生にいじめられても傷つく性分ですが、ワークショップも上映会も、いじめられることもなくそこそこの人気を得て終了。

みんな自然で活気があって、普通で素直でなんかよかった。


1日が終わり打ち上げで師匠と中島みゆきの話に。一番すきなうたを聞くと、『タクシードライバー』と『蕎麦屋』と『誕生』と言った。

ぼくが一番すきなうたは、『肩に降る雨』と『蕎麦屋』と『誕生』。

かたく握手して夜は更けて行きました。

 

 

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種子島へ 2. 『流星群』

2018-12-18 20:18:51 | 離島
 
 
種子島に着いてまず最初の仕事は、役所への表敬訪問。

カラフルな乞食みたいな出で立ちで来島した自分を心底恨んだ。名刺を忘れたこともガッカリだ。くみっぺの後ろに隠れながらなんとかやり過ごす。
 
 (千座の岩屋。干潮時には歩いて洞窟に入れる)
 

その後、宿に向かう車の中から、大きな天使の梯子がふたつ見えた。雲の切れ間から太陽の光が地上に降り注ぐアレね。


「こりゃ、島に歓迎されてるね!」と一気にうれしくなり、それを眺める自分が乞食スタイルだということなどすっかり忘れた。
 
 


ちょうど我々が島に行った日は、ふたご座流星群が見える日で夕食後、宿のテラスでみんなで空を見上げた。

島は、町以外はほとんど街灯もなく、夜は真っ暗。
ひとつひとつの星が力強く光を放っている。
ほんの5分の間に流れ星が3つ見れた。
もっと見たかったけど3つ目に見た流れ星が2メートルくらい流れたのでそれで終わりにした。
 
(我々が泊まったペンション風のホテル『HOPE』。こんないいとこ泊まったん初めて。)

いつも本番前日は緊張して一睡もできないのに、この3日間はスヤスヤ眠れた。
なんか種子島が自分のいろんなところを緩めてくれたように思う。

(こんな素敵な部屋やのに、ぼくが入った途端散らかった。)
 
 
 
 
 
 
 
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種子島へ 1.『プロペラ機』

2018-12-18 19:29:21 | 離島

種子島は海の色も空の色も他のどことも違い、種子島だけのものでした。

 


今回は弁士のくみっぺに誘ってもらい、サイレント映画上映のため仕事で行きました。

 

まずは飛行機で鹿児島へ。
初めてのJAL。peachとは違う座席の広さとスッチーの自然な笑顔にまずは感動。
鹿児島空港で足湯をして、黒豚カツサンド食べて。

「こりゃもう慰安旅行やね。」と言い合い、早くも旅のクライマックス気分に。



種子島へは鹿児島からプロペラ機で40分。
プロペラ機も初めて!
ブワンブワンとプロペラの音を轟かせ、スッチーの声など全く聞こえません。いつもは真剣に聞く非常用設備の案内もよくわからないまま離陸。

客室乗務員はひとり。
「運転手さんと夫婦でやってんのかなあ?」と言うと、「そんなわけないと思う。」とくみっぺは言ってたけど、
途中でアメ配ってくれたり、ハガキくれたり、夫婦でいろいろ工夫しながらやってんじゃないかと今も疑ってます。

 

 

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帰宅

2018-12-18 01:01:11 | 離島

今帰ったぞ〜!

 

今回の旅は著名な落語家師匠とご一緒させていただきましたが、「失礼のないようにしよう。」と思えば思うほど失礼は続き、大阪に着いてからお詫びのメールを送ったところ大変あたたかなお返事をいただきました。

 

安心した!芋食って酒飲んで寝るわ〜。

 

写真は今回の旅で一番気に入った焼酎、『島乃泉』。2日目夜にご馳走いただき、翌日本番直前緊張している時に会場のキッチンに置いてあるのが目に入り、盗み飲みしそうになったお酒。ああ、おいしい。

 

旅日記は明日から書きまあす!

 

 

 

 

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ありがとう種子島

2018-12-17 15:49:19 | 離島

これから離陸です。

まだ種子島にいるのにもう種子島に行きたい。

さよならまたね。

 

 

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おはよう種子島

2018-12-17 06:31:08 | 離島

サイレント映画演奏のため、種子島にいます。

 

緊張した本番も終わり最終日。

島を思う存分に感じるため4時半に起きた!

いつもやったら寝る時間やわ。

 

島の時間は健康でゆるやかに流れています。

 

 

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湖の上で暮らす人々を訪ねて 5.

2018-04-01 21:06:17 | 離島
大阪の桜も満開を過ぎ葉桜へと向かいはじめた今日。

沖島の桜はこれから!




(2018年3月現在)

行かれる方はぜひご参考に。


沖島の帰り、『倶楽部・針恵』に寄りました。

みんな「スゴイスゴイ!」というのでどんなに素敵なスナックかと思っていたらバームクーヘン屋でした。



クラブ・ハリエ。ラ・コナール針恵。



一緒に誘った友達はこの旅をどう思ったのでしょう?

明らかに沖島よりクラブ・ハリエの方がテンション上がってた気がするけど。



でも旅はその時感じるものと、後から蘇ってくるものの両方がある。


向田邦子が『反芻旅行』と言っていて、何年も経ってから、行った場所のことを反芻するのもまた旅の醍醐味だと。



ぼくはときどき、あの静かな公園で吹いていた風をすでになつかしく思い出すことがあります。












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湖の上で暮らす人々を訪ねて 4.

2018-03-28 20:54:57 | 離島


沖島の桜は4月に入ってから咲きます。

我々はフライングしてしまいましたが、島にはたくさんの桜の木があって咲いたらそりゃもう美しいだろうと思った。



島の小学生は3人。島外から通っている生徒も数名いてるそう。



琵琶湖で取れた魚や海老の佃煮屋さんを発見。味見するとめちゃくちゃおいしい。

静かにていねいに生きる生活が感じられる。



島にただひとつの公園。

静かな島にあって、一際静けさが漂っていた。

その静けさは、ここが特別な場所であることを知らせるかのようで、

どこか異次元とつながっているようなとてもとても不思議な静けさで、

離れがたく、ずっとずっと座っていました。






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湖の上で暮らす人々を訪ねて 3.

2018-03-28 20:25:24 | 離島


沖島はとてもとても静かな島でした。

堀切港の案内板に、「集落ではお静かにおねがいします。夜中に漁に出るので昼間は寝ています。」と書いてあったので、静かに観光。



集落の道はとても狭く、自然とヒソヒソと話す。



島にはふたつの神社とふたつのお寺。

島の暮らしはやはり神様や仏様が近くにいるのだ。

山の手にはお墓もあって、この島で生まれ、この島で暮らした人の日々を想う。



こちらは厳島神社。



鳥居が重なって写せるよう簡単な桟橋が用意されてる。

湖の流れで橋がぐるぐる回ってるように見えて、目もぐるんぐるんに回った。







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湖の上で暮らす人々を訪ねて 2.

2018-03-27 19:18:18 | 離島


まあこんなこと旅ではよくあること。

それくらいでぼくは慌てません。


・・・慌てて他のバスをネットで調べ、

ひとつ前のバス停まで行くバスを見つけて乗車。

バスの一駅なんて歩いても余裕、余裕!ホホホ。



バスを降りる時、運転手さんに、

「堀切港まで歩いて何分くらいですか?」

と聞くと、

「1時間はかかるね。」

と。



この最後のひと区間だけ全く違う場所らしい。


ふ〜ん。


結局、近江八幡から乗っても同じくらいの料金払ってタクシーで行きました。




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