「３月定例会終了しました」

　２月２８日から開催されておりました花巻市議会３月定例会が本日終了致しました。

今回の定例会は、上田新市長になってから初めての議会でもあり、市民の皆様の注目を集めておりました。

時節柄、新年度の事業や予算も審議されることもあり、重要な定例会となりました。

特にも、新市長の施政方針が注目を集めたところでしたが、基本的な政治姿勢が示され

大きな期待感のもと、順調なスタートとなったところであります。

花巻市は、平成の合併から８年を経過し、その真価が問われる時期となって参りました。

合併したメリットを最大限に活かし、本来当市が持つ多様性と効率性を高めることが求められております。

市民の皆様が合併して本当に良かったと言えるまちづくりを進めなければなりません。

しかし、現状は特にも旧三町においては、合併して良かったという声はあまりなく、

今後の市政の大きな課題の一つと言わなければなりません。


(中心市街地の活性化も急務です)

恵まれた自然環境や多様な文化、優れた交通体系など、当市の財産は無限であります。

これらを効率的に活かしながら、市民の皆様が不公平感や不便を感じないように

均衡のとれた発展と利便性を確保していかなければならないと感じております。

今後の市政運営にとって重要な課題だと考えており、具体的な成果を上げなければなりません。


上田市長は今回の市長施政方針において、以下の４つの基本的な政治姿勢を掲げました。


１．積極的に花巻市のトップセールスを行い、全国で活躍している知人や友人のネットワークを

フルに活用し、自らが花巻の売り込みや企業誘致等のトップセールスを行う。

２．市議会と手を携えて市政のために働く。

市長と議会は市の両輪であり、市議会の意見を積極的に聞き、市政運営を進める。

また、市議会の検討に必要な情報を出来るだけ早く提供する。

３．市民に情報を提供し、市民の意見を聞く。

市民の建設的な意見を市政に反映させるため、市民の皆様への情報提供を積極的に行い

市政の決定過程の透明性を高める。

また、市政課題も率直に公開し、各種市民団体と意見交換を図り、良い意見は積極的に取り入れます。

４．市職員の能力を最大限に活かす。

市職員に権限と責任を持たせ、職員の情熱を引き出し、能力を大いに活かします。


としています。


これらの姿勢は、大変歓迎すべきことであり、花巻に新しい風を吹き込み

今後の市政運営に大いに期待するものであります。

私も、今回一般質問で市長の基本的な政治姿勢についてを中心に質問して参りましたが

上田東一後援会花巻中央支部長として、また一議員として今後もしっかり市長を支えて参りたいと存じます。

もとより是々非々の立場で今後の市政運営に対処して参る所存であります。

会期中、皆様にお寄せ頂きましたご協力に心より感謝申し上げますとともに、

今後益々のご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして、ご報告と致します。


照井