「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

市議会議員選挙

2022-07-25 15:22:13 | 日記

夏の熱い戦いが終わった…。

4年に一度の有権者の選択であり、花巻の未来を占う大切な選挙だ。

誰が勝った負けたより、選挙に対する住民意識の低下が気にかかる。

選挙中人口減少や中心市街地の活性化、花巻駅橋上化、新図書館問題などが

争点となったなったが、そもそも議会が抱える問題について言及する候補者は少なかった。

何の為の議員か、有権者の政治意識の低下は、議員構成(年齢、男女比等)、住民の政

参加、議員の職務、議会の機能強化等語られることはなかった。

限られた期間に出来ることは、そう多くはないが

殆ど政策も政治信条も、目指すべき都市像も示さないならば

何のための選挙であり、候補者なのか疑問になる。

残念ながら、単に名前の連呼では選びようがない。

当選されてからの活躍に期待するしかないが

有権者、立候補者双方に常に望ましい選挙のあり方を模索する前向きな姿勢は

持ち続けたいものだ。


安倍晋三氏狙撃

2022-07-09 18:15:06 | 日記

安倍元首相銃撃は衝撃的な事件だった。

民主主義国家において、今回の件は残念でならない。

警備の問題に課題や問題点もあったかも知れないが

許されない行為には最大級の批判を言わなければならない。

最近世の中、良い方向に向かっているのか疑問に思う。

自らの得を追い求めるばかりで、人としての徳を積むものが少なくなったように思う。

言いたい放題、やりたい放題、自分の主義主張ばかり罷り通り

人としての生き方が歪んできている…。

私達は、先人に恥じない生き方をしているだろうか。

77年前に祖国の平和の為に散った英霊に恥じない生き方をしているだろうか。

自らのことばかりでなく、相手を思いやる気持ちを持ちたいものだ。

昨今の様々な事件を見るにつけ、今一度日本人の心の在り方を考え直さなければならない時期に来ていると思う。


市議会議員選挙

2022-06-17 14:28:49 | 日記

今年は4年に一度の市議会議員選挙の年。

日程は7月17日告示、同24日投開票。

選挙1ヶ月前の時点で、現職18人、元職2人、新人11人の予定。

現職8人が勇退して、これまでになく激戦となりそうだ。

毎回有権者の投票に関して、人物主義ではなく、部落選挙の様相を呈しているが

真に地域の発展を考えるならば、やはり人物本位の選挙を実施したいものだ。

どんな思想の持ち主で、これまで何をしてきたか

何の為に立候補し、何をしようとしているのかを明確にし

自分なりのビジョンや政策を示してほしいものだ。

特に現職や元職は、前回までの公約の検証を行い

新人にはどんな夢を描くのか、有権者に訴えることがのぞまれる。


憲法記念日に寄せて

2022-05-04 11:19:47 | 日記

5月3日は憲法記念日だ。

最近にわかに憲法論議が始まっている。

本来憲法は、権力を縛り、国民の権利を守る大切なものだ。

しかし、時代の変化と共に、その在り方を再考することは必要かも知れない。

だが、やはり国の根幹を成すものだけに、十分な議論と理解の輪が必要だ。

よく政府は、国民の理解の上にと言っているが

もとより国会での熟議熟考のもと、何の為にどこをどのように改憲するのかを明確にしなければならない。

ウクライナ危機に便乗した安易な政策転換は危険である。

本来あるべき国家観のもと、新しい日本の姿を描いて欲しいものだ…。


地方議会の課題

2022-04-29 11:34:31 | 日記

今年7月に花巻市議会議員選挙が行われる。

この機会に、議会の課題について述べておきたい。

議会には本来、政策立案機能と行政監視機能という二つの役割か期待されている。

執行機関への質疑と課題追及については一般質問や委員会活動を通じて

積極的に行われているが、政策形成、立案については実にお粗末と言わなけれはならない。

質疑主義に陥るあまり、大切な熟議による政策提言が十分なされていない。

これでは、本来果たすべき議会の機能が発揮されているとは言い難い。

議員にはそれぞれ公約やビジョンがあり、会派にも理念や政策があるはずだ。

それらを元に、もっと積極的な議論をし、具体的な政策提言をしてもらいたい。

以前から、この点が非常に弱いと感じている。

単に議案審議だけでは役割を果たしているとは言い難い。

新しい議員には、本来持って議員としての使命を十分発揮して欲しいと思う。