チャン・ヤギョン 李氏朝鮮王朝の事件簿（2009年 全8話）142

全８話で各話完結。

『チャン・ヤギョン　李氏朝鮮王朝の事件簿』





李氏朝鮮王朝第22代王、正祖（イ・サン）の配下、チョン・ヤギョン

（パク・ジェジョンssi）は、清のカトリック神父に協力したという

誤解から激しい弾圧を受け、金井察訪に左遷されます。

そこで、次々と難事件が発生し、推理して解決していくお話。


韓国版シャーロック・ホームズか、ポアロか、コナンくんか・・・

ドラマが始まる時の音楽が軽快でやけに耳に残っています。


パク・ジェジョンssiは『君は僕の運命』で優柔不断な男性で

煮え切らない役だったので、印象が悪かったのですが、

今回はイメージUP。結構カッコよかったですよ。時代劇マジック。





茶母のソルラン（イ・ヨンウンさん）も活躍していました。

『チェオクの剣』の時もハ・ジウォンさんが茶母役でしたね。

役人さんたちにお茶を出すだけではなく、下働きや女性の検死の

担当だったりするから、重要な役割のお仕事ですよね。






実在したチョン・ヤギョンssiは・・・

1762年～1836年。李氏朝鮮王朝第22代王正祖（イ・サン）の

後期を支えた政治家で実学者（実際の生活に役立つ医学、農学、

建築学、商学などを学び教える者）。


英祖、正祖に寵愛され、多方面に実績を残すなど活躍した。

正祖没後は左遷されますが、生涯において500冊もの著作物を

遺したとも言われています。暗行御史として官吏の不正捜査に

あたっていた時期があり、「欽欽新書」という刑罰に関する

法律書も執筆したそうです。
今でも多くの韓国国民から敬愛を受ける人物のひとり。