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日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

コレ一本でジージの部屋をお掃除&ワックス~ミストデワックス~

2012年03月27日 17時40分15秒 | 仕事_製作編
今日は新商品ミストデワックスのカタログ製作のための写真撮影をしました。


向かった場所は、自宅から徒歩10分で到着するお爺ちゃんのいる老人介護施設です。

お爺ちゃんの個室をお掃除しました。

今日は、ワックスがけというよりはお掃除目的。

日頃から施設の係りの方がきれいにしてくれますが

介護関係はとにかく忙しいのでなかなか細かいところまでは難しいかと思います。

それに、やはり孫がお爺ちゃんの個室を掃除してくれると嬉しいようです。


▲ハードタイプのクッションフロアー(床)、ポータブルトイレ

トイレの汚れはひと吹きでスッキリ!

床の汚れも簡単におちました。


▲その他、収納家具、ベッド、手すりなどを掃除しました。


▲お父さんとおじいちゃんの話の間にはいって掃除しています。



娘は昨日保育園を卒園し、今日からはじめての春休み。

仕事をしている私の机に座り「暇~」と文句いっていたので

「結ちゃんもお父さんのお仕事手伝う?」

といい新商品のモデルになってくれました。

ジージとババーに褒められ、得意気です。




ミストデワックスはカンタンに汚れが落ち、とても喜ばれるので

娘にとっては、大好きなお爺ちゃんとお婆ちゃんとのコミュニケーション道具のようです。

孫にお掃除習慣をつけさせるなら、安心安全な「ミストデワックス)」オススメです。



新商品「ミストデワックス」の打ち合せにデザイナー荒木先生の奥様にも参加していただく。

2011年11月12日 23時43分50秒 | 仕事_製作編
蜜ロウワックスのパッケージを産んだ
デザイナー荒木敏雄先生は、実は私の学生時代の恩師でもあります。
学生時代から、荒木先生にはお世話になりっぱなしでした
また、18年前になるのだろうか?
主人と結婚する前に、荒木先生に会っていただき
先生のお宅に主人と遊びにいったこともあります。


私が図々しかったのもありますが、先生にはとても縁を感じ
小川耕太郎∞百合子社の事業をはじめてからは
小川社のカタログ、パッケージ、広告は
全てストリートスタジオ(荒木先生の事務所)さんに
制作していただいています。

▲このパッケージが出来上がるまでは、失礼ながら・・・・何回も先生にデザイン画を出していただきました。
 当時、親友は私の言動にハラハラしたそうです。小川社は倒産後に立ち上げた事業だったので、いつも切羽詰まっていたので
 ひとつの仕事を依頼するにも真剣勝負そのもので、つい失礼な言い方になってしまったんだと思います。(本当に反省しています。)
 先生のお陰様で、良いパッケージデザインができあがり、蜜ロウワックスというと、このワックス缶を連想する人が多く、我が社の顔となっています。
 



今回は私の要望で
ミストデワクスの打ち合わせは、先生のご自宅で出来ないでしょうか?とお願いしました。
商品化にあたり、どうしても奥さん(玲珠さん)のご意見を伺いたかったのです。
奥様も私の美術学校時代のOB(ASABI)でもあります。



先生の家はいつも大勢の人が集まり
いつも玲珠(奥様)さんが大勢の食事をつくってくれます。
私だけでなく、学生時代に荒木先生のお宅に伺い、お世話になった学生は大勢いるかと思います。
ASABIは、社会にでて即戦力となるデザイン技術を学ぶ学校だったので
目茶目茶!課題が多く、制作途中で壁にぶち当たると、荒木先生の自宅まで電話をし相談していました。
(学校が終わり課題制作をするので、先生宅に相談の電話するのも深夜近くになることもありました
今、考えると
4人の子育てをしながら、
デザイナーという多忙な仕事をされる先生をサポートし
そのうえ学生の相談にまでのってくれた先生を
よく支えてくれたな~と
頭が下がる想いでいっぱいです。
そんな方なら、きっと具体的な意見をいって下さるだろう。とお願いした次第です。
あれだけのお客様を度々もてなすのだから
よっぽど手際がいいんだろうと思います。
実際に、蜜ロウピカルンを使いながら、
先生のお宅を、お掃除兼ワックスがけをしながらの打ち合わせは
具体的なご提案を聞け、本当に良い打ち合わせになりました


正直いって、色々リサーチすればするほど
「ミストデワックス」は社会にでて・・・・厳しいマーケットの中で生きていけるだろうか?
と疑問に思ったことが何点かありました。
しかし玲珠さんのド肝を抜く発想に
「なるほど!!そういった展開もあるのか」
と驚くことばかり。
お陰で自信をもって、新商品を世に送り出す準備ができます。
パッケージ、カタログ、ホームページ 他
これから商品となるまで、仕事が山盛りですが頑張ります。



長時間に渡り、自宅での打ち合わせを
お受けしてくださり本当にありがとうございました。
また、打ち合わせ中に何度も娘が「帰りたいよ~」と愚図りましたが
玲珠さんがサポートしてくださり、本当に助かりました。



私は、先生の授業があったからこそ、
今の小川耕太郎∞百合子社の仕事に結びつき
奥様(玲珠さん)の支えがあったからこそ、
デザインの勉強が続けられたんだと思います。
私はデザイナーにはなれませんでしたが、
今の仕事に結びつき本当に良かったと思います。
改めて、恩師との出会いと恩師を支えるご家族との出会いに心より感謝しております。









製造業がグローバル化する中で、地域の製造業が生き残る。~小川耕太郎∞百合子社とは?~

2011年11月08日 15時07分17秒 | 仕事_製作編
製造業のグローバル化~新入社員の仕事が製造業
というブログをみたことありますか?
このブログ・・・・恐ろしいような、笑えるような・・・・・。
国際的な道徳の違いを教訓として伝えている、シニカルなたとえ話です。
そもそも「グローバル化」とカタカナ言葉を使い、かっこよく見せているのが、曲者です。
デザイナー、パテシェ、アシスタントディレクター
カタカナ言葉を使っている職業ほど、キツイというのが相場です


話がそれました。



昔はイッソプ寓話、日本昔話もかなりシニカルなお話だったそうです。
元々、子どもの時期に、何気なくお話を通じて、子ども達に世の中の厳しさを伝えてきたとか。
しかし現代の日本では、私達の子どもの頃からでしょうか?
日本昔話もイソップ寓話も、エグイ部分を編集し、優しい内容に変えて言い伝えてきたようです。
良かったのだろうか?悪かったのか?




最近ニュースをつけると、毎日ようにグローバル化、国際化など頻繁にでてくる言葉ですよね。
私どもの商品 蜜ロウワックスも何回か海外へ出荷したことがあります。
私達は過疎化している町で商いをしていますが
そんな私達にも注文がくるのだから、世の中が大きく変わってきているのだと思います。



結婚する前の話ですが・・・・・・。
父の囲碁仲間でフィンランド人の方が1ケ月ほど日本に遊びにきたことがあります。(奥さんは日本人です。)
「ヨーロッパは長い休みがあっていいですね」といったら
「確かに休みは多いけど、今の日本ほどお金をもらいながら(給料をもらいながら)、仕事を教えてもらえる国はないよ~。」
といわれたことがありました。当時の私には???本当の意味が理解出来ませんでした
父は小さい頃から私に
「自分から学ぶ姿勢が無ければ、仕事を覚えてもものにならない。」
「例えば、アルバイトでも、何でこのような商品陳列をするのか、考えながら手が動かさない人は、仕事とはいえない。」
そんな話をよくていました。もっとも当時の私には意味がわからなかったけど・・・・・
今になってようやくわかるような気がします。




小川耕太郎∞百合子社地域の人とパートナーシップを組み
商品化していますが
「ただつくるだけ」では売れないことが身に染みてわかります。
でも
「この商品をどうやって伝えていくのか、どういう人に売っていくのか」といった一般のマーケット案を元に考えたところで
大手にはかなわないません



だったら「マーケットをつくれば良いじゃない」というのが小川耕太郎∞百合子社なんだろうと思います。



蜜ロウワックスを作ったときも
「こんなの絶対売れない」といわれ続けました。

木もちeーデッキ
「日本は雨が多いんだから、腐りやすい木を外に使うなんて、今は木よりもっと良い新建材があるんだから」
「防腐効果の高い塗料を塗らないと」
「安い外材の方が人気があるよ~」
「クレーム多いよ。自然っぽいのは良いけど、面倒なのは嫌なんだからお客さんは」 他
と最ものことをいわれ続けました。
確かにその通りでした。
でもイコール売れないと限らないのです。
お陰様で、今では木もちeーデッキは蜜ロウワックスを抜く売り上げになりました。

確かに蜜ロウワックスも木もちeーデッキも自然素材はクレームは多い商品かと思います。
しかし発売して12年経ち、ようやく蜜ロウワックスのクレームが減り、今ではほとんどなくなりました。




考えることや、伝えることに手間に時間とお金もかけていく
小川耕太郎∞百合子社ののんびりした根気強いところが
かえって良かったのかな~と思います。
こんなに時間をかけていたら、誰も真似したくないのが本音かも(笑)




今日もせっせと自宅でもある[実験台の家]掃除機をかけながら、
11月10日打ち合わせする「蜜ロウピカルン(仮称)」の資料制作をどうしようか悩んでいます。
なかなか進まない資料作成・・・・・今晩が山場だ!やるしかない。
「色々考えるより、やるしかない」で「でたとこ勝負だ!」
山場を乗り越えるための、思考回路がコレだけ?
単細胞の自分に呆れながら、今夜もそんな自分に渇を入れています。





詳しくはコチラをご覧下さい。
小川耕太郎が考える「21世紀型山林循環経済活動の構想と実践」

つくる

再び、木材を扱い始めました。




お弁当レイアウト術 ~曇りのち雨~

2011年10月14日 19時35分45秒 | 仕事_製作編
何か生活変えないとな~と思いながら なかなか行動に移せなかったのですが

先週の木曜日から、木許先生の気功教室へ行っています。

初回なのに驚くほどリラックスしました。泳ぎが好きな方だったらわかるかな?

ずっと続けて泳いでいると、ふーっと力が抜けてまるで自分が水と一体化したように感じることってありますよね。

そんな感覚に似ていました。気功の凄さにビックリです。

偶然、教室に主人の妹の親戚がいらしており「ずっと続けると気の流れが良くなっていく感覚がわかるよ」と教えてくれました。

ちなみに木許先生は中健次郎先生のお弟子さんだそうです。

木許先生の教室は  第1、3週の木曜日は気功    第2、4はヨガ教室をされています。ここはチケット制なので、自分のペースで通えるのが嬉しいです。

子連れでも一緒にレッスンを受けられます。

ゆっくりでも自分の生活の中にそんな時間も入れていこうと思います。






さて、本題です。

今日の天気は曇りのち雨。

いつものように同じ時刻の同じ場所で写真を撮ると

弁当の影が薄くなっていました。どことなく色身も青っぽい



  
▲昨日の天気は曇り。でもこれだけ影が写ります。上の写真と比べると若干黄色が入っています。   ▲一昨日の天気は晴天。光が黄色い





自然光って面白いですね。たった3日間でこれだけ違うのですから。

蜜ロウワックス仕上げのブラインドも

もっと色々な天候で撮影すると面白いんだと思います。

よく「良い空間は、光 風 空気を感じる」

といいますが、まさに蜜ロウワックス仕上げのブラインドはそんな感じです。

そこが素直に表現できると、他メーカーの商品とも違いもわかるのかな?

 
小川耕太郎∞百合子社の発送作業場。蜜ロウワックス仕上げのブラインドを取り付けました。 ちなみに10月の光。どこか柔らかい。


▲7月。猛暑日に我家にブラインドを見にいらっしゃいました。照明の色もあるけどそれにしても赤々とした色です。

一般人の目では、そんなに光線の色って敏感感じないけど

なんとなく秋の日差しに変わっているんですね。

光ってかなり奥が深いです。




身体が柔軟になったら、光にも敏感に感じるかな?

いつの間にかそんな敏感な感覚を忘れてきていたんだろうな~。

気功 ヨガ ストレッチ なんでも良いけど、身体をほぐすことってとても大事だと思いました。

木許先生がおっしゃるように

身体が喜ぶ感覚に自分をもっていくと、体調も崩しにくくなるし、

感覚が敏感になっていくというのが、なんとなくわかるような気がしました。














お弁当レイアウト術 ~デジカメ編~

2011年10月13日 11時43分00秒 | 仕事_製作編
先日、カメラ屋のポイントがたまったので

形状が携帯のようなコンパクトデジカメと引き換えました。

これが意外に優れもの。

今までは、木を撮るとどうしても赤味が強くなり

画像処理に苦労していたのですが、このカメラは高感度なのか?自然光でもかなりキレイにとれます。

そして携帯のように小さくて持ち運び便利。10年前に購入した一眼レフよりもキレイに撮れます。(技術があれば一眼レフの方がキレイにとれるかも知れません)

ただし、暗めの写真は苦手なカメラかも。





今朝のお空は曇り。

曇りの日は、柔らかい色に写るので

鋸などを撮影するにはもってこいの天候です。




写真の基礎知識がない私は、一眼レフで撮影するときは、絞りやホワイトバランスなどの調整はほとんど感覚でやっていました。

カメラの機能をいまひとつ理解していないせいか、同じ商品を撮ってもかなりバラつきがあります。

そんな私にとっては、デジカメのオート機能ほど気楽なものはありません。

ただ・・・・気ままな自然光とお付き合いするには、光に敏感じゃないとなぁと思い

まずは光の感覚を身体で覚えよう!と考えました。

   
▲曇りに撮った弁当。 全体的に色身は白っぽく柔らかい。     ▲昨日、だいたい同じ時間にとってもホラ!光が黄色かかっています。


そして、編集ワークでは紙サイズにあたる お弁当容器
    
▲同じ内容の弁当でも、印象が変わります。







▲家族を送り出して、トイレで早速レイアウトの本を一ページ読んでみました。

今日は、雑誌エルデコのレイアウト+文字組みの頁を読みました。この雑誌は水平垂直を厳格にすることで 商品の曲線をキレイに魅せるレイアウトをしているとか。

なるほど!大雑把な性格+戦争のような朝の時間ではおかずの仕切りまで気がつきませんでした。

確かにおかずの仕切りが曲がっています(笑)

そっか!こんな細部に気をつかうのか




あとは。一分撮影という枠の中で

サッサっとカメラのレンズを水平にもっていけるように癖をつけたいと思います。


カメラを片手に朝ごはんをつくる私をみて

娘は不思議そうにみていました。




当たり前の話ですが、プロのカメラマンやスタイリストさんって、やっぱ違うな~と思いました。

小川耕太郎∞百合子社は小さな会社なので

プロに任せるのは難しいので・・・・・

こんな感じで、朝のウォーミングアップとして勉強することにしました。

とりあえず明日で3日目。

明日までは、お弁当レイアウト術でウォーミングアップをしようと思っています。一般に3日続けば→3週間→3ヶ月といいますが

(この勉強法は、障害物競走みたいで 自分には合っているように思えるのですが・・・・どうだろう?)

一般に3日続けば→3週間→3ヶ月続けば→3年続くといいますが・・・・・・

まぁボチボチ出来るときに。お弁当の次は何撮ろうかな?