Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

限界を超えるか。

2007-10-02 23:59:20 | 日々
今日は「バインライブの感想文を書き上げる前にスカパラのライブを観る」という、いちばんやっちゃいけないことをやってしまいました。うわああやばいライブは楽しかったんだけどどうしようこの状況、と頭を抱えた結果、とりあえず普通に日記を書いてみる。

そのスカパラライブでもらったグッズのチラシの片隅に、「New Album・・・2008年冬発売予定!」との表記があります。ええと、これはつまり年明け1、2月ごろリリース予定ってことで良いのでしょうか。今日のライブ中に谷中さんからも「このツアーをやりながらレコーディングもやります」との告知があったので、おそらくそうだとは思うのだけど。でも「2008年冬」とか言われると、普通なんとなく年末あたりを思い浮かべませんか。そしてもし年明けにアルバムが出たら、またその後におっさんたちはツアーをやるのだろか。なんだかいろんな点で常識はずれなような気がしますが、まあ何があってもついて行きますので。

ロキノンのサイトのほうの編集部日記によると、今度発売になるbridgeのバインの取材に関して「渋谷が撮影中に『木村拓哉かジョニー・デップな顔してよ』と言って困らせながらもがんばって応えてくれたVo田中の甘い表情!?は必見」とのこと。渋谷さんたら失礼だな、キムタクなんかより田中のほうがはるかに男前だろう。この調子だと今回のインタビューでも、これまで同様田中にやたら熱く語りかける渋谷さんの姿が垣間見えるのでしょうか。

そんなバインの新曲「超える」のPV初オンエアを、つい今しがたチェックしました。先日のライブでもお披露目されていましたが、派手さはない代わりにさりげなさが後々尾を引きそうな1曲です。とにかくメンバーの超アップ映像がインパクト大きすぎてもう。西川さんのどアップを見た瞬間「いやいくらなんでもさすがにそれは」(←何が)と思ったのはここだけの話。

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東京スカパラダイスオーケストラ@川口リリアメインホール

2007-10-02 23:35:10 | LIVE
気づけばおっさんたちのライブをまともなホールで観るのは、去年の大宮ソニック以来。つまりこの1年は、さいアリを除けば常にスタンディングで踊り倒してたわけですが。春ツアー序盤こそ最前ブロックでがんばっていたのに、Zeppあたりからなんとなく徐々に後方待機モードになっている自分がいて、夏フェスのときなんかすごい遠くで見てて。

なので、今回の川口リリアで2列目の席をゲットできたのは、「お前、ちょっと前に来て気合入れたほうがいいんじゃないか?」とおっさん衆に呼び出しを食らった、つまりそういうことじゃないかと。仕方ない、ここはおとなしく加藤先生にギターでとことんお説教されるとしましょう(←しょっぱなから痛い)

そんなわけで、死ぬ気で会社を脱出すると、Tシャツに着替えを済ませていざ会場へ。そしたら入口でいきなりMIさんとお会いできて、そのおかげで他のみなさんともお会いできました。グッズ売り場もひやかそうかと思ったけど、あまりに長蛇の列だったのであっさり断念。

で、開演間際にみなさんとお別れをすると、私は上手側2列目の通路沿いの席にスタンバイ。そこでやっとまともにステージの上に目をやって、譜面台がセッティングされていることに驚く。えええ、いきなり譜面台なの?これは・・・今日はいったい、どんなライブになるんだー!?

そうして待つことしばし、いよいよ開演。おっさん10人が次々にステージに登場、しかしなぜかホーンズは譜面台には座らずスタンバイ。おお、1曲目はいったい?

・・・そして聴こえてきたまさかのイントロに、思わずのけぞりそうに。えええ、この曲のタイトルって何だっけ・・・Skank In My Bones!ひゃああ私ライブで聴くの初めてだよ!びっくりしているヒマもなく、途中で曲のテンポが一気に上がり、そしてあっという間に終わってしまうこの曲に、いきなりものすごいカウンターパンチを食らった気分で。10人見てるヒマなんてもちろん無し。

そしてその後に間髪入れず聴こえてきたのは、あの大好きなドラムのリズム。ここでホーンズは譜面台に着席、だけどもGAMOさんだけはハンドマイクを握り、あのステキな声を張り上げる。火の玉ジャイヴ!うわああこの曲のGAMOさんを再び間近でお目にかかることができるだなんて光栄です。川上さんの間奏のスキャットも、いつも以上にイカしてたような気がします。この1曲だけで完全にスイッチが入りました。

その後のBlack Jack→Taboo Skaでもって、ひょっとして今回は、あのライジングのグリーンオアシスを彷彿とさせるライブになるんじゃないか、いやひょっとしたらそれよりすごいことになるのかも、と期待を煽られまくり。さらに4曲終わりの谷中さんMCでもって、「今日はいつもと違うスカパラを!」と超目の前で言われてしまっては、落ち着けというのが無理な話。

が、その「いつもと違うスカパラ」とはどうやら、私のようなへなちょこファンに渇を入れるような内容でもあることに気づくのはその直後。5曲め、なんだろ新曲かなあ。いや聴いたことあるような気もするようなそうでもないような・・・と思ったのは、実はバンパイアだったそうで。すみません、CD持ってるけど全然聴いてませんー。

で、この後にMANTECA→TIN TIN DIO。MANTECAのイントロは谷中さんセンターでしたっけ?ラストの大森さんソロは、やはり近くで見るとコネタが多くて見ごたえ抜群です。TIN TIN DIOでは、加藤さんのカッティングの手さばきと、エフェクターの踏みっぷりに見とれました。この曲、前からあんなにもギターの音が映えてましたっけ?地味ながら、今回のライブにおける加藤さんの見せ場の1つだったと思います。

しかしここまで7曲、ずーっと譜面台。さぞや加藤さんはじっとしてるのが辛いだろうなあ・・・と思ってみていたら、ここで大森さんのあのハモニカの音とともに、ついに譜面台撤去&マイクスタンドの登場です。加藤さんはもう、前に歩み出ながらうずうずしているのがよーくわかる(笑)。さあそれでは、存分にはじけていただきましょう!曲は「A Quick Drunkard」-!(←誰)

やっとのことで上手にやってきてくれた加藤さんは、もちろん笑顔。アノニマスのライブでも間近でゴキゲンな笑顔は見てたけど、やっぱり白黒スーツ姿のほうが好感度が抜群に高いです。久々にときめきまくっていたせいで、間近でギターを弾く手元を見た記憶がまるで無し。ああ、ギタリストびいき失格だ。

そのあとはなんだっけ、ナッティだったような。このへんでやっと欣ちゃんが見えるようになり(譜面台のときは北原さんの影に隠れていたのです)、その表情とあわせて欣ちゃんのリズムを満喫。久々に良いコンディションで欣ちゃんのリズムを堪能した気がしますが、やっぱり欣ちゃんのドラムは最高ですね。耳や体になじむとかそういう次元を超えて、肌にリズムが貼りついてくるかのよう。

WALK BETWEEN RAINDROPSはぶっちゃけ、そろそろ飽きました。この1年、絶対この曲はやっていますよねえ。暗夜行路はライジングで聴いたインパクトが強すぎたせいか、あんまり今回は印象に残らず。あと、新曲をやったのもこのへんでしたっけ?割と正統派なスカっぽくて、確かラスト近くでパーカスと鍵盤だけのところがあって、なんかとてもいい感じだぞと思った記憶あり。

今回の欣ちゃんボーカル曲は銀河と迷路でした。曲前のMCでは、あまりに気持ちが良すぎて曲の構成を忘れかけ、曲を終わらせるべきところをスルーしかけたと告白する欣ちゃん。そこをあせらず、さらっと言ってのけるのが欣ちゃんのすごいところだ。あと、ここで曲のイントロが始まったところで、後ろにあった黒地にラメ入りの幕がするすると上がって後ろのライトが登場して、その雰囲気がすごく良かったです。

ライブも折り返しを過ぎたあたりで、ステージには低めのマイクと、その横に椅子がそれぞれ1つ用意される。これはいったい?と思っていたらば、そこに現れたのはソプラノサックスを持ったGAMOさんと、ユーフォニウム(ですよね?)を抱えた北原さん。その2人とリズム隊でもって、なんだかとても優しい曲を披露してくださいまして。私はてっきりこれはカバーか新曲なんだろうと思っていたのですが・・・。まさか、JUSTAコンピ収録のSUN FISHという曲だっただなんて。これに至っては知らないどころか、CDすら持ってません私。ああ、おっさんたちにダメファンとして渇入れられまくりな気分。

終盤戦はルパンからスタート。やはり上手側でルパンと言えば、川上さんを堪能するに限ります。と言いつつも間奏での冷牟田さんのプレイにも見とれてしまいましたが。太陽にお願いの間奏ギターソロでは、さんざん念を送ったにも関わらず加藤さんは下手側の花道に行ってしまいました、あああ。そのあとは、アゲ曲でがーっとなだれ込むのかと思いきやライラック。その曲順と、相変わらず帽子とジャケットのインに着たTシャツが微妙すぎるNARGOさん、共に「なぜだなぜなんだ」と内心首をかしげておりました。ごめん、NARGOさん。

White Lightも、ぶっちゃけそろそろ飽きたと言えば飽きたのですが、例のイントロでのギターソロ始まりを間近で見るのは初めてだったので、その一部始終を素直に楽しみました。Come On!は盛り上がりましたねえ。確かこの曲のときだったと思うのですが、谷中さんがステージをぐるぐる回った挙句最後にセンターに位置取り、一瞬冷牟田さんと肩を組んで。その、いきなり肩を組まれた瞬間に冷牟田さんが明らかに笑いをこらえていた様子が、どうにもツボでした。

本編のラストは、タングズ。この時、間奏では加藤さんが上手側に来てくれたのですが、大好きな間奏終わりでの3回転+αのターンが今回は不発だったのは残念でした。この日の加藤さんについては、私も他の加藤ファンのみなさん同様、全般的に「まだまだそんなもんじゃないでしょう?」と思いましたよ。加藤ファン以外のひとからすれば充分に見えるでしょうが、でも加藤ファン的にはどこか物足りないんですよ!(←ほっといてください)

そんなわけで(どんなわけだ)、アンコール。ここでいきなり爆笑したのが北原さんのお姿ですよ。なんと、今回のツアーグッズであるどでかいトートバッグを肩に下げ、スキップしながらのお目見え。しかも、NARGOさんのピアニカが鳴り始めても、その状態のまんまでトロンボーンを構えるじゃありませんか。いくら物販番長と言っても、そこまでやるかー?!場内大爆笑。

しかし、それに負けないくらいインパクト大だったのが、恒例のNARGOさんのピアニカ遊び。今回はなんと、メリーさんの羊が最後には水戸黄門のテーマになるという、ものすごいコネタを披露してくださったものだから、お腹がよじれるほど笑ってしまいました。後ろでは大森さんが印籠を出すジェスチャーまでやってるし。ああもう最高。

ちなみに今回は、ひそかに憧れていた「スカミーで大森さんに指差してもらう」がついに実現。曲の2番の間、ずーっと大森さんだけガン見してた甲斐がありました。ありがとうございます大森さん。

そして谷中さんMC&メンバー紹介へ。今回、谷中さんのMCでインパクトあったのがなんといってもエリカ様ネタですよ。最初は「リリアホール」について語ってたのに、どうやら「リリア」から「エリカ」を思い出したらしく、唐突に「沢尻エリカすごいよね?」と言い出したものだから、みんな面食らいながらも大爆笑。しかもそのネタを延々引っぱり、最終的にエリカ様にツッコみたいのかフォローしたいのかよくわからなかった谷中さん。かなり意味不明でしたが、面白かったのでOKです。

メンバー紹介は、初日ということで全員しゃべりましたね。スーツが白ジャケだったのをいいことに、大森さんがグッズのタオルを使って永ちゃんのモノマネをしていたのが最高でした。あと、川上さんの毒の吐きっぷりと、北原さんのグッズの宣伝っぷりと、そんな北原さんに対する冷牟田さんのさりげないツッコミがインパクトありました。そういえば今回、沖さんを間近で見られたにも関わらず、個人的には沖さんが印象に残るシーンが少なかったような。いつもの華麗なステップも、今回はなりをひそめてた気がしますし。うーむ、ちょっと残念。

ラストはダウンビー。そして締めはGAMOさんの大ジャンプ。今日のGAMOさんはちょっと髪型も変わっててとてもカッコよかったので、そんなGAMOさんに締めていただけてうれしかったです。

そんな感じで。終わってみると、ひさびさに間近でおっさんたちを堪能できた充実感とか、初日らしく合間に見えたほんの少しのぎこちなさとか、セットリストがいつもと違ってよかったなあとか、でももうちょっと曲順が違ってもいいかもなあとか、ひとことで言い表せない感想が涌いてくるライブだった気がします。

しかし、何だかんだいってもいい形で初日に立ち会えたことは幸せなわけで。メンバーのみなさんも「またツアー」というスケジュールに懸念してたようですが、最後までいい状態でツアーが進んでいくことをお祈りしていますね。今回遠征は無理だけど、武道館で再会できる日を楽しみにしてますので。どうか良い旅をー!

コメント (3)
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