Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

東京スカパラダイスオーケストラ@代々木公園野外ステージ

2007-03-22 23:50:29 | LIVE
12時すぎに職場を脱出すると、まず着替え、次に腹ごしらえ。そして渋谷駅のコインロッカーに荷物を放り込むと、いざ代々木公園へ。13時50分ごろに野外ステージ前に到着すると、想像したよりも人出が少なくてやや拍子抜けしたものの、気持ちのよいお天気と空気にすっかりうかれたテンションになってしまい、思い切ってステージ前の柵の中に入ってみました。

フロントエリアの下手側後方に陣取り、開演を待つことしばし。周囲を見回すと、やはりいつものライブとは微妙に違う雰囲気だったのでどうしたもんかと思いつつも、結局定刻間際に上着を脱ぎ、Tシャツ&タオルといういつもの踊る気バリバリ姿でスタンバイ。

そして開演。ここから先、ライブのセットリストやらおっさん方の見た目やら飛び入りやらは、たぶんスペシャのオンエアで確認可能だと思うので(これを書いてる時点でまだ観てません)、印象に残ったことだけピックアップして書き出してみます。

・オープニングのあの3曲の流れは反則です。あれで火がつかないほうがおかしいですもの。どれもライブで腐るほど聴いてる曲ばかりなのに、ちょっと曲順が違うだけであんなにテンションあがるものか。ううむやはり曲順は奥深いですね、茂木番長。

・ナッティの2番サビ前で、下手に出てきた加藤さんが客を煽る前に「いくぜえ!」という感じでニヤリとした、その表情が昨日のベストショットでした。普段フェスとかの野外ライブでは前で観ようとすることってないし、後方で観るにしてもスカパラを観るのは夜だったり土埃の嵐の中だったりするので、今回「間近で、自然光の下で」各メンバーをちゃんと観られたことはとても新鮮でした。ああ、やっぱり今の髪型の加藤さんカッコよすぎるよう。がんばって柵の中に入ってよかった。

・音響はなんというか、他にない感じの聴こえ方でした。下手のスピーカー前にいたにも関わらず、普通じゃ考えられないくらい鍵盤がよく聴こえたかと思うと、ベースの音がやたらこもっていたりしてバランスが悪かったような。ただ、それだけじゃなく、たぶん昨日は演奏自体ところどころやや雑だったようにも感じたのですが。それでも、そんなことまで「野外フリーライブ」という雰囲気にマッチして、笑顔でスルーできちゃうのが楽しくて。

・花ふぶきをやってくれたのはうれしかったですねえ。あいにく桜は咲いていなかったけど、すっかり春気分になれました。あとルパンのイントロ前に、川上さんがオフマイクで「うおーい!」って誰かにツッコんでいた声がしっかり聞こえて、なんかそれがやたら面白かったです。

・タカシくんの飛び入りのときは、最初何が起きているのかよくわからなかったんですが、ステージ下手から見覚えのある赤毛男子が私服&リュック姿で現れた瞬間、脳内ネジが2・3本、いや7・8本くらいぶっとびました。スペシャルな存在のくせして普通にお客で来てるんじゃねえよ!(←暴言)

・と言いつつも、いざ再びのライラックが始まってしまうと、おそらく準備ゼロだったにも関わらず余裕であの伸びやかな声を響かせるタカシくんに、あらためて感動。そして、飛び入りの衝撃やら、この野外フリーライブというシチュエーションの幸福感やら、バタ犬再始動決定の感激やら、なんだかいろんな気持ちがごっちゃになって、なぜかちょっと泣いてしまいましたよ。ああもう、今年は何度タカシくんに泣かされることになるんだろか私。

・ラストのWhite Lightで、ちょうど私のいたすぐ脇あたりがモッシュ状態になって、しまいには約1名無謀なダイバーまで出現。あのシチュエーションはどう考えてもダイブすべきでないだろうと思うのですが、下になったひとたちは大丈夫だったんでしょうか。それが気になって、せっかくのWhite lightはいつもよりアガりきれずじまいでした。と言いつつもさんざん飛び跳ねていましたが。

・アンコール1曲めゴッドファーザーのあとのメンバー紹介が、なぜかまさかの大森さん始まり。こ、これはもしや、あの自分内伝説となっている「Answerツアー@ステラボールのメンバー紹介における加藤おとしいれ作戦」の再来だったりするんでしょうか?!もしそうだとしたら、きゃあああ!

・そんなわけで舞い上がるあまり、せっかく全メンバーの挨拶があったのも関わらずあまり各自の台詞が思い出せません。それでも、「自分たちが桜になっちゃいました!」とベタなコメントをかましてくれた川上さんと、いつも以上に高らかな声を野外に響かせていた北原さんと、「ツアーに来てね」とまさかの一言を発してくれた冷牟田さんについては、割と強烈に印象に残ってます。

・そして最後に注目の加藤さんなんですが、なぜか定位置じゃなくセンターマイクでしゃべり出し(笑)。そんで、なんかいいことを言ってたんですが、最後の締めの言葉の、それこそあと一言というところで微妙に噛んでしまい(爆笑)。えー、それで全部ぶっとんでしまいました。ああもう、私はこの人を好きすぎて、もはや何と言っていいかわかりません!(←馬鹿)

・そんなわけで、みんな笑顔になったところで、ラストのCome On!になだれ込みとなったのでした。いやもう、ほんとに笑顔が炸裂してたライブでしたね。メンバーもみんな超いい顔してましたし、私の隣のちっとも踊ってなかった男性も、ちょっと顔を覗き込むとびっくりするほどいい笑顔。そういや、ライブが始まる前に楽しそうに前方に突っ込んでいった、リクルートスーツ姿の男子2人組はどうしただろか。彼らもめいっぱいはじけて楽しめたならいいなあ。

ああ、やっぱり会社をズル早退してでも行く価値はありました。たった1時間ちょっとのライブで、ここまで骨抜きにされてしまうとは。本当に平日の昼間の出来事とは思えません。なんかもう、早く夏フェス行きたくてしかたないですよ。ああでもその前に春ツアーか。映画も公開されるし、CMも流れるんだよなあ。もうどれから楽しみにすればいいかわかんないよ!(←逆ギレ)

コメント (4)
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