新宿の虎

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将棋トッププロ棋士がコンピューターに敗北

2013年04月21日 | 日記
今日(2013年4月21日・日)は麻雀。先週は大勝したので、今日は引き締めて負けないように打ちたいです。負けてしまうと先週の大勝がかすんでしまうので、勝つと言うより負けないようにしたいところです。
麻雀は±0(いわゆるチャラ)で帰ることが有りますが、必ず勝負が決まるのが将棋。「持将棋」と言って相手の陣地にお互いの王が入っていって(入玉と言う)、引き分けることも有りますが基本的に指し直しで勝敗が決まります。
その将棋で大きな出来事が有りました。以下は産経新聞より転載しています。
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 現役プロ棋士が将棋ソフトに敗北した「第2回将棋電王戦」。コンピューターの“想定外”の強さに加え、主催の「ドワンゴ」がニコニコ動画で全局生中継したこともあって、シリーズは大きな話題を呼んだ。

 今回の盛り上がりを受け主催者側は先週末、早々と日本将棋連盟に第3回の開催を申し入れた。しかし、「これ以上、プロのイメージを汚さない方がいい」と反対の声も出るなか、連盟側は慎重に対応を協議したい構えだ。

 昨年1月の第1回電王戦では、引退棋士の米長邦雄永世棋聖(昨年12月死去)が「ボンクラーズ」に惜敗。三浦八段が「仇を取りたい」とリベンジを誓った今大会も、ソフト側の勝利に終わった。

 だが、ソフト開発者の究極の目的は最強棋士との対戦だ。「すでにソフトは名人を超えた」と自信をみせる開発者らに、連盟はどう答えるのか。

 現役最強棋士の一人、羽生善治棋聖(42)は「相手がソフトだと予想できない手を指してくるので、対戦するとすれば十分な準備・対策を立てて臨まないといけない」と慎重姿勢。森内俊之名人(42)も「自分が出ると影響が大き過ぎる」と、現時点では出場に否定的だ。平成19年に「ボナンザ」と対戦し、コンピューターの実力を熟知する渡辺明竜王(28)も、「もう一度対局するかどうか、自分の一存では決められない」と話す。

 次回開催を受けるか否か。結論は連盟理事会で協議することになるが、谷川浩司会長(50)は「反対意見があるのは承知しているが、トップ棋士との対決を見たいというファンの声も無視できない。前向きに協議したい」とジレンマに立たされている。果たして、理事会長考の結果、出される次の一手とは-。

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(以下は管理人の私見)
今回は若手プロからベテランプロまでの現役プロ棋士5人が、3月下旬から週末に一局ずつコンピューターと対戦していきました。
第三局は船江恒平五段で若手では結構勝っている(勝率7割近く)棋士ですが、コンピューターに逆転負けしてしまいました。勝率は6割以上で「強豪」と言われる一つの目安となっています。
第四局は塚田泰明九段。ピークは過ぎていますがタイトルを獲得したことがあるベテラン棋士です。負け将棋を粘り強く指して「持将棋」に持ちこみ引き分けに。
第五局は三浦弘行八段。順位戦、竜王戦ともに最上位の順位戦A級、竜王戦1組。タイトルを獲得したことも有り、A級を12期もつとめているトップ級の棋士と言えます。現役棋士は160人以上いますがA級棋士は10人だけですから、将棋に詳しくない方でもその地位はお分かりいただけると思います。
その三浦八段がコンピューターに負けてしまいました。トップ級の三浦八段が負けたことは衝撃が大きいです。

トータルで5局戦ってプロ棋士から見て1勝3敗1引き分けとなってしまいました。
6年前に渡辺竜王がコンピューターと対戦した当時とはコンピューター側の進歩が著しいので、今後対戦すれば最強の羽生三冠・渡辺竜王(三冠)と言っても、前回のように勝てるかどうかは分かりません。
羽生三冠・渡辺竜王(三冠)・森内名人の三人でコンピューターと三番勝負で対戦して欲しいですが、負けると影響が大き過ぎるので将棋連盟は認めないと思います。

対抗策で若手伸び盛りで将来有望なところはどうでしょうか。
タイトル挑戦経験又はタイトル獲得経験のある20代から豊島七段・広瀬七段・中村太地六段。
早見え早指しで力を発揮する糸谷六段、棋戦優勝経験のある菅井五段や永瀬五段あたりから5人を選んでみると個人的には面白いかと思います。
将棋連盟は次回開催の挑戦状を受けるのか興味深いところです。
コメント
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