TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

TANAKA式カットソーについて

吹上教室閉校後の講習は現在サクラメイトのみで行っています。代わりにYouTubeで簡単な小物作りやカットソー等、動画配信をさせて頂いています。 現在はまだ動画作りの練習段階ですが、来年にはカットソーの基礎から、きちんとした形で皆さんのお役にたてるような動画と、さらに交流も出来たらと思っています。宜しくお願い致します。

1メートルで作るベスト作り方総集編

2020年04月17日 | 初心者向けカットソー(ロックミシンソーイング)、製図、作り方

とうとう緊急事態宣言が全国に出されましたね。

3月の始め位まで

まさかこんな事態になろうとは

思ってもみませんでした。

 

インフルエンザと同じように

暖かくなったら治まるのでは?

そんな甘い予想も空しく

感染者の数は増えるばかり・・

 

私たちに出来る事は、

出来るだけ家にいることのみ。

でも、ただ閉じこもっているだけでは

ストレスが溜ります。

何か夢中になれることを

見つけられれば良いですね。

 

手作りの好きな方に数年前の記事ですが、

分かりやすいよう編集しなおして

もう一度UPさせて頂きます。

 

この作り方はロックミシンが必要ですが、

普通のミシンでも作ることは出来ます。

 

  ロックミシンをお持ちでない方は

    こちらをご覧下さい。→★

 

 

 

 1メートルで出来るベスト

     作り方 

 

 YouTubeに作り方動画をUPしました。

こちらをクリックしてご覧下さい。

ロックミシンなしでも出来るニットベスト作り方 - YouTube

 

 

 

   用尺・・・ W幅で50センチ、

       シングル幅で1メートル

      (LLサイズは+10センチ)

   

   デザインは、短い丈のベストで、

   袖はフレンチスリーブ、襟はボートネック、になっています。

 

   もし、チュニックにしたい場合は、身頃丈を延長してください。

 

   一応、サイズ別に書きましたが、好みもありますので、

      参考サイズと思って下さいね。

 

   またこの型紙は、カットソー用で縫い代が含まれています。

   初めての方でも出来る様、簡単にしてあります。

 

   これは初心者用にかなり単純化してあります。

    ご自分の体型にピッタリ合ったものをご希望の方は、

      この製図はしないで下さいね。    

 

 

    では、製図の仕方です。Lサイズは

      (MサイズとLLサイズは下にあります)

 

 

   衿ぐりが違うだけで、前身頃も後ろ身頃も同じです。(カットソーのみ)

     (赤い部分が前身頃衿ぐり、青は後ろ衿ぐりです。)

 

   型紙は、前身頃、後ろ身頃を別々に作ってもいいですが、

  このまま製図し衿ぐりに鋏を入れ、前身頃の裁断は下の様に折って使うと簡単です。

    (ただし、間違って前身頃を2枚作らないように注意してください。)

                   

    

 

   Mサイズの製図の仕方です。

   

 

 

  ◎ LLサイズ 製図 

 

   ピンぼけですみません。 分かるでしょうか?

    中心も(わ)が抜けてしまったようです。↑をご覧くださいね。

 

        また、前衿ぐり中心より20㎝下がったところから、左に29センチとります。

     (書き忘れてしまいました。

  

 

  

   裁断の仕方です。

   

     ニットの上に型紙を置きます。

    (文鎮が無い場合はまち針で止めても可) 

  

 

    ニットは柄を合わせます。

  

 

   カッターで裁断します。

   (鋏で裁断しても構いません)

  

 

   続いて前身頃の裁断ですが、

     後ろ身頃と柄が合うようにします。

   ←後ろ身頃  

 

 

 ◎作り方は

 

   裁断したものに伸び止めテープを貼ります。

 

   前肩、前後衿ぐりにストレッチテープを貼ります。

   前肩はテープを貼らずに、差動を使って縫っても構いませんが、

   このニットは薄く伸びやすいため、ストレッチテープを貼りました。  

 

 

    テープはアイロン(中温)で、アイロンの縁を利用して、

      テープだけに熱を加える様にします。

 

    アイロンは、擦ったり強く押し付けたりしない様にします。(重要です)

 

  

 

    クリップで肩と脇を止め、ロックミシンで縫い合わせます。

  

 

 

  クリップで止めたところ(肩、脇)をロックミシンで縫い合わせます。

   カーブ部分は、布を手でまっすぐにして縫うようにします。

 

 

   脇を縫った後、空縫いをして空環を5~6センチだし、

    そのまま続けて縫っていきます。

 

 

   縫い合わせた後、糸を切ります。右は縫い合わせたところです。

 

 

  襟ぐりに端かがりをし、

   7ミリほど折って普通のミシンでステッチをします。 

   折りすぎると綺麗に行きません。7ミリ程度にして下さい。

   

 

    裾はお好きな始末の仕方で構いませんが、

    今回はストレッチテープを貼って端かがりをし、

    テープ分を折って、ミシンでステッチを掛けました。

 

 

  袖口も端かがりをして、1センチ折り、

   普通のミシンでステッチで押えます。

   *、袖口に別布を付ける場合は

      始末をせずそのままにしておきます。

       (ブログ下方をご覧下さい)   

 

    これで出来上がりです

   

 

 

  さらに、袖口に別布を付ける場合は、

 

    

 

   袖口に別布を付けることにしました。

  付け方は、Tシャツの襟付けと同じようにします。

 

  このまま(初めの写真)で、仕上げてもいいのですが、

 

   まだ少しニットが残っているので、

    袖口に別布を付けることにしました。

      (付けなくても構いません。)

 

 

   型紙のサイズは、

      M,Lとも 長さ18センチ×高さ7㎝です。

       (LLサイズは、20センチ×8センチ) 

   左右の分で2枚裁断します。

 

 

 

 

   これで出来上がりですが、

   アレンジ次第でいろんな表情を出すことが出来ます。

 

 

    その一例です。

    (実際に作っていはいません。イメージです。)

 

    レースをあしらうと、どうなるでしょう?

  

  

 

   別布やボタンを付けてみると、

 

    ポケットを付けてもいいですね。

   

     飾りファスナーを付けてパイピングしたらこんな感じ?

     

 

     いかがでしょう?

    いろんなアレンジを楽しんで頂ければ嬉しいです。

 

     ありがとうございます。

応援ポチよろしくお願いいたします。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする