先月、マスクの作り方等をいくつかUpさせて頂きました。
ブログ友やFBF等、何人かの方がシェアして下さり、
その時は沢山の方が私のブログに訪問して下さいました。
当然ながら日ごとに見て下さる方も
少なくなる、と思いきや、
驚くことに、
日ごとに訪問者が増え続けて、
ここ数日は
一日平均で一千人以上もの方が
私の書いたマスクの作り方を見て下さっています。
「マスクの作り方」を、検索すると
動画を含め沢山の方々の作り方が紹介されています。
そんな中でも
これだけの方が私のブログを見て下さっている事に
マスク不足の深刻さを感じてしまいます。
これだけ多くの方が
マスクの手作りをしているにもかかわらず
それでも尚、不足しているのですね。
思い出したのは先日のマスク講習会でのことです。
参加して下さった若いママさん達が言うには、
「ミシンがないので作れなくて」
「小さい子供がいてミシンを出せないんです」
「ミシンの使い方が分からないので」
等、作りたくとも作れない方がいると言うことです。
そこで、
手縫いでの作り方をご紹介しようと思い立ちました。
慣れた方には簡単なことでも慣れない方は
何をどうして良いのかさえ
分からないのではと思います。
まずは、基本的な事からお話ししようと思います。
慣れた方は復習と思って
お付き合い頂ければ嬉しいです。
作り始める前に、針、についてです。
針にも色々あり、用途に応じて選ぶ必要があります。
洋裁で使用する針は、メリケン針、です。
慣れない方は太く長い針を使う傾向にありますが
太く長い針では針の通りが悪く、
上手く縫うことが出来ませんし、
生地を傷める事もあるので要注意です。
号数は数字が大きいほど細くなります。
私がお仕立てに使用していたのは
しつけは6号、まつり縫いは8号のメリケン針です。
手芸屋さんで購入することが出来ます。
| 商品サイズ:太さ 0.69mm・長さ 長針/37mm・短針/31.5mm
清原(KIYOHARA) |
次に糸、についてです。
ミシン糸で縫ってしまう方がいますが
ミシン糸は手縫いには向いていません。
詳しい事は長くなりますので書きませんが、
縫いにくく解れやすくなります。
手縫い糸に適した糸を使用しましょう。
絹糸を使用する場合は
糸をぴんとさせて指で弾くようにすると
糸がまっすぐになり縫いやすくなります。
絹糸は高価ですので他の縫い糸でも大丈夫です。
糸通しは、
糸の先を良く切れる鋏で斜めに切り
針に糸を通します。
その際,通りにくい場合は
針の向きを反対にして通してみて下さい。
(針には裏表があります)
余談ですが84歳になる生徒さんに
お教えしたところ
機械を使わずに針に糸を通す事が出来て大喜び。
とても自身をつけたようでした。
幾つになっても挑戦する大切さを教わった気がしました。
すみません。出かける時間になってしまいました。
続きは次回にさせて頂きます。
ありがとうございます。
応援ポチよろしくお願いいたします。